19日メインはC1級馬による「御所湖賞」(盛岡ダート1000m)。近2年は芝1000mで行われたが、今年は芝レースはダートへ変更して実施。この一戦もダート1000mで行われる。
シンキングスカイは南関東C2級から転入。初戦の盛岡1400m戦は逃げ一杯7着に終わり、以降は短距離路線へシフトして本領を発揮。4戦連続で連対を続けている。一度2着は相手が強く仕方なし。前後して3勝マークと好成績を収めている。
特に前々走の盛岡1000m戦は1秒差で逃げ切り圧勝。川崎900m3勝の実績がダテではなかったことを証明した。逃げタイプがそろってハイペース必至だが、控える競馬もできるのが強味。負担重量も56キロ据え置きなら、もう一丁いける。
ビービーグリッターは門別0勝、岩手1勝、南関東0勝から今年4月に再転入。3勝2着1回3着5回、着外は一度のみと抜群の安定感を誇っている。課題だった詰めの甘さも盛岡1000mで目下2連勝中で解消。2戦とも36秒台前半の脚を駆使し、強さが際立っている。
不安は内3番枠に入り、馬群をさばくのに手こずることだが、先行タイプがそろってハイペースは確実。自分のポジションをしっかりキープして直線一気につきぬける。
スカイルークは一昨年11月以降、一貫して1200mを使われてきた。今季は水沢850m2着1回が最高で、昨年8月以降は白星から遠ざかっているが、前走3着で良化の兆し。しかもB2からC1降格も見逃せず、盛岡1000m6勝2着3回。ベスト条件でエンジン全開といきたい。
アガットは2、3歳時2着6回。なかなか未勝利を脱出できなかったが、4走前・盛岡1000m戦で待望の初勝利をマーク。これできっかけをつかんで前回も快勝し、今回はB2からC1へ降格。同型が多く展開がカギだが、勢いに乗っている。
アルティジャナーレは中央ダート1400m3着、ダート1200m3着から転入。移籍2戦目を快勝した。今シーズン当初は精彩を欠いていたが、徐々に良化を見せて3走前から3、1、2着。復調した今なら1000m対応も問題ない。
ソルエストレーラは中央芝短距離で2着3回、南関東0勝から転入。当初4戦とも着外だったが、前回ハイタイムで圧勝。これで今後のメドが立った。
◎(4)シンキングスカイ
〇(3)ビービーグリッター
▲(11)スカイルーク
△(7)アガット
△(8)アルティジャナーレ
△(5)ソルエストレーラ
<お奨めの1頭>
6R ミツカネエリーズ
小倉ダート1000mで5着入線を果たし、中山ダート1200mで1分13秒1をマークすれば3歳C2はフリーパス