3日メインは"GRANDAME-JAPAN2024"2歳シーズン第4弾「第40回プリンセスカップ」(盛岡ダート1400m)。北海道5頭、地元岩手9頭のフルゲート14頭で行われるが、過去のデータからも北海道優位は動かないだろう。
ヴィルミーキスミーは4戦目から2連勝をマークし、牝馬重賞・フルールカップ5着から園田・プリンセスカップへ参戦。リオンダリーナが無敗4連勝で圧勝したが、2着ラブミールイスとはクビ差3着に惜敗した。現在、グランダム・ジャパンで獲得ポイントは7ポイント。仮に今回優勝すれば15ポイントが獲得でき、一気に2位へ浮上。岩手のプリンセスカップと園田・プリンセスカップは連動性が高く、最有力候補に疑いなし。
エイシンナデシコの母エーシンエムディーは中央芝1200m3勝。近親は黒船賞を制したエイシンヴァラー。デビュー戦2着から2戦目を快勝。続いて栄冠賞へ駒を進めて4着に善戦した。一戦置いてJRA札幌芝1500m・クローバー賞へ挑戦し7着に終わったが、地元に戻って2戦連続で2着。前走1着ハーフブルーは先日のJpnIII・エーデルワイス賞4着。ハイレベル戦だった。
スティールブライトの姉スティールグレースはフローラルカップ、リリーカップと重賞2連勝を飾り、JpnIII・エーデルワイス賞で1番人気(競走中止)に支持された強豪。デビュー2戦2着、2戦目1着後、重賞路線へ名乗り。リリーカップで4着を確保した。前々走1000万レース・ネクストスター門別10着だったが、前走0秒3差5着に反撃した。
リコーシュペルは初勝利まで6戦を要したが、目下3連勝中。前走は好メンバーがそろったウィナーズチャレンジでも鮮やかな逃げ切りを決めた。コパノリッキー産駒の大型牝馬。外枠11番枠がネックだが、持ち味のスピードをフルに生かして逃げ切りのシーンまで十分。
ハッピータレイアはデビュー2戦連続2着から3戦目を快勝。以降も抜群の堅実さを発揮して2勝2着2回3着3回とすべて3着以上にまとめている。前走も2番手追走から渋太く粘ってリコーシュペルの0秒2差3着。
ブルードプリュスは大井1200m・2歳新馬戦でタイム差なし2着後、転入。初戦を豪快なまくりで完勝した。3戦目は初の左回りが不安視されたが、3着確保。これでメドが立ち、前回勝利を飾った。メンバーは大幅に強化されたが、素質一級品。
◎⑩ヴィルミーキスミー
〇⑨エイシンナデシコ
▲⑥スティールブライト
△⑪リコーシュペル
△⑬ハッピータレイア
△⑧ブルードプリュス
<お奨めの1頭>
8R ブライティアブエナ
前走7着に大敗したが、1600mが長かった。古馬B2級2度目、1200m短縮で反撃必至