5月5日夕方に掲載予定の勝ちそーチャンネル・テシオ情報局『テシオ特集』をご覧になってほしい。この日の特集は菅原俊吏騎手のインタビュー。オーストラリアでジョッキー生活に入った経緯、騎乗スタイル、競馬に対する姿勢などのいろいろな話を聞くことができた。
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話は変わるが、今年は転入馬の活躍が目につく。5日メイン「駒形賞」(水沢1800m)にもマイネルオークベイ、ヴァンエボンがエントリー。両馬とも首位の資格十分にあり、レースを重厚なモノにしてくれた。
もう1頭、カギを握るのがシャインリーオウ。昨シーズンは調子を崩した時期もあったが、無理をしなかったのが奏功。11月から破竹の進撃を開始。前走を含めて目下6連勝中と成長一途をたどっている。
500キロを超す大型馬でいかにもパワータイプ。オープンのトップクラスに入ってもまったく遜色のない好馬体を誇り、魅力にあふれるホープだ。今回は未知の1800m、メンバー大幅強化などクリアーしなければ課題がそろったが、仮に突破できるようなら将来も間違いなく約束された。この挑戦は非常に楽しみだ。
本命をリュウノケンシロウ、マイネルオークベイのどちらにするか迷ったが、結論はリュウノケンシロウ。今季2戦は大器トーホクキングが相手で2、3着も仕方なし。目の上のたんこぶが不在なら首位は譲れない。
特に岩手日報杯2着はともかく、前走・新緑賞はダイメイジュエリーに出鼻を叩かれただけはなく、「1400mの忙しい競馬も合わなかった」と鞍上・菅原俊吏騎手。今回は水沢1800mの絶好枠1枠を引き当てた上、競りかける馬が不在。マイペースの逃げが打て、そのまま押し切る可能性が大きい。
逆転筆頭はマイネルオークベイ。中央1000万下から転入し、初戦は窮屈な競馬を強いられながらタイム差なし2着。続く前走はそのうっ憤を晴らすかのように、5馬身差で圧勝。非常に強いレース内容だった。
あのレースを見る限り、1800mがベストの条件。自慢のロングスパートを決め、主役の座に躍り出るか。
シュクモモコも単圏内に位置する。リュウノケンシロウとのタイム差は岩手日報杯、新緑賞とも0秒1差。道中の位置取りの差と仕掛けどころでもたつくので遅れを取っているが、実力的にはまったく遜色なし。
リュウノケンシロウ、マイネルオークベイとも距離OKだが、最も歓迎するのがシュクモモコ。目立たないが、同馬の成長力もなかなか。1800mもあれば一気突き抜けるシーンまで考えておかなければならない。
ヴァンエボンは中央ダート中距離で2着2回3着2回。南関東移籍後も勝ち切れないレースが続いたが、岩手初戦で待望の初勝利をマーク。道中で折り合いをつけるのに阿部騎手が苦労した面もあったが、勝ち星が何よりも妙薬。これで弾みがついてひと皮むけるか楽しみ。あとはゆったりした流れなら反撃可能ケイジーウィザードも押さえが必要だ。
◎(1)リュウノケンシロウ
○(2)マイネルオークベイ
▲(3)シュクモモコ
△(4)シャインリーオウ
△(7)ヴァンエボン
△(9)ケイジーウィザード
3連単は1、2の1、2着折り返しから2着3、4。3着7、9のフォーメーション24点
馬複は 1-2、1-3、1-4、1-7
<お奨めの1頭>
7R ドリームシャドウ
さすが中央2勝の実力。道中はほぼ馬なりで圧勝を決め、C2では能力の違いが歴然