松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
岩手競馬で久々に女性騎手が騎乗します。それもオーストラリアからの期間限定騎乗です。
オーストラリアから・・・といってもあちらで騎乗している日本人騎手の一人、太田陽子騎手の岩手での騎乗が正式に発表されました。太田騎手は1999年から豪州で騎乗し9月までの成績は通算1266戦87勝。10年以上にわたって騎乗しているベテランです。
豪州に行って騎手になる日本人はもはや珍しくなく、"逆輸入"される事も珍しくなくなりました。つい先日まで南関東で安部将之騎手が騎乗していましたし、そもそも岩手では菅原俊吏騎手が、豪州で騎乗後日本の騎手免許を取って・・・のパターン。
太田騎手は、そんな豪州の日本人騎手の中でも初期からがんばってきた方の一人です。経験は長いし騎乗経験がある競馬場も優に20場近い、まさにベテランといっていい経歴。あちらではやはり芝が主体でダート競馬はあまり経験がない・・・という事で、当初はダートに慣れる所から始まるのでしょうが、それでも岩手に面白い風を吹き込んでくれるのではないかと期待しています。
騎乗期間は10月5日から11月25日までの2ヶ月・開催24日間。太田騎手は既に水沢に来て調教にも乗り始めているとの事。楽しみですね。
●10Rの買い目
馬単(6)=(8)、(6)=(5)、(8)=(5)
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