松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
4月30日、船橋競馬第5レースで山本聡紀騎手が見事初騎乗初勝利を達成しました。
この山本聡紀騎手は、岩手で活躍する山本政聡・山本聡哉の兄弟騎手の弟にあたり、つまり"山本兄弟"は3人が騎手として戦っているわけですね。(右写真は1月・川崎で行われた佐々木竹見カップの際の村上忍騎手と候補生時代の山本聡紀騎手)
初騎乗初勝利に加えて5月3日には早速の2勝目を挙げた弟騎手の活躍ぶりに、「"1個勝っても安心しないで早く両目開けられるようがんばれよ"なんて言ってやろうと思ってたのに、これじゃあ兄の貫禄が形無しですね」とぼやく山本政聡騎手。そんな山本政聡騎手は初勝利まで25戦、山本聡哉騎手は20戦かかりましたが、それでも別に遅い方ではないし、まあそんなにぼやく事はないですな。
こうなればやはり"三兄弟そろい踏み"もしくは"三兄弟対決"を見てみたいですよね。重賞で遠征、ってのは新人騎手にはなかなか機会が無いでしょうから、昨年やった東北騎手招待みたいなイベントで呼ぶ事ができればいいのかな。それとも岩手の2人が出向くか。兄騎手たちも弟と同じレースで戦ってみたいようなので、関係者の皆さん、ぜひ前向きにご検討をお願いします。