
ちょっと寂しい7頭立ての3歳重賞。ここまで11戦10連対、正月には金杯を制しているスペクトルが断然。スプリングカップは2着に敗れたものの、3着馬には大差をつけた。勝ったシークロムはその後ホッカイドウ競馬に移籍して北斗盃で2着という実力。このメンバーなら実績的に抜けている。1800メートルは初めてだが、1600メートルで圧勝が何度かあるのでこなせるのではないか。
相手には中央未勝利から転入して2連勝中のシーキングザライト。前走は逃げて直線突き放し、2着に9馬身差をつける圧勝。不良馬場とはいえ水沢の1400メートルで1分28秒2は好タイム。あとは距離さえこなせればいきなりの重賞でも通用すると見る。
トーホクライデンはここまで1勝のみだが、10月以降3着以内を外しておらず、正月の金杯でもスペクトルに2馬身差の2着があった。逆転までは難しそうだが、シーキングザライトの実力がつかみきれないだけに、2着は狙える。
おそらく上記3頭の勝負で、以下は実力的に差がありそうだが、どれかが崩れたときの連下候補にマックスキュア。北海道時代はブロッサムカップで勝ち馬からコンマ8秒差があり、前走の岩手初勝利という勢いもある。
◎5スペクトル
◯7シーキングザライト
▲3トーホクライデン
△4マックスキュア
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A1・A2混合の1400メートルのS2重賞。出走10頭中7頭が前走で出走していた祖母山特別は、コスモウィローが逃げ切り、コパノエクスプレスは好位からゴール前で迫ったものの半馬身差まで。1番人気に支持されたドリームゴスぺルは、この距離のペースが合わなかったのか終始追い通しで見せ場をつくれず5着惨敗だった。
再度コスモウィローが楽に逃げさせてもらえるとは思えず、好位から脚を使えるコパノエクスプレスから狙ってみたい。1400メートル戦は1月の有明特別で7着があるが、勝ち馬からはコンマ5秒差。2000メートル前後の中距離戦よりもレースぶりが安定している。
ドリームゴスペルは、中央時代は芝の2000メートル以上で4勝。佐賀転入後も1800または2000メートルを使われ2連勝のあと、S1重賞のはがくれ大賞典で2着。勝ったのが兵庫のエーシンクリアーだから、地元同士では3連勝といってもいい内容だ。その実績なら、前走祖母山特別がいくら初めての1400メートル戦(中央でデビュー2戦目に一度だけ1200メートル戦に出走したことはあるが)とはいえ、能力の違いで勝負になると考えるのが普通で、それゆえの1番人気。ところが徐々に位置取りを下げ、勝ったコスモウィローからは2秒8も離された。そのレースぶりから、どうも距離だけの問題とは思えず、体調などに問題があったのだとすれば、ここであっさりがあっても驚けない。
祖母山特別を制したコスモウィローは、今回はマークされる立場になるであろうことから▲まで。
1400メートル戦に戻ってのエーシンバリントン、祖母山特別で前2頭からは離されたものの3着と好走したドリームゼウスらも上位争いに加わってきそう。
◎2コパノエクスプレス
◯8ドリームゴスペル
▲7コスモウィロー
△10エーシンバリントン
△1ドリームゼニス
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この距離でこそ力を発揮しそうという馬が何頭もいて面白いレースになりそう。昨年このレースを制したリワードレブロンが9番人気だったように、馬券的にも一筋縄ではいきそうもない。
5カ月ぶりの復帰戦になるが、ユーロビートの実績を評価する。昨年の東京記念では、2キロ差があったとはいえ、その後に浦和記念JpnIIを制してNARグランプリ年度代表馬となったサミットストーンをしりぞけての勝利。さすがに中央の準オープンで上位争いをしていた実力を思わせた。今回、たとえ八分程度の仕上がりでも、このメンバーならあっさりという場面があるかもしれない。レースがゆったり流れるこの距離は歓迎だ。
