
鈴木圭一郎の猛爆がスタート炸裂するか
予選中に猛威をふるった軽ハン勢が、ハンデ重化した準決勝戦では次々と敗れ去り、決勝戦は8車が横一線に。こうなると序盤周回にどの位置へ付けられるかが勝敗の最大のポイントとなるだろう。
普段のスタート力と今回の出足の切れ味を総合的に勘案して、鈴木圭一郎・永井大介・荒尾聡の3名が展開をリードするとみた。木村武之もスタート出やすい位置なので主導権争いに加わるか。佐々木啓は追い上げての3着~中間着が続いたが、準決勝戦で上和田拓海を捌いた決め手があれば上位への喰い込み可能だ。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 5 永井大介
△ 7 荒尾聡
▲ 3 木村武之
× 2 佐々木啓
おすすめの買い目
8-5=732
穴なら
2=5-783
文/鈴木
金子大輔の完成度が高い
最終日4日目は、猛烈に暑かった初日よりは、気温が少し落ち着いた2日目・3日目に近い気候が見込まれ、金子大輔が3日目の最高タイムを計時した威力を発揮して、前回から節をまたいでの通算6連勝で浜松開催2連覇を決めよう。
出足の遅いタイプではない米里崇徳と阿部剛士を準決勝戦の発走で叩いて出た栗原佳祐が、決勝戦の前団3車を素早く射程へ入れて先に抜け出すようだと、ペース上げて金子大を振り切る可能性を一考したい。
最近の川原は何節もの間、スタート後手でも同ハンへ反撃する展開で数多くの成功を収めており、この決勝戦では10メートル後ろの鈴木健吾に交わされたとしても、機力と乗り手の充実によって道中での逆転を生める。
1着選手のみ優出できる準決勝戦Bで執念の勝利を掴んだ長谷晴久。さすがに決勝戦ゆえ強敵が揃ったが、昨年3月ぶりに挑む頂上決戦において、悲願の初優勝へ向けて渾身の出足と走りを見せるか。
◎ 7 金子大輔
○ 5 栗原佳祐
△ 2 川原剛
▲ 3 鈴木健吾
穴 1 長谷晴久
おすすめの買い目
7=5-231
穴なら
1=7-523
文/鈴木
岩見貴史が篠原睦を振りきった
初優勝を狙う軽ハン37期2名のはるか後方に銘柄級が5名並ぶ珍しい形のスタート展開。
50メートルに大人数が並ぶと角度的に外枠になるほどスタートを切りにくくなるが、先手を奪ったのは外から2番目の6号車・岩見貴史。追いすがる久門徹を防御し続けながら3周目に2号車の石橋啓士を交わすと、5周回3コーナーで先頭の1号車・滝谷圭を捕えて先頭まで到達した。
カマシ発進を得意技とする篠原睦は、やはり角度が厳しかったか速攻不発。それでも1番人気の長田稚也や久門を捌いて番手を上げていき、6周回ホームストレッチで2番手まで浮上。そこから2コーナーの立ち上がりで岩見に対する切り返しを狙ったが、直線の伸び良かった岩見には通じず1車身弱の着差で2着ゴール。
5周目に入るまで最後方7番手にいた木山優輝が、6周回3コーナーで久門・長田稚・滝谷の3名をまとめて突っ込んで3着まで追い上げた。
岩見は5月5日の伊勢崎ナイター以来となる通算17度目の優勝。今月17日から始まる川口ナイター『G1キューポラ杯』へ勢いに乗って遠征できそうだ。
文/鈴木
記念開催の準決だけに最重ハン以外の選手はハンデが重化した。これがレースにどのような影響を与えるのか。
9R...0ハン両者は好調だが、ハンデが重くなっておりかなり厳しくなる。10線のスタート争いは山本翔が先行か。そこに西原と有吉が続いていきそう。8枠の有吉は同ハンから3番手発進なら十分で、レース道中は冷静に追い上げる。逆転あれば山本翔の速攻や西原の飛び出し。10線勢が競り合うと0ハンの残り目も。
◎ 8 有吉辰也
○ 4 山本翔
△ 6 西原智昭
△ 1 西村義正
▲ 2 山崎進
おすすめの買い目
8=4-126
穴なら 西村義の粘り込み
1-2468
10R...今節中にもエンジン上昇している木村武が永井に先手の攻めで抜け出す。その永井はカマシが決まるようなら先頭争いに加わる。笠木が3日目に白星を挙げ、上昇ムード。吉松憲と満村も一杯の走りを見せそうだ。
◎ 7 木村武之
○ 8 永井大介
△ 5 笠木美孝
△ 1 吉松憲治
▲ 2 満村陽司
おすすめの買い目
7=8-125
穴なら インコースを抑える吉松憲
1-2578
11R...10線大外からでもカマシ先行が決まりそうな荒尾が速攻で抜け出す。松尾啓はエンジン良くなっており、序盤の位置取り次第では優出圏内にまで浮上してきそうだ。0ハンのスタート争いは難解だが、誰が先行してもそこそこペースが上がりそう。
◎ 8 荒尾聡
○ 7 松尾啓史
△ 1 重富英雄
△ 2 渋沢憲司
▲ 3 角翔太郎
おすすめの買い目
8-1237-1237
穴なら 0ハン3車の残り目
123ボックス車券
12R...ここ2走は勝ち切れていない鈴木圭だが、ここはカマシ気味に出て0ハン両者を一気攻め。存在感を示しそうだ。相手は好枠の長田恭。10線から先行できれば鈴木圭に先着もありそう。レース運びの巧さある佐々木が連下の狙い。0ハン両者も仕上がりは良く、必死の粘りを見せそう。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 4 長田恭徳
△ 5 佐々木啓
△ 1 青木隆浩
▲ 2 牧野貴博
おすすめの買い目
8-1245-1245
穴なら ペースを上げる青木隆
1-2458