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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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2008年度年度代表馬・部門表彰馬報告その2/ピンクゴールド・カネショウエリート
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●最優秀3歳馬はピンクゴールドに

 08年の最優秀3歳馬には不来方賞を勝ったピンクゴールドが選ばれました。96年のマツリピロリット以来となる牝馬による不来方賞優勝、加えてそこでリュウノツバサ以下牡馬の一線級を破った点が高く評価されての選出です。

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ピンクゴールド(不来方賞)

 春シーズンの牝馬重特戦線、ここでピンクゴールドは4戦1勝2着3回の成績を残します。パーフェクト、ではありますが、2着に敗れたうちの2戦はカネショウプルートに大きな差をつけられて完封され、この時点の勢いは誰が見てもカネショウプルートが上。2歳時は無名だったカネショウプルートに、ピンクゴールドはこのまま伸び負けてしまうのかとも思えました。
 しかし夏を迎えて状況が一変します。あれほど強かったカネショウプルートとの成長がぱたりと止まり、逆にピンクゴールドは対牡馬戦でも好走しつつ、ついに9月7日、岩手3歳の伝統の重賞・不来方賞を優勝してしまったのです。

 牝馬らしく微妙で繊細な馬だったピンクゴールド。デビュー時の馬体重が432kg、3歳シーズン最初の菜の花賞では412kgにまで減っていました。使うと体重が減る、反動がくる。ほんの2kg、3kgのさじ加減で調子を整えなくてはならない戦いが続きます。
 そんな彼女も夏を越し秋を迎えて、馬体重こそ大きくは増えませんでしたが以前のひ弱さが徐々に薄れていきました。不来方賞制覇をはじめ、ダートも芝も、距離もマイルから2400mまで幅広くこなしつつ、対古馬の戦いもクリアしていったのがその証拠。冬になる頃には陣営は、展開さえ向けば古馬にだって勝てるという手応えを、しっかり掴んでいました。

 08年の戦績が示すとおり、ピンクゴールドは芝・ダ兼用。牝馬らしい切れ味で勝負するタイプですがそれなりに自在性もあり、展開次第でいつでも上位を脅かす様な存在になるでしょう。クルセイズがいなくなった穴を埋めるのはやはりこの馬しかいません。

■ピンクゴールド
黒鹿毛・牝3歳
父サクラローレル/ニッポージュリアン(母父ナリタブライアン)
2005年4月25日生まれ
北海道/門別・出口牧場生産
2008年度戦績/13戦2勝 主な優勝レース/不来方賞
獲得賞金/1,024万2,000円


●最優秀古馬の座は桐花賞馬カネショウエリート
081231kanesho.jpg
カネショウエリート(桐花賞)

 08年の古馬オープン戦線は大混戦となり、抜けた活躍をした馬がついに現れませんでした。最優秀古馬争いは、良く言えば実績横一線の接戦、悪く言えばどの馬も一長一短で“あと一押し”に欠け、どの馬が選ばれてもおかしくないし、逆にどの馬が選ばれても異論がでるだろう、難しい部門になりました。
 そんな中カネショウエリートが選出されたのは、やはりダートの桐花賞、芝のきんもくせい賞を勝って芝・ダのトップクラスを破った事が強みになりました。
 桐花賞の2馬身半差、きんもくせい賞の4馬身差は完勝と言っていい内容だし、どちらもその時点の一線級が集まっての戦いでしたから、北上川大賞典の敗戦や平場での黒星にややマイナス感があったものの、それも二つの勝利で補ってあまりある、と判断されたわけです。

 意外に価値が高いのが古馬の芝・ダート両方の重賞を制覇したという点。これがいそうでなかなかいないもので、岩手競馬では史上3頭目(トキオパーフェクト・サクラティアラに続く)。また、トキオパーフェクトがマイル・短距離のみで、サクラティアラが牝馬限定戦と合わせての制覇だったのに比較すると、中距離以上の頂点競走で両制覇を果たした意義は、これだけで最優秀古馬に選んでも良いくらいのものがあるといえます。

 カネショウエリートは、実は08年シーズン始めはB1級でスタートしています。それも当初はなかなか勝てずにいましたが、6月の盛岡戦からB1級で4連勝してA級に上がり、そこも勝って5連勝でA級に定着しました。
 2歳時から3歳前半は芝・ダを問わない走りで活躍した馬でしたが、07年シーズンはついに未勝利。絵に描いた様な伸び悩みから一気に復活できたのは、父メイセイオペラの血の成せる技だったのでしょうか。

■カネショウエリート
鹿毛・牡4歳
父メイセイオペラ/シルバークリエート(母父パークリージエント)
2004年5月10日生まれ
北海道/三石・森 政巳生産
2008年度戦績/16戦7勝 主な優勝レース/桐花賞、きんもくせい賞
獲得賞金/1,134万2,000円

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2009/02/19
レース回顧

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