NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ユヅルノオンガエシは、グランダム・ジャパン2歳シーズンのプリンセスカップでは1番人気に支持されたものの3着。その後もホッカイドウ競馬にとどまり、遠征した東京2歳優駿牝馬は7着だったが、強いメンバーを相手に揉まれた経験は生きるはず。今年初戦となるが、門別の本馬場で強めに追われたあと、坂路でも追い切られているので仕上がりにも問題ないだろう。
ミトノレオは、2月の梅桜賞での3着は、さすがに勝ったのがトーコーヴィーナスでは相手が悪かった。その後3歳1組特別で4着、2着と着順を上げ、新緑賞では接戦を制した。年明け後、確実に力をつけていて、ここは勝負気配の遠征と見る。
地元期待は、シーズン最初の重賞あやめ賞を制したグッドギアー。昨年11月以降で先着されたのは牡馬のスペクトルだけ。ただ交流戦は今回が初めてになるだけに、実力的には未知数。
クリールジェニーは、北海道所属として参戦した知床賞では2着と好走したが、岩手転入初戦のあやめ賞ではグッドギアーに差をつけられての3着。久々を叩かれ、転入2戦目での上昇に期待。
ホレミンサイヤは、水沢でのデビュー戦を大差圧勝。その後移籍した名古屋でも6戦4勝と好成績。ただ今回が重賞初挑戦で、このメンバーに入ってどこまで。
岩手では重賞で入着までだったラブディーバは、南関東で揉まれての成長があるかどうか。
◎4ユヅルノオンガエシ
○1ミトノレオ
▲3グッドギアー
△9クリールジェニー
△2ホレミンサイヤ
△11ラブディーバ
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