青山周平が完全Vでシリーズを締めるか!
軽ハン勢は準決からハンデが重くなったが、その中でも頑張り見せたのは石貝と押田和。優勝戦まで進出してみせた。この結果もあり、優勝戦は0、10メートルのハンデ戦になった。
石貝と押田のスタート争いは微妙だが、伸びが良さそうなのは押田和。押田和が先行するとペースが上がりそう。10線6車のスタートは枠ナリか、もしくは荒尾、佐藤貴あたりがセンター枠から飛び出すか。もちろん青山周のカマシスタートも考えられる。
押田和はペースを上げて逃げ態勢を作りそうだが、記念レースの優勝戦で8周回先頭を守るのは厳しそう。荒尾のスタートに乗って行く佐藤貴が0ハン両者を交わしにかかる。しかし、その時には青山周もある程度の位置にいそうで、佐藤貴や0ハン勢を攻略にかかる。速攻決着は考えにくいが、8周回をフルに使って青山周が先頭に立ちそうだ。
相手候補は佐藤貴や荒尾。10線のスタート争いを有利に進め、展開を作っていきそう。中村雅は青山周にスタートで抑え込まれそうで、展開的に厳しくなるか。準決から急激に動きが良くなった早川は、枠ナリスタートを死守できれば優勝争いに参加できる。10線最内の加賀谷もスタート突っ張っていければ大駆けがある。
◎ 8 青山周平
○ 6 佐藤貴也
△ 5 荒尾聡
△ 4 早川清太郎
▲ 3 加賀谷建明
おすすめの買い目
8-56-3456
スタート先行を条件に加賀谷の激走
3-4568-4568
北市唯が初優出でいきなり優勝を決めるか!
浜松アーリーレースでは女子レーサー2人が優出。新人37期の北市はこれが嬉しい初優出。岡谷は約1年7ヶ月の長欠から復帰した今節でいきなりの優出。不安視されていたレース勘は大きくズレていない様子。この両者が優勝戦のキーマンになりそうだ。
0ハン単騎から逃げる北市は、準決では上がりタイム48だったが、2日目には47を出している。あと一つタイムを上げると46となる。最重ハンと50メートルのハンデ差がある北市を追える選手はいるのかどうか。ミスなく走ることが条件になるが、それが叶えば北市の初優勝も十分ありそうだ。追っていく一番手は岡谷。岡谷も準決より早い上がりタイムを出せれば北市を捕まえることができる。
追い込む男子レーサーで最も位置が良いのは和田。ただ、すぐ後ろの鈴木健の方がスピードは出ており、道中で和田を交わしそう。50線3者は仕上がり悪くないが、軽ハンの逃げペースが速くなると、走路温度が高くなることもあって追い込みが効きづらくなるか。3者の比較は位置を重視して大木を推す。実力からは金子だが...。
◎ 1 北市唯
○ 2 岡谷美由紀
△ 4 鈴木健吾
△ 5 大木光
▲ 7 金子大輔
おすすめの買い目
1=2-457
鈴木健の進み方が良ければアタマまで
4-1257-1257
川口裕司が約9ヶ月ぶりに優勝を決めた!
0ハン単騎の福岡は悪くないペースで逃げていたが、追い詰めてきたのは川口。20線外枠からスタート先行すると、福岡とのハンデ差を徐々に詰めにかかった。そして、差し込める射程に入るとインに突っ込んでいった。川口は後続を寄せ付けずそのままゴール。2着には福岡が粘っていた。30線最内から先行し、車を押し上げていた久門は、ゴール直前で迫ってきた篠原を僅かな差で振り切り3着を確保した。
川口以外には抜かれなかったように福岡はスピードに乗って走れていた。川口の勝因はエンジンの底上げに成功した事と、スタートで先行できた事。この2つの条件を見事に味方に付け、福岡の軽快な逃げを捕まえてみせた。川口はこれが今年の初優出だったが、きっちりと結果を出した。今年は1月下旬に落車してから約3ヶ月、戦線を離れていた。しかし、4月に復帰してからは少しずつレース感覚を取り戻していた。次の出番は地元昼間開催、その後は浜松でG2が待っている。良い状態で臨めそうだ。