25日(日)メイン10レースはC1級「田沢湖賞」(水沢1600m)。予想に入る前に水沢1600mの昨年データを紹介してみたい。
09年度 水沢1600m全レース連対枠
1番枠=57回
2番枠=58回
3番枠=53回
4番枠=46回
5番枠=37回
6番枠=44回
7番枠=41回
8番枠=49回
9番枠=33回
10番枠=28回
11番枠=3回
12番枠=1回
*水沢1600mのフルゲートは12頭立てだが、重賞特別以外は最大10頭。そのため11、12番枠の連対率は極端に低いが、それにしても1番枠から3番枠に集中している。
差しタイプはともかく、先行馬が外枠に入ったら割り引きが必要だ。あと意外に多いのが、なぜか8番枠。
続いてC1クラス限定の水沢1600m(09年度)
1番枠=15回
2番枠=16回
3番枠=16回
4番枠=5回
5番枠=7回
6番枠=17回
7番枠=13回
8番枠=15回
9番枠=8回
10番枠=10回
今度はC1級戦における水沢1600mのデータ。全クラスの水沢1600mデータと同様、高連対率を誇るのは1~3番枠。ところが4、5番枠は極端に連対率が低く、なぜか鬼門となっている。
以上のデータを紹介して(5)ハッピートーク◎は気が引けるが、あえて主軸に推す。昨年終盤、2戦連続で3着に終わって頭打ちか―の印象を与えたが、冬休み明け後、アッサリ連勝。
2戦とも非常に強いレース内容で、前々走は4角先頭からそのまま押し切って完勝。前走は圧倒的な1番人気に支持されたビュレットライナーを子ども扱い。まさに尻をも舐めさせず、7馬身差で逃げ切り圧勝した。
他にハナをアピールする馬がいるかも知れないが元々、逃げなくてもいいタイプ。一連の走破タイムからも中心視するのが妥当だろう。
相手筆頭はキラメキパスワード。岩手以前は北海道での2勝でJRA、東海では勝利を飾れなかったが、A級でも連対実績。それでC2スタートは恵まれた格付けで転入後、無傷の3連勝中。昇級戦となった前走も難なくクリアーした。
また6枠はデータ的にも問題あるどころか、むしろ後押しする枠順。取り口の安定度からの見方なら、こちらが軸の手もあるかもしれない。
コアレスリーヴァは昨年12月に転入し、A級で4着入線1回。今季はB2スタートで3着。C1降格の前走も3着。堅実に走りながらも最後のひと押しが足りない内容だったが、これは太め残りが大きかった。
しかし、今週は体を絞る目的で汗取りをかけて調整。その成果がしっかり出る可能性は十分にある。
あとは4着返上に燃えるデルマジュピター、前回快勝ヤマニンペティアンを押さえたい。
◎(5)ハッピートーク
○(6)キラメキパスワード
▲(3)コアレスリーヴァ
△(8)デルマジュピター
△(2)ヤマニンペティアン
3連単は5、6、3の3頭ボックスが本線。あとは8、2を3着押さえ少々
馬複は 5-6、3-5、5-8、2-5
<お奨めの1頭>
9レース サクラカムイオー
冬休みをはさんで目下3連勝。課題だったスタートも克服し、素質が前面開花したと見て間違いない。これは追いかけて損はない