ノゾミダイヤは昨年の秋以降、重賞だけを見ても、東海地区で6戦4勝、2着3着各1回と崩れることがない。2000メートルを超える距離でどうかというところはあるが、まだ4歳なだけにさらなる成長も期待される。
ジャングルスマイルは、3年前にこのレースを制して、一昨年、そして昨年が2着。昨シーズンは結局重賞を勝てず、年齢的なことがあるのかどうか。とはいえ冬休み明けのA1特別を快勝しているだけに、人気がなければおもしろそう。
昨年の覇者がリワードレブロン。前走地元の二十四万石賞は差をつけられての3着だったが、昨年は同レース5着からの参戦だった。しかも昨年末には高知県知事賞を圧勝しており、侮れない存在。
岩手のモズは、一昨年の北上川大賞典を制し、昨年は2着。兵庫のブルースイショウはは、重賞勝ちこそないものの、3月の六甲盃では3着と好走。ともに長距離で力を発揮するタイプだけに、ここでもという可能性は考えておきたい。
◎2ユーロビート
○8ノゾミダイヤ
▲4ジャングルスマイル
△9リワードレブロン
△5モズ
△7ブルースイショウ
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転入初戦の馬も含めて全馬が少なくとも3カ月以上の休み明けとなる一戦。
中央のオープンから転入したグランプリブラッドは、昨年夏にエルムステークスGIIIで4着があり、今年1月にもダートのオープン特別で勝ち馬からコンマ5秒差の4着と好走していた。その実力なら、たとえ八分程度のデキでも勝ち負けになりそう。
対するは道営記念まで5連勝で昨シーズンを終えたウルトラカイザー。今回、道営記念以来4カ月半ぶりの実戦で仕上がりが気になるところだが、ホッカイドウ競馬の古馬戦線をけん引する存在として恥ずかしいレースはできない。
キタノイットウセイは、条件クラスを3連勝して重賞初挑戦となった道営記念が、ウルトラカイザーに半馬身まで迫っての2着。今シーズン、さらなる飛躍が期待される1頭。
道営記念4着のニシノファイター、同3着のコスモスイングらも上位争いにからんできそう。
◎11グランプリブラッド
○9ウルトラカイザー
▲3キタノイットウセイ
△4ニシノファイター
△6コスモスイング
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中央から転入後、断然の成績を残しているのがサクラシャイニー。地元同士のレースでは4戦全勝。兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでも3着に好走し、黒船賞JpnIIIこそ9着だったが、これは地元の期待を背負って果敢に逃げてのもの。引き続き地元馬同士なら負けられないところ。赤岡修次騎手は2010年の第1回でこのレースを制しており、それ以来5年ぶりの表彰台を狙う。
今回初めて中央の騎手も騎乗することになり、福永祐一騎手のバーチャルトラックが相手筆頭。年明け後は重賞のみを5戦し、名古屋大賞典JpnIII(9着)を別とすれば、地元重賞で4戦1勝2着3回。地元で先着されたのはサクラシャイニーとマウンテンダイヤだけ。ただそのマウンテンダイヤ相手には今回と同じ1600メートルのだるま夕日賞では勝っているだけに、ここでもチャンスは十分。表彰式で福永祐一騎手が父から表彰されるシーンもあるかもしれない。
マウンテンダイヤは今年になって重賞2勝。地元のトップクラスでも安定して上位に食い込んでおり、黒船賞JpnIIIでは地元馬最先着の7着。サクラシャイニーとの先行争いにも注目だ。
横山典弘騎手が鞍上となるワールドブルー、休み明けをひと叩きされたグランシュヴァリエらもデキ次第では勝負になりそう。
◎1サクラシャイニー
○2バーチャルトラック
▲3マウンテンダイヤ
△9ワールドブルー
△6グランシュヴァリエ
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