
浦田信輔の気合い走りに期待する
桝崎陽介は前節のダイヤモンドレースから遅れずにスタート切れているが、今節の浦田信輔は瞬発力がアップしており決勝戦も早めに仕掛けそうだ。中村杏亮は準決勝戦のような好スタートを再び放てれば首位争いまで望めるが、速攻派の岩見貴史が大外枠からカマシ気味に番手を上げるか。
10線2車が枠ナリに発進して青山文敏が後続をブロックする形に持ち込むと大混戦になりそうだが、捲りタイプの中村颯斗が序盤の周回に前へ出ると独走に入るケースもある。
◎ 6 浦田信輔
○ 8 岩見貴史
△ 7 中村杏亮
▲ 3 中村颯斗
穴 4 井村淳一
おすすめの買い目
6=8-734
穴なら
4=8-367
文/鈴木
早川清太郎が鈴木圭一郎に対し先攻めを!
今節は一般開催ながら5日間のロングシリーズだった。初日からスーパーハンデでの競走を強いられた鈴木圭は、オール連対で優出を決めた。他で特に目立った動きをしていたのは栗原勝。なんと初日から4連勝での優出となった。3日目には好タイムをマークしており、優勝戦でのキーマンとなるか。
本命は総合力から鈴木圭になりそうだが、地元開催で早川が黙っていない。鈴木圭よりハンデが前なら先に先頭まで辿りつけるかも。そこで当ブログでは早川を重視したい。鋭い突っ込みを連発して抜け出す。相手は鈴木圭となる。早川が道中で少しでも手間取るようなら、隙を突いて先着も十分。この両者の争いとなりそう。
他で気になるのはやはり栗原勝。10線の高橋絵や石井大輔が追走一杯の状態になると、更に後ろのハンデの選手たちはレースしづらくなる。そのまま残る可能性もなくはない。30線内枠の高橋義弘は、早川には先行できそうで、もう少し車速が出てくるとすんなり抜け出すケースも。今節は白星ない栗原俊だが、走りには気合が感じられ一発もある。
◎ 7 早川清太郎
○ 8 鈴木圭一郎
△ 1 栗原勝測
△ 6 高橋義弘
▲ 4 栗原俊介
おすすめの買い目
7=8-146
穴なら 最後まで粘る栗原勝
1-4678
青山周平が完璧な走りで優勝を決めた!
大注目の0オープンのスタート争いは5枠の青山周が先行した。最内の佐藤摩は包まれる形になり、2番手発進は3枠の篠原。次に4枠の荒尾が続いていった。トップスタートを切った青山周は、絶好の展開を生かしペースを上げていく。2番手に付けた篠原は1度、青山周のインを狙いかけたが、その後は2番手の位置をキープするのが一杯だった。3番手に付けた荒尾は篠原を差しにいくが、何度も抑え込まれてしまう。その間に青山周は大きなリードを作り、スタートからゴールまで先頭を譲らず優勝を決めた。後ろでは荒尾が篠原を攻略して準優勝。松本康は篠原にプレッシャーをかけたが、交わし切るまではいかず4着入線だった。
優勝を決めた青山周は万全のレース運びだった。5枠と、決して良い枠ではなかったが、見事にトップスタートを決めてみせた。これが枠ナリ発進になったとしたら、ここまで楽に勝ち切れなかったかもしれない。大事な場面での集中力は、ナンバー1たる所以を改めて証明してみせた。青山周はこれでG1を31回優勝。記念レースでは59度目のVとなった。次は地元のG1ムーンライトチャンピオンカップが待っている。最高の形で臨めそうだ。
青山周平と佐藤摩弥の31期両名が活躍しそう
決勝戦は枠番選択によって枠順が決まり、準決勝戦が2着だったため選択順が6番目になった青山周平は内寄りの枠に入れなかった(選べなかった)。
焦点のスタートは佐藤摩弥・久門徹・荒尾聡の3名による先陣争いとなるか。さすがの青山周平でも、この3車に重なって走られると突破に苦労しそうだ、となれば序盤周回いかに素早く仕掛けるかがポイントとなる。
篠原睦は4~5番手発進、中村雅人は8番手発進になりそうだが、今節の捌きアシはいつも以上に優秀なので、8周回の長丁場をフル活用して番手を上げたい。
中村杏亮と松本康はこの中ではスピードが見劣り、準決勝戦は青山周を封じることのできた久門も相手が一段と強化されたこの優勝戦では他者の追撃をしのぎきれないか。
◎ 5 青山周平
○ 1 佐藤摩弥
△ 4 荒尾聡
▲ 3 篠原睦
× 8 中村雅人
おすすめの買い目
5=1-438
穴なら
8=4-153
文/鈴木
9R...佐藤摩弥の速攻が炸裂
出足も道中の攻撃も充実している佐藤摩弥が外寄りの枠からでもダッシュしよう。長田稚也も3日目に続いてスタート伸びるか。金子大輔は枠ナリ発進でも捌いて行ける機力がある。北原岳哲が予選中からスタート切れていて主導権を掴むか。
◎ 7 佐藤摩弥
○ 6 長田稚也
△ 8 金子大輔
▲ 2 北原岳哲
穴 4 別府敬剛
おすすめの買い目
7-6=824
穴なら
4=8-762
10R...好仕上がりをキープしている中村雅人
前節のSGオートレースグランプリから高いレベルの状態で推移している中村雅人が中心。荒尾聡は3日目の時点では物足りなさ残ったが整備で上向かせるか。前回ダイヤモンド覇者の小林瑞季も引き続き整備に入る。1・2号車はハンデが厳しく、3・4号車は出足に不安があり、差し巧者の青島正樹が喰い込めば好配当も望める。
◎ 8 中村雅人
○ 7 荒尾聡
△ 6 小林瑞季
▲ 5 青島正樹
穴 3 滝下隼平
おすすめの買い目
8=7-653
穴なら
3=8-567
11R...外枠勢の三つ巴戦か
永井大介と篠原睦がスタート伸びていきそうだが、目下の充実ぶり高い黒川京介が道中で攻め込もう。ひとりで走ると快速を発揮できる中村杏亮は出足がポイント。木山優輝が「整備でエンジン劇的に良くなった」と語っており、枠の有利さを加味して注意を払いたい。
◎ 8 黒川京介
○ 7 篠原睦
△ 6 永井大介
▲ 4 中村杏亮
穴 3 木山優輝
おすすめの買い目
8-7=643
穴なら
3=8-674
12R...どんな展開になっても青山周平は捌く
同ハン3~7号車にスタート早い選手が並んで青山周平は一気のカマシは決まらないかもしれないが、捌きの切れ味はここでは断然であり先行車を次々と攻略する。3日目は佐藤摩弥に捌かれたが今節の久門徹は気配が上向いており、SGホルダーながら枠が有利で好勝負できそう。鈴木宏和は内枠勢を呑み込むダッシュを決めたいところだ。
◎ 8 青山周平
○ 4 久門徹
△ 7 鈴木宏和
▲ 3 高宗良次
穴 6 岩見貴史
おすすめの買い目
8-4=736
穴なら
8=6-473
文/鈴木