気温低下で更なるスピードバトルに期待できる!
今回の飯塚オートは3日間のミッドナイト開催。出場するS級は2名の予定で、A級やB級にも優勝のチャンス十分。突出して好調な選手は不在なので、より難解なシリーズになりそう。
地元S級は中村杏亮。前走の地元では優出して7着だった。最近では昨年末のSSシリーズ戦でも優出していたし、今年に入ってからも上位着を多く取れている。スピードが武器で、今の時期のミッドナイトレースなら自身の走りがマッチしそう。更に、成長盛りの33期なので、1走1走に注目したい。
外来S級は新井恵匠。新井恵は前走の飯塚で約2ヶ月振りに戦線復帰した。その時は4走して連対がなかったが、徐々にレースの感覚が戻ってくれば、強気な走りが戻ってくるだろう。
A級で注目なのは上和田拓海。上和田は今年に入ってから好調が続いている。ここまで4節走っているが、その全てで優出できている。その中で優勝はないが、全て2着か3着に入っている。予選準決も含めて今年は13走しているが、11走で車券に貢献できている。残りの2走も4着。今年は5着以下が1回もない。高いレベルでエンジンを保てており、今回も上位争いに顔を出してくるはず。
岩見貴史も前走の地元では優勝戦まで進んでいた。岩見は今年に入ってからはまずまず好調。大きな着は少なく、ほとんどのレースで車券に貢献できている。スタートの切れ味も変わらず良い。井村淳一も好調の一人。前走もまずまずