
伊藤信夫が好展開に持ち込みV!
20線のスタート争いは最内の新井日が出たかに見えたが、1コーナーで伊藤信が外から被せていった。0ハン単騎の満村はペースを上げたかったが、伊藤信が1周を回る頃に交わして先頭に立つ。そこからは伊藤信が逃げに入った。金子大は序盤の仕掛けが早く、伊藤信と一対一の態勢を作ったが、最後まで伊藤信を交わすことができず準優勝だった。実力者・鈴木圭はレース中盤まで最後方。木村武を交わすのに手間取ってしまった。
伊藤信は今年5度目の優出にして今年の初優勝を決めた。今回の優勝戦は20線に強力なメンバーが並んだが、スタート後に好展開を作れたのが優勝できた最大の要因。先頭に立ってからもコースを守りつつ、ペースを上げて走ることができた。これで通算95V。100Vの大台まであと5つ。浜松は若手の成長が著しいが、今回のようにエンジンをしっかり仕上げ、レース運びもうまくいけば決して不可能な数字ではない。