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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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『三本木農業高校、馬術部』
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 上映期間ももう終わりに近いのですが、ようやく「三本木農業高校、馬術部」を見てきました。もし今後、DVDやテレビ放送をまっさらな状態で見たいという方は、以下は読まないでくださいね。



 ストーリーは青森県十和田市の三本木農業高校馬術部に所属する視力に障害を持った競技馬と、担当となった女子生徒が次第に理解し合い、ラストでは障害飛越競技に出場するという実話に基づいた物語。主演?馬のモデルはタカラコスモスというサクラシンゲキ産駒の元競走馬で、東京の大学で競技馬となってからは数々の大会で優勝し「女王」と呼ばれた名馬だそうです。ところが残念なことに目の病気で左の視力を失い、処分されそうになったところを顧問の先生が引き取って三農馬術部に来たのでした。
 映画はタカラコスモス(愛称コスモ)が既に馬術部におり、主人公の香苗が2年生のときから始まります。視界の半分を失ったコスモは気性が荒く、すぐ暴れて担当する香苗の言うこともまったく聞きません。そんなコスモに香苗も始めは「バカ馬」と言い放ってキレてばかりいたのですが、ある時から目が見えない不自由を理解し、懸命に世話をするようになって次第にお互い気持ちが通じるようになります。そして3年生最後の競技会を前に、「私がコスモの目になります!」と言ってジャンプに挑むのですが…
 私も一度は乗馬を習う機会があったので、馬と心が通じたり通じなかったりするあの気持ちは少し分かります。それもあってかなり感情移入してしまったのですが、でも乗馬経験の無い人でも、馬が好き、馬の温もりが好きな人なら、ぜひ見てほしい作品だと思いました。
 柳葉敏郎さんが演じる顧問の古賀先生は、競技に使えない馬を置いてどうするのかと言われながらも、「こういう馬がいることが何か生徒のためになるんじゃないか」と反対を押し切って引き取りました。そんな古賀先生と、それを許した校長は、それを最高の形で体現した香苗とコスモに、「ありがとう」と感謝の気持ちを表します。もちろん、暴れてばかりの担当馬に心底嫌気がさし、馬術部に入ったことも後悔しはじめていた香苗も、恐怖心から心を閉ざしていたコスモも、お互いが信頼の絆で結ばれ、心を開いてお互いに感謝。そして仲間の部員達などなど皆がみな、馬を中心に暖かな気持ちに包まれる…。それが青森南部地方の自然を背景に、しっかりと描かれていました。見て心温まる映画とは、こういうのを言うのですかね。
 最近の日本映画は有名俳優やタレントをたくさん出して、その出演シーンをつくるためか話が散らかって、なんだかすっきりしない作品が多い気がします。この映画も柳葉敏郎さんや、校長役で松方弘樹さんが出演し、そして主演の長渕文音さんは長渕剛さんの娘だそうです。しかしキャスティングで話題を稼ごうという感じが全く無く、しっかりストーリーに没頭することが出来ました。また、こういう出演者が体当たりで何かを体得し、吹き替え無しで演技に挑む映画が私は大好き。例えば『スウィングガールズ』なんかも私のオススメ日本映画に入ります。この作品もエンディングで役者さん達の“修行風景”が映されますが、こうして撮られた映画はなぜか本物の迫力が伝わるんですよね。
 余談ですが、柳葉敏郎さんはいまは実家のある秋田の大仙市にお住まいとのこと。こんな日本を代表する素晴らしい役者が、比較的近くの街で生活しているというのはなんだか嬉しいですね。田舎者丸出しの感覚ですが、私は柳葉さんを角館の祭りの中で見掛けたことがあり、それもあってなんだか親近感がある俳優さんです。(笑) そうそう、この映画の主題歌『この胸に…』でメジャデビューを果たしたSTMG(「ステゴマ」と読みます)は岩手の紫波町出身でした。これでますますこの映画を応援したくなりますね。機会がありましたら、みなさんもぜひ見てください。

right  (文/写真・佐藤到) 写真はイメージです

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2008/12/03
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