★重賞 北上川大賞典/エンパイアペガサスが大差で圧倒
12月3日に水沢競馬場で行われたダート2500mの重賞『北上川大賞典』は1番人気のエンパイアペガサスが、後続を寄せ付けず大差をつけての圧勝を飾りました。
2500mという距離ゆえにお互い探り合いのような展開になる事が多いこのレース。しかし今回のエンパイアペガサスは違いました。序盤こそ他馬の先行をやり過ごして3番手に控えていたもののレース中盤からは自らのペースでレースを動かし、最後はその勢いに乗ったまま後続を突き放して圧勝。その付けた差は2着チェリーピッカーに2.2秒。前走の絆カップでは1番人気に推されながらも5着に終わっていた同馬が、その雪辱を果たしたばかりか改めて強さを見せつける勝利でした。
12月10日は1日に重賞が2つ行われます。メインレースは日程変更でここに入った3歳重賞『ダービーグランプリ』。そしてもうひとつの重賞は2歳の『寒菊賞』。ここではダービーグランプリをメインに予想していきましょう。
■ダービーグランプリ(第11R)
本命は地元の雄(9)チャイヤプーンとしました。日程変更の影響で遠征馬の顔ぶれが変わりましたが、この馬の、地元重賞だけでなく南関・戸塚記念も制してきたという実績には変わりなし。これが地元戦だけの勝ち星なら評価に悩む所ですけども戸塚記念を制したという点で遠征勢と実績面互角。とすれば地元の利・コース経験の利で勝機を掴めると判断します。中間の状態にも日程変更の影響はほとんど無い様子。地元馬戴冠に王手。
対抗は兵庫の2頭のどちらを選ぶか・・・でしょう。自分は(7)クリノヒビキを採りました。現状距離に壁を感じるような戦績ですが岐阜金賞を勝っているのであれば問題はないはず。先行しつつの終いのひと伸びで負ける事が多いのもこの条件ならカバーできるのでは。なによりすんなり先行競馬ができる点は今の水沢の馬場傾向では有利になりそう。
(1)コーナスフロリダが三番手。追ってしぶといタイプで嵌まった時の破壊力は世代トップクラス。一方で最近はコーナーでもたつくシーンもしばしば目につきます。初コースでどれだけ自由に動けるかがカギ。
以下、まずはここに来て好調度アップの(2)エルノヴィオ。夏頃よりはずっと状態が良くなっている印象で、今ならダイヤモンドカップ2着の戦績を思い出しておきたいですね。(6)ムゲンノカノウセイは実戦でしぶといタイプ。全国区の一線級とは少し差があるかもしれませんが、掲示板争いあるいは馬券圏内の一角を崩す争いなら。
●11Rの買い目
馬単(9)→(7)、(9)→(1)、(9)→(2)、(9)→(6)
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■寒菊賞(第10R)
重賞勝ち馬が複数登場してなかなかの好メンバー対決になりました。本命は(3)ニューホープです。若駒賞は展開に恵まれた分もあったと思っていたのですが、前走、水沢マイルの認定戦で出遅れながら捲りきった走りが強烈でした。今週の馬場傾向だと極端に出遅れてしまうと苦しくなるかもしれないけれど、少々の不利なら跳ね返せると見ます。
対抗は(11)サンエイムサシでどうでしょうか。前走は枠順も展開も合わなかった。本来先行してしぶとい馬、ある程度流れに乗れたら前走のような事はないでしょうし、そうなればマイルも苦にしないはず。
(1)パンプキンズもここに来て力を付けています。まだいつでも必ず持ち味を発揮できるという段階ではないのかもしれませんが、前走くらい戦えれば上位争い可能。
(12)ヤマショウブラックは脚質から敢えてここまでの印にしてみました。しかし今週のマイルは差しが届く馬場になっており、むしろこの馬向きの状況かもしれません。12番枠だけが課題でしょう。(4)リュウノポップスも近走の内容通りに地力は感じさせており、展開によってはあるいはというシーンも想像しておきたい所です。
●10Rの買い目
馬単(3)=(11)、(3)=(1)、(3)=(12)、(3)→(4)
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★オッズパークLOTO 5重勝/12月10日(対象7R~11R)
7R/評価A: 6番 評価B: 1番 穴:8番、2番
8R/評価A: 2番 評価B: 9番 穴:6番、3番
9R/評価A: 5番、 7番 評価B: 2番 穴:10番
10R/評価A: 3番 評価B:11番、 1番 穴:12番、4番
11R/評価A: 9番 評価B: 7番、 1番