★重賞 岩手県知事杯OROカップ/北海道ハッピーグリンが優勝
9月23日に行われた芝の地方競馬全国交流『岩手県知事杯OROカップ』。注目馬が多数登場した一戦は、1番人気の北海道ハッピーグリンが優勝しました。
前走ではJRA札幌でのSTV賞を制している同馬の勢いはここでも止まらず、地元のエース格サンエイゴールドやガリバルディを全く寄せ付けない4馬身差の完勝。次戦に予定される富士ステークスへも弾みをつけました。
なお、同一馬の連続好走が多いこのレースですが、勝ったハッピーグリンはもちろん、鞍上の服部茂史騎手、管理する田中淳司調教師ともにOROカップ初制覇となっています。
連休3日目の月曜日、盛岡のメインはダート1800mの『東京カップけやき賞』です。岩手A級・JRA1000万下の条件交流戦となっており、JRAから6頭、岩手から6頭の12頭が戦います。
週末の金・土あたりに比較的しっかりとした雨が降って23日の日曜日のダートコースは重馬場で行われました。その日曜が好天だったおかげで月曜日は良馬場に回復していますが、恐らく若干影響が残った感じの良馬場で、時計も速めの決着が続きそうです。
さて本命は。ここは(11)キャベンディッシュでどうでしょうか。
ここは5月以来の休み明けになる同馬なのですが、その休養前は兵庫チャンピオンシップJpnIIで3着、そこに至るまでもダート路線で好走してきていました。このレースは定量戦になるため3歳馬だからといって斤量面の有利さはないとはいえ、逆に言えば重賞で好走したにもかかわらず余計なハンデがないのは有利という見方にもなるでしょう。その実績のみならず若い勢いも当然魅力になります。
課題を求めるとすれば経験が少ない左回りか。しかしそれも勢いで克服できるレベルと判断します。
相手は地元の(2)グランウブロ。強豪相手にも自分の形を崩さず健闘できる点は遠征馬との戦いで武器になるはず。前走にしても敗れた相手のケルヴィンサイドは2015年のこのレースの勝ち馬で、そこから0.1秒差2着というのは手掛かりになるでしょう。ひと叩きされた上積みも見込める所。
3番手も地元から(7)チェリーピッカーを。近走は着順の数字以上に好調さを感じさせる戦いが続いています。そしてこの馬の場合差しタイプだけに、自力でレースを作らされる展開よりは他馬の作ったレースに乗じるパターンの方が脚質に合っています。JRAの先行勢が作る流れが手頃であればそれだけ上位争いしやすくなるでしょう。
以下はまず(1)ハイブログ。1400m以上の経験が無くまずは距離に・・・ですが、最内枠から上手く主導権を握れたならかなり粘りを見せてきそう。(6)プリンスダムも前走のように流れに乗れたなら上位争いに。
●11Rの買い目
馬単(11)=(2)、(11)=(7)、(11)→(1)、(11)→(6)
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★オッズパークLOTO 5重勝/9月23日(対象8R~12R)
8R/評価A: 1番 評価B: 4番 穴:6番、8番
9R/評価A: 1番 評価B: 2番 穴:9番、5番
10R/評価A: 7番 評価B: 1番、 3番 穴:4番
11R/評価A:11番 評価B: 2番、 7番 穴:1番
12R/評価A:11番 評価B: 1番 穴:12番、5番