
伊藤正真が圧巻の走りを披露した!
20線から飛び出したのは伊藤正真だった。0ハン両者はペースを上げる前に伊藤正真に交わされてしまう。その後は伊藤正真の一人旅。グングンとペースを上げ、後続を引きちぎってみせた。2着には0ハン先行の木村享を交わした高林が入線し、木村享も3番手で粘った。20線から2番手発進した岩田行は車が進まず、高橋貢や荒尾も道中の進み方はイマイチだった。
伊藤正真は約一年半ぶりとなる自身8度目の優勝を決めた。エンジンは準決でも良さそうだったが、優勝戦ではスタートで外枠勢に包まれる恐れがあった。しかし実際にはトップスタート。試走一番時計の機力の後押しがあってか、見事に要所で決めることができた。この後は一般開催を2節こなしてから地元のG2稲妻賞が待っている。まだ記念タイトルとは縁がないが、今の状態を保つことができればチャンスは十分あるだろう。