オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 シルクカップ男・青山周平が大会5連覇達成!

風が強い優勝戦ながら試走26で他の選手にプレッシャーかけた青山周平。同期の佐藤摩弥が27、昨年は20m前で準優勝の三浦康平も27と同タイム。有吉辰也は29でスタート行ければ...の評価。2連単オッズは8-6、8-4に集中となり、8-7、6-8と続く。3連単は8-6-4、8-6-7、8-4-6が10倍を切っていた。

スタート飛び出したのは三浦。佐藤摩も付いて行き青山周は1コーナーやや流れたに見えたが鈴木聡太と有吉辰也へ切り込み3番手。すかさず佐藤摩も差して三浦を追う。一旦、引いたかに見せて(距離測ってたかも)2度目は三浦を捌いた。抜かれた三浦も離されず喰らい付くが、青山周はコースを外さずに走る。最後は二の足使い突き放してゴール。佐藤摩は後半ペース落ち有吉辰也が接近も抑え込んで3着。3連単は8-4-6 780円で3番人気、2連単8-4は370円の2番人気で幕を閉じた。

これで青山周は令和3年から5年連続のシルクカップ優勝。さらにG1レース29個目のタイトルで、高橋貢・飯塚将光の記録を塗り替えた。『夢のまた夢』は現実のものとなり、力を付けてきたヤングレーサー達のお手本、いや『来るなら来い』と言ったところか。このまま勝利を重ねて行けば今年中に1000勝も見えてくる。
寒空に輝いた! 中山光パーフェクトV
0ハン信沢綾乃と40m中山光、池田政和の3車で人気オッズを形成したナイトレース優勝戦。試走終わった感じでは中山光と池田政が同タイムで追い上げ厳しいかに思えた。2連単は6-7、1-6、7-6、6-1と三つ巴の様相。3連単は6-1-7が一番人気だった。
10m後ろの本田仁恵を0ハン信沢が突き放し、平川博康は滑って後退してしまう。本田を差してから中山光が一気に信沢に近づき射程へ入る。その勢いのままインから捌いて先頭へ。残り2周で池田政和は動いたが本田を差すまでで3着に終わった。池田政とのS級決戦を制した中山光は今節4連勝の完全優勝で正月優勝戦5着だった雪辱を晴らした。
正月優勝した黒川京介は33期、今回の中山光は32期と2025年はヤングパワーが炸裂する年になるのか。中山光はこのあとSG全日本選抜まであっせん予定ないが、身体も心もリフレッシュして大舞台での活躍に期待したい。
青山周平の大会5連覇が濃厚だ
今節充実していた永井大介を準決勝戦のレース序盤から引き離した青山周平のエンジンはハイレベル。優出8名ともスタート切れているが、そんな顔ぶれのとき青山周は1周回バックストレッチで車群の内へ切り返して一気に番手を上げられる技術を持っている。有吉辰也は序盤の位置取りに関わらず捌きの巧みさで追い上げていこう。
三浦康平が4枠から内枠勢を包んで先行するか。内山高秀も予選中からスタート安定している。佐藤摩弥もダッシュ力に磨きがかかっており、トップスタート行く可能性まである。新井日和は準決勝戦の発走直後は辛うじて好位置を取ったが田村治郎にスタート伸びられていた。鈴木聡太は普段は最重ハンの10メートル前で戦っており、ここはハンデ面からさすがに厳しそう。
◎ 8 青山周平
○ 7 有吉辰也
△ 4 三浦康平
▲ 6 佐藤摩弥
× 3 内山高秀
おすすめの買い目
8-7=463
穴なら
3=8-7642
文/鈴木

池田政和の底力に期待する
2日目よりは良くなったように見える池田政和だが完調という雰囲気ではなく、タイム比較からも現状のパワーは中山光の方が上回っている。それでも池田政には豊富な経験と優れた捌きがあり、どんなレース展開にも対応しよう。
準決勝戦の残り2周はアシが一杯に見えたがタイムは出ていた信沢綾乃のペースが焦点。付いて回る本田仁恵が早めに交わして先頭へ立つケースも考慮したい。
◎ 7 池田政和
○ 6 中山光
△ 1 信沢綾乃
▲ 5 鈴木清
穴 2 本田仁恵
おすすめの買い目
7=6-152
穴なら
2=6-1753
文/鈴木
9R...2日目の動きを出せれば有吉辰也
快勝した2日目のレース後コメントから、有吉辰也はエンジンに好感触を得ていた様子。高橋貢は3日目に永井大介に捌かれたことからエンジンまだ本調子ではないか。それでも地の利と整備力、レース運びの上手さで上位争いできる。三浦康平がトップスタート切って逃げペース上げる可能性も一考。
◎ 8 有吉辰也
○ 6 高橋貢
△ 4 三浦康平
▲ 5 山田達也
穴 7 若井友和
おすすめの買い目
8-6=457
穴なら
7=8-645
10R...佐藤摩弥の飛び出しに中村雅人も付いてくる
初日は速攻の決まった早川清太郎が2・3日目とスタート切れてなく、佐藤摩弥のダッシュが炸裂するか。エンジン良い時は大きめのコースを進んで行ける中村雅人が、今節はそういう走りをできている。3日目に藤川竜にスタート叩かれた浅倉樹良は、この準決勝戦はハンデが10メートル重くなったことも加味して展開面の不安残るが、軌道に乗れれば逆転できる快速がある。
◎ 7 佐藤摩弥
○ 8 中村雅人
△ 6 早川清太郎
▲ 3 西原智昭
穴 1 浅倉樹良
おすすめの買い目
7=8-631
穴なら
1=8-763
11R...発走時にグングン伸びる黒川京介
篠原睦と小林瑞季もスタートの早さに定評あるが、最近の黒川京介は大外枠に置かれた際も青山周平や鈴木圭一郎のようにスタート鋭く伸びている。新井日和はこの準決勝戦でハンデ重化したが、今よりもキャリアの浅い時期から最重ハンで走った時にも好結果を残しており、10メートル最内枠という有利な条件を生かして健闘可能とみる。
◎ 8 黒川京介
○ 2 新井日和
△ 4 伊藤正真
▲ 7 篠原睦
穴 6 小林瑞季
おすすめの買い目
8ー2=476
穴なら
6=8-745
12R...青山周平が今年無敗で決勝戦へ
若干ながら初日より下降したようにも感じられた2日目から、3日目は再びエンジン上昇へ転じた青山周平を信頼する。準決入りには1着か2着が必要だった3日目に勝負駆けの決まった松本康がここでもダッシュを見せるか。今節の永井大介は3日間とも高いレベルの動きを維持しており、青山周に続くスタートを切るか。
◎ 8 青山周平
○ 7 永井大介
△ 5 松本康
▲ 2 鈴木聡太
穴 6 森本優佑
おすすめの買い目
8-7=526
穴なら
6=8-752
文/鈴木