松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
年末・年始の変則開催もようやく半ばを過ぎ、ひと息ついている所です。なにせ12月29日から1月8日までの11日間に9日競馬開催があるという超変則開催でして、元日開催こそなかったので少しは正月気分も味わえましたけども、結局、気がついたら年末の慌ただしさも年始のおめでたムードも過ぎ去ったあと、という事になりそうです。
桐花賞では私の本命のサイレントエクセルが8着に沈み、これを書いている今日2日は大本命と目されたパラダイスフラワーがまさかの2着に敗れました。
サイレントエクセルは、遠征で減った馬体を戻しては来たものの動きが少し固く、板垣騎手によると「冬の寒い時期は合わない馬なのかも」との事。
パラダイスフラワーの方は、パドックで変にイレ込む姿が川崎の時とダブって見えてちょっと嫌な予感がしたのですが、案の定というか、行き脚も伸び脚も彼女本来のものではありませんでした。
どちらも前走は遠征をしている馬なんですが、両者とも中間は疲れもなく好調キープと聞いていましたから、それでいてこの結果を見ると、遠征というのはやはり難しい事なんだなあと改めて思わされます。