松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
5月から連続で行われてきたOROパーク盛岡競馬場での開催もいよいよ残すところ1週・3日、この月曜日を含めても4日となりました。
震災の影響によるものとはいえ、ここまで長い間、一つの場だけでの開催となったのは、近年の岩手競馬では無かった事です。
また、OROの開催が12月に食い込むのも初めてなんですよね。シーズン序盤の4月の開催は実績がありますが、後半の方は長くても11月いっぱいまで。12月まで盛岡というのも希な事でした。
12月10日から水沢競馬場での開催になるわけですが、先日訊ねた時にはスタンドに設置された足場があらかた無くなり、割れていた3階や4階のガラス類の修理も終わっていました。内部の方も今週末から業務エリアが使えるようになるそうで、ようやく「水沢で競馬ができる」という実感が湧いてきますね。
ただ、当初はスタンド棟もテレトラック棟もお客様エリアは3階まで、スタンド4階は業務用エリア部分を一部使用(実況席とか裁決室とか、ゴールカメラとかありますから)のみ。テレトラックは4階は使わず、3階の一部を改装して個室を準備する形でオープンするそうです。スタンド指定席も4階ではなく3階が復活する模様。まだしばらくは制約が残りそうですね。
それでも、水沢での実戦は今年の1月以来ほとんど1年ぶりですからね。非常に楽しみです。