吉田恵輔の2節連続優勝を阻む石川哲也
お彼岸が過ぎて陽が沈むと一気に走路が冷えてくる伊勢崎走路。準決は軽ハンの頑張りもあったが、やはり追い込みが効いてきそうな優勝戦。0ハン単騎に位置する深沢悟のペースは3.46秒が一杯か。
となれば30mからの追い届くとみて準決でただひとり40秒切ってる(3.399)石川哲也にスポットライトを当てる。さらに今節はスタートも切れており早めに好位へ付けられる強みも。前節のナイターで自身初の優勝を味わい満面の笑みを浮かべてた吉田恵輔は30m大外と苦しい印象。ただ、捌いて2・3着はありそうだ。
伏兵は20線内枠の新井裕貴で、早めに深沢の後ろへ付けて逃げる展開を作れば『逃げる分にはいいかもしれない』とコメントしてるように期待が持てる。ただひとり飯塚所属の田中正樹は準決の手応えは感じているので、展開次第では好勝負も可能だ。木村享平や栗原俊介は破壊力秘めてるが波もある。山陽プレミアムCの裏開催だが、熱を帯びた優勝戦になりそう。
◎ 6 石川 哲也
○ 7 吉田 恵輔
× 2 新井 裕貴
△ 3 木村 享平
▲ 5 田中 正樹
穴 4 栗原 俊介
《おすすめ車券》
6-7-2、6-7-3、6-7-5
《穴狙い》
4-5-6、4-5-7、4-5-2
気迫あふれる鈴木圭一郎
準決勝戦11レースの序盤、早川清太郎に内から接触された鈴木圭一郎はビクともせず、態勢を保ったまま永井大介や有吉辰也を捌いて今節無敗を守った。このアイアンハートを携えて決勝戦に臨む。
今年の山陽は今回までに5節に出走して、3月のプレミアムカップ前回大会を含むグレードレース3開催と一般開催に4連続優勝。今節を含めてデイレース27走における2連対パーフェクト。決勝戦の枠番選択では、青山周が1枠を選んだ次に4枠をチョイス、これは選択順3番目の黒川京介と4番目の鈴木宏和が2・3号車に入ると読んでのもので、両者が青山周を包んで飛び出し、そこに自身が乗ってスタート出る形をイメージしたのだろう。
青山周平は4日目のレース後に自身でも言ったとおり、準決勝戦の勝利は『他力』の印象をぬぐえず、前述の通り鈴木宏にスタート伸びられると序盤の展開が難しくなる恐れもある。
準決勝戦の本走タイムがズバ抜けて速かった黒川京介がトップスタートを行くと、8周回そのまま逃げ切るケースもありそう。
◎ 4 鈴木圭一郎
○ 1 青山周平
△ 2 黒川京介
▲ 3 鈴木宏和
× 6 中村雅人
おすすめの買い目
4ー1=236
穴なら 準決勝戦でいったん青山周を捌いた中村雅は長距離戦を得意とする
6=1-423
文/鈴木