
ユヅルノオンガエシは、グランダム・ジャパン2歳シーズンのプリンセスカップでは1番人気に支持されたものの3着。その後もホッカイドウ競馬にとどまり、遠征した東京2歳優駿牝馬は7着だったが、強いメンバーを相手に揉まれた経験は生きるはず。今年初戦となるが、門別の本馬場で強めに追われたあと、坂路でも追い切られているので仕上がりにも問題ないだろう。
ミトノレオは、2月の梅桜賞での3着は、さすがに勝ったのがトーコーヴィーナスでは相手が悪かった。その後3歳1組特別で4着、2着と着順を上げ、新緑賞では接戦を制した。年明け後、確実に力をつけていて、ここは勝負気配の遠征と見る。
地元期待は、シーズン最初の重賞あやめ賞を制したグッドギアー。昨年11月以降で先着されたのは牡馬のスペクトルだけ。ただ交流戦は今回が初めてになるだけに、実力的には未知数。
クリールジェニーは、北海道所属として参戦した知床賞では2着と好走したが、岩手転入初戦のあやめ賞ではグッドギアーに差をつけられての3着。久々を叩かれ、転入2戦目での上昇に期待。
ホレミンサイヤは、水沢でのデビュー戦を大差圧勝。その後移籍した名古屋でも6戦4勝と好成績。ただ今回が重賞初挑戦で、このメンバーに入ってどこまで。
岩手では重賞で入着までだったラブディーバは、南関東で揉まれての成長があるかどうか。
◎4ユヅルノオンガエシ
○1ミトノレオ
▲3グッドギアー
△9クリールジェニー
△2ホレミンサイヤ
△11ラブディーバ
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今回のメンバーのうち8頭が出走していた18日のスプリングカップは、障害4番手のニュータカラコマが鮮やかに差し切ったが、障害のタイミングひとつで着順は大きく変わったようなレースだった。ゆえに、そのスプリングカップで人気になりながら障害で苦戦した馬を狙ってみる。
まずは最初に仕掛けたものの苦戦して4着だったフジダイビクトリー。昨シーズンは前半の重賞で結果を残したことで、後半は重量に苦しんだ。今シーズンの古馬戦線でも引き続き注目の1頭だ。
スプリングカップでは1番人気に支持されながら障害で完全に止まってしまったのがオイドン。オープンの牡馬が720キロという重量なら、引き続きこの馬の出番だ。
チャンピオンカップを9番人気で制したのがオレノココロ。さすがに、ばんえいダービー、銀河賞、天馬賞と、3歳以降の世代限定重賞を制してきただけのことはある。5歳とまだ若いが、古馬戦線本格参戦となる今季は期待の1頭となりそう。
ここまで上位3頭は、順番こそ違うものの、スプリングカップの1~3番人気馬を選んでみた。
ニュータカラコマは押し出される形で4番手。インフィニティーの近走は、むしろこの馬にとっては軽い重量のレースで好走している。コウシュハウンカイは半年ほど勝ち星から遠ざかっているとはいえ、2着はたびたびあって好調持続。キタノタイショウはばんえい記念激走の疲れが癒えているかどうか。
◎8フジダイビクトリー
○4オイドン
▲2オレノココロ
△10ニュータカラコマ
△3インフィニティー
△6コウシュハウンカイ
△7キタノタイショウ
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B級馬によるS2重賞だが、近走B級の重賞や特別で惨敗という馬が多く、また転入初戦か2戦目という馬も5頭いて、力比較が難しい一戦。
テッドの連勝に期待する。前走陽春賞は、好位から直線で抜け出し、ゴール前は流すような余裕があっての快勝。2走前、3走前は掲示板にも載れずの惨敗だったが、1800メートルという距離的なことがあったようだ。昨年6月以降、連対を外していないこの距離なら力を発揮できる。
陽春特別では2番人気に支持されながら6着だったのがクラウンアトラス。スタートであおって最後方からとなり、流れに乗れないまま、それでも直線では上位馬と同じような脚は使っているだけに、互角のスタートから好位を追走すれば好勝負も可能。
オーベルジーヌは、北海道→笠松→佐賀→笠松→船橋と転厩して、今回が2度目の佐賀転入初戦。前走の惨敗はともかく、4走前から2走前は、先日の大井・東京プリンセス賞に出走した馬たちと対戦して、差をつけられたとはいえ掲示板を確保と、それなりの走りは見せていた。3歳ながら、これがすでに25戦目というのは気になるところだが、この距離で先行力を生かせればチャンスはある。
南関東のC1級で苦戦していたシゲルラシンバンザは、転入初戦のこのクラスでどこまでやれるか。
2走前の春望賞で3着と見せ場のあったリリーも侮れない存在。
◎8テッド
○4クラウンアトラス
▲2オーベルジーヌ
△1シゲルラシンバンザ
△10リリー
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内回りコースが完成した門別競馬場。それにともない、昨年まで1200メートルで行われていた北斗盃が、その内回りコースの1600メートルになった。これまでは1200メートルの北斗盃で上位に入っても、2000メートルの北海優駿には出走しないという馬も少なくなかったが、2600メートルだった王冠賞も1800メートルになったことで、三冠を目指すという馬も増えるのではないだろうか。
オヤコダカが実績断然。ブリーダーズゴールドジュニアカップを制して、2歳のわりと早い時期に中距離以上への適性を示し、シーズン終了後もホッカイドウ競馬にとどまって兵庫ジュニアグランプリJpnIIでは2着と好走した。今回はそれ以来5カ月ぶりの実戦となるが、北海道2歳優駿JpnIIIでも5着と好走があり、8割程度の仕上がりでも勝負になるのではないか。
出走11頭中、休養明けではない馬が4頭。そのうちの1頭、シークロムは中央未勝利から一旦岩手に移籍しての初戦となったスプリングカップを勝利。岩手のこの世代ではロールボヌールに次ぐナンバー2的存在のスペクトルとの一騎打ちを制し、3着馬には大差がついた。本命にしたオヤコダカは10月のサンライズカップで惨敗があったように、何かそうした不安があるようなら、シークロムにとってはチャンスが広がる。
フジノサムライは、ブリーダーズゴールドジュニアカップで3着があり、岩手の南部駒賞でも2着スペクトルに4馬身差の3着。3歳になっての成長があれば上位争いに食い込んでくるかもしれない。
道営勢で上位を独占した水沢のプリンセスカップで2着があるパシコペンネッタは、初距離がどうか。
◎9オヤコダカ
◯7シークロム
▲5フジノサムライ
△10パシコペンネッタ
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グランダム・ジャパン3歳シーズンはここまで3戦を終え、ポイント争いで抜け出している馬はまだなく、11ポイントの佐賀・ユズチャン、10ポイントで地元名古屋のジュエルクイーン、9ポイントの兵庫・トーコーヴィーナスという有力馬がここで直接対決となった。
名古屋の梅桜賞を圧勝しているトーコーヴィーナスに期待する。自身、グランダム・ジャパンの初戦となったのが浦和に遠征しての桜花賞で、みずからペースをつくて直線はララベルとの一騎打ち。惜しくも半馬身差で2着だったものの、3着馬には4馬身差をつけていた。重賞3連勝となったララベルと互角の勝負をしたということなら、ここでは実力的に一枚抜けていると見る。さらに、ライバルとなりそうな有力2頭が外枠に入ったのに対し、おそらくハナを切るであろうこの馬が、3コーナーポケットからスタートする1600メートル戦で4番枠に入ったというのも断然有利だ。
若草賞では7着に敗れたユズチャンだが、初めての遠征に加え、スタート後に置かれてまったくレースにならなかった。地元に戻ってのル・プランタン賞では、あらためて力のあるところを示しており、一度経験している名古屋で巻き返すと見る。
その若草賞を制したのが、2歳シーズンの女王ジュエルクイーン。若草賞では最後にハナノパレードを3馬身突き放したが、4コーナー手前から直線を向くあたりでは相変わらず反応がズブい感じだった。若草賞以上に相手が強力になって、どんなレースを見せるか。
以上3頭の争いと見るが、どれかが崩れたときの3着争いに、目下4連勝中のアナザーデイ、スプリングカップを制して若草賞でジュエルクイーンの2着だったハナノパレード、梅桜賞でトーコーヴィーナスの2着だったブラックスキャットらが食い込めるかどうか。
◎4トーコーヴィーナス
○11ユズチャン
▲10ジュエルクイーン
△8アナザーデイ
△5ハナノパレード
△3ブラックスキャット
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