この10月から新ランク適用!
前回の飯塚オートは久々に昼間の開催だったが、今回は再びミッドナイトに移行。レースの時間帯は変わるが、前回活躍していた選手は今回も楽しみ。ちなみに、今回はオール飯塚勢での戦いになる。
前回の飯塚で約1年半ぶりに優勝したのは久門徹。優勝戦は永島潤太郎が逃げる流れで楽ではない展開だったが、ゴール前でチョイ差しを決めていた。エンジンも乗り手も良い状態で今回に臨める。更に、この10月からA級にランクされることになっているので、ハンデ位置的に恩恵を受けられる。苦しかった時期の分までこれから取り戻したいところ。
その優勝戦には岩見貴史、越智尚寿、辻大樹も乗っていた。岩見は優勝戦で車の進み方が良くなかったが、予選準決は悪くなかったし、その前の節では優勝もしている。大きな流れで言えばエンジンは良い部類。越智は前々走のプレミアムカップから好調を保てている。走りに派手さはないが、レース展開の読みは巧く、堅実に車を押し上げることができる。辻もここ何節かはエンジン堅調。好スタートからの速攻で車券に絡むシーンが多い。
今回出場する中でランクトップは有吉辰也。10月からの新ランクでは、荒尾聡を抑えて飯塚トップに立っている。前走は準決4着で優出はならなかったが、予選中は動きが良かったし、前々走のプレミアムカップでは優出していた。3節前に落車しているが、その悪影響はなさそう。今回はランク最上位者として、その存在感を示すだろう。
篠原睦は前走が川口一般開催だった。ここでは準決だけ8着を取ったが、それ以外はオール連対。前々走のプレミアムカップでも悪くない走りを見せており、今回は優勝戦に進めるだけの状態にある。中村杏亮は前走の準決で4着だったが、それ以外の3走はオール1着。今期はS級の14位にランクされており、前期の40位からは大幅にアップした。それに見合うだけの活躍を見せている。長田稚也は前走こそイマイチだったが、ここ数ヶ月の成長っぷりは凄まじく、今期は初のS級レーサーとなった。滝下隼平はエンジンまずまずか。ミッドナイトならスピードある走りを見せられる。
他では速攻力ある藤川幸宏と青山文敏、鋭い捲りで番手を上げる田中進、パワーある攻めがウリの松尾隆広、復調の兆しが出ている高宗良次、A級に陥落し巻き返しを図る田中茂などにも注目だ。
※9月30日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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有吉 辰也〔飯塚 S-8(25期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
中村 杏亮〔飯塚 S-14(33期)〕
長田 稚也〔飯塚 S-17(34期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-22(29期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-47(28期)〕
久門 徹〔飯塚 A-8(26期)〕
越智 尚寿〔飯塚 A-59(25期)〕