8月15日(火)、JpnIII「第22回クラスターカップ」(盛岡ダート1200m)の枠順が確定した。
△①ブルドッグボス
...②カミノマンボ
...③ガッサンプレイ
...④タッチデュール
...⑤スマートアレンジ
〇⑥ショコラブラン
...⑦イーグルカザン
...⑧ケイリンボス
◎⑨サイタスリーレッド
△⑩タイセイファントム
...⑪タイセイメテオ
...⑫アダムズアップル
▲⑬ラブバレット
△⑭キクノストーム
(*印は松尾予想です)
JRA4頭、地方5頭、岩手5頭のフルゲート14頭で争う。2年連続覇者ダノンレジェンドが引退種牡馬入り。ダート短距離界は群雄割拠の時代に入ったが、サイタスリーレッドが最も近い位置にいると見る。
ダート変更後、圧巻の4連勝。500万下からオープンまで突破できるのは滅多にいない。レースぶりも文句なし。馬群に包まれても怯まず、流れ遅ければ前でも競馬ができる器用さもある。まずはクラスターカップを制し、秋のグレード権利を獲得したいところ。
ショコラブランはかきつばた記念3着、北海道スプリントカップ2着。両レースとも勝ち馬から離されたが、地方ダート経験が強み。
地元期待はラブバレット。昨年はダノンレジェンド、ブルドッグボスに次ぐ3着だが、ダノンレジェンドの外をピッタリ追走し、見せ場十分。大外が若干気になるが、強力な逃げ馬が不在。先手を取る可能性も十分。いずれにせよ今年はラブバレットにもチャンスがありそうだ。
14日メインは「納涼特別」(A級一組 盛岡ダート1800m)。ユッコが帰郷戦を白星で飾る。
中央ダート1勝から転入3戦目の牝馬交流・ビューチフルドリーマーカップで2着に善戦。ジュエルクイーンに0秒1差まで肉薄。岩手の水が合い、秘めた素質が開花した。
今シーズンは時計のかかる水沢の馬場に手こずったが、3戦目から3連勝。根幹重賞・シアンモア記念を制し、初タイトルを獲得した。
2戦連続で北海道牝馬重賞へ挑戦して4、5着に終わったが、ノースクイーンカップはスローに落とされて不完全燃焼。そのうっ憤を地元で晴らす。
コスモジョイジョイの充実ぶりも目につく。今季2戦目から4連勝を飾り、重賞初挑戦・すずらん賞でもクビ差2着に惜敗。先頭に立ってトボけたところ、イーグルカザンの強襲に屈した。
ベストは盛岡1600mだが、1800mもひとまず守備範囲。仕掛けどころは大坪騎手が手の内に入れて抜かりなし。逆転首位まで。
ハイパーチャージはマーキュリーカップ9着から出走。揉まれるのを嫌うタイプでムラだが、外枠で全能力を発揮。今回の9番枠なら揉まれる心配がなく、転入初勝利を飾るか。
コミュニティの評価に迷うところだが、みちのく大賞典5着後は疲れを取るのに専念。完全にリフレッシュできたはず。盛岡は割り引きが必要だが、マイルではなく1800mなら大丈夫。
リトルキングは今季も堅実ぶり健在。前走も3着を確保し、平場ならいつでもマークが欠かせない。
ヒロノプリンスはせきれい賞6着。2400mがこたえた印象。芝ダート兼用のタイプで1800m短縮で巻き返しに転じる。
◎⑥ユッコ
〇④コスモジョイジョイ
▲⑨ハイパーチャージ
△⑦コミュニティ
△⑧リトルキング
△③ヒロノプリンス
<お奨めの1頭>
5R エアギベオン
転入初戦をアッサリ逃げ切り、笠松B級の地力を誇示。同じ1200mが舞台なら迷わず追いかける手