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早川清太郎が今年もラストに優勝
昨年に続いてSSフェスタ出場とならなかった早川清太郎が、昨年と同様に自身の年内ラスト1走を優勝で飾った。
20線内枠から落合淳が好スタートを放ったが、単独0ハン福田義久の逃げ足がなかなかに速くて追いつけない。勝利の分岐点は3周回。この両者を追っていた亀井政和に田村治郎が内へ攻め込んだあと3コーナーでコース取りが大きくなり、2番手の落合淳も4コーナー出口で同様に車が外へ振られた。そこを早川清太郎がインえぐって一気に2番手までジャンプアップ。
だがしかし田村も黙っていない。直後に早川を差し返す動きを見せ、この時は早川がグリップ全開でしのいだが、最終回3コーナー再び田村がイン突進。それでも早川はゴール前の立ち上がりで伸び勝ち、先頭を守り抜いた。
早川は悲願のSG制覇へ向けて年明けに弾みをつけられる価値ある1勝。それとともに田村のエンジンの充実ぶりが印象に残るレースだった。
文/鈴木