今週から舞台は水沢。木曜日、盛岡競馬場周辺に雪が降り、冬到来を実感させている。水沢にお越しの際は防寒対策をしっかりしていらして下さい。地元民の我々も万全の冬支度で水沢競馬に臨みます。
開催替わりは荒れることで定評。盛岡データを一度クリアーして馬券検討に入ってほしい。特に馬場状態は要チェック。中間の雨で軽い走路は間違いなさそうだが、先行有利か差し有利か。はたまた内が有利か外が有利か。当のジョッキーも手探り状態でレースに臨むのでいち早く傾向を掴みたいところ。参考までに今年の水沢競馬のデータを紹介します。
今シーズンの水沢競馬(4月5日~9月15日)
水沢1300m(全131R)
脚質別連対
逃げ=85回(32・3%)
先行=134回(51%)
差し=36回(13・7%)
追込み=8回(3%)
馬番連対率TOP3
①4番枠 131回出走16勝2着22回(連対率=29・0%)
②7番枠 126回出走16勝2着17回(連対率=26・2%)
③2番枠 129回出走21勝2着10回(連対率=24%)
水沢1400m(全166R)
脚質別連対
逃げ=87回(26・2%)
先行=143回(43・1%)
差し=88回(26・5%)
追込み=14回(4・2%)
馬番連対率TOP3
①1番枠 166回出走28勝2着28回(33・7%)
②6番枠 163回18勝2着17回(21・5%)
③8番枠 164回17勝2着18回(21・3%)
③4番枠 164回17勝2着18回(21・3%)
水沢1600m(全79R)
脚質別連対
逃げ=36回(22・8%)
先行=76回(46・8%)
差し=41回(25・9%)
追込み=7回(4・4%)
馬番連対率TOP3
①8番枠 75回出走8勝2着14回(29・3%)
②7番枠 78回出走15勝2着5回(25・6%)
③2番枠 78回出走9勝2着8回(21・8%)
③4番枠 78回出走9勝2着8回(21・8%)
水沢1800m(全15R)
脚質別連対
逃げ=8回(26・7%)
先行=13回(43・3%)
差し=9回(30・0%)
追込み=0回
馬番連対率TOP3
①4番枠 15回出走5勝2着4回(60%)
②7番枠 14回出走3勝2着3回(42・9%)
③2番枠 15回出走0勝2着4回(26・7%)
あくまでもデータだが、最高になれば幸いです。開催替わり初日(15日)メインはB2「ノベンバーカップ」(水沢1400m)。コース替わり、ハンデ、距離1400mなど考えるファクターが多くひと波乱の可能性も十分にある。
主軸にヒノモトイチバンを指名。南関東C1から転入し、2戦目の盛岡ダ1400mで鮮やかな直線一気を決めて圧勝。走破タイム1分24秒4はレコードに0秒8迫る好時計だった。
不安はコース替わり。小回り水沢対応が最大ネックだが、転入初戦の1800m戦で3番手キープから2着確保なら問題ないと見た。
リトルキングは中央未勝利からスタートして早くも7勝マーク。実戦を使われながら成長一途をたどり、3歳伝統の不来方賞でも5着に健闘した。
加えて水沢1400mは3戦3勝とパーフェクト成績。持ちタイムで若干見劣り、負担重量が1キロ増が不安点だが、今の勢いなら突破十分。
トーホクスマイルは相手なりに駆ける堅実さが身上。その半面、詰めの甘さが課題だが、今回はハイペース必至のメンバー構成。終いしっかりとした脚が脅威となる。
ファーストメジャーは自分の競馬に持ち込めないとモロい面があるが、1400mは望むところ。同型いても攻めあるのみ。
ラブチェリーは大外が痛かったが、芝1000m・もみじ賞を優勝し目下絶好調。うまく流れに乗りたい。
ヴェルシュナイダーは伸び悩み気味だが、前走は1200m戦で0秒6差4着。現状は短距離がベストかも。
◎(6)ヒノモトイチバン
○(10)リトルキング
▲(1)トーホクスマイル
△(3)ファーストメジャー
△(12)ラブチェリー
△(5)ヴェルシュナイダー
<お奨めの1頭>
7R キッズアベリア
転入初戦は勝った馬が強すぎた。前走をハイタイムで圧勝して弾みついたのは確実。1300mも守備範囲