松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
年末のグランプリ・桐花賞のファン投票が23日で終了。今年もたくさんのご応募をいただきありがとうございました。
私はネット分の投票を管理しているので応募されたデータにざっと目を通すのですが、「北は北海道から南は沖縄まで」という決まり文句そのままに全国から投票をいただきました。中には沿岸部の仮設住宅の住所から送られてきているものもあって、沿岸の皆さんにもお楽しみいただけているのかなと思う次第。他にも、旧雑誌テシオの時代から10年以上にわたって常連になってくださっている皆さんの名もちらほら見えて心強い限りです。
さて、気になる出走馬ですが、概ねトーホクキングとロッソコルサがトップを争うような感じですが、その他の馬はかなり混戦というか僅差という感じ。コアレスランナーやマイネヴィントあたりも上位に入ってくるとして、他は集計上位でも出走しない馬もちらほらいてどうなるか読み切れません。
今年の重賞戦線の結果からすると、既に重賞を勝っている馬がさらに桐花賞も制すれば、年度代表馬争いに大きなアピールポイントになるでしょう。勝って重賞初制覇になる馬にしても、一線級を根こそぎ倒してみせれば印象が大幅アップ間違いなし。一気に「最強馬」の座に就く事も夢ではありませんからね。
そして、今年も「桐花賞」「金杯」「トウケイニセイ記念」のシーズンラスト3重賞『クライマックス3』を盛り上げるイベントも行われる事になりました。
馬券だけでなくイベントでも、シーズンラストを迎える岩手競馬を最後までお楽しみください。