松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
今季最初の盛岡開催も今日でひとまず終わり、来週からは水沢に戻るわけですが・・・。しかしこの盛岡、荒れに荒れましたね・・・。
ちょっと数えてみました、この盛岡での3連単万馬券の数。5月19日から6月10日までの11日間で3連単万馬券が実に75本、うち配当が10万円を超えたのが16本。5月28日には100万馬券も出ています。
水沢開催ではどうだったかというと、開幕の4月7日から4月29日までの11日間で3連単万馬券が40本、10万を超えたのが10本でした。
ちなみに昨年同時期の盛岡開催ではどうだったか?という事で同じように5月14日から6月5日までの11日間を見た所、それぞれ46本・7本という結果でした。
昨年の盛岡では1日平均の3連単万馬券数が4.18本。今年春の水沢では3.63本。それがこの盛岡では6.81本。「荒れまくった」と感じてしまうのもむべなるかな・・・という数字です。
何が難しいかというと、前走の結果がほとんどと言っていいほどアテにならないんですよね。先行有利な状態がずっと続いたせいで、上手く先行できた馬がするするっと勝ったり粘り込んだりしてしまう。それが人気・人気薄に全く関係ない。強い勝ち方をした馬が次戦でコロッと大敗したり、その逆のパターンが頻繁に出てきてしまう。
予想する側とすればいい訳じみた話で申し訳ないのですが、レース数が増えても信頼できるデータが増えてこないというのはホント、予想が難しいです。
これ、また次の水沢の序盤は荒れるんじゃないかな・・・、盛岡に帰ってくる7月はまた同様の事が・・・と思うと気が重いですな・・・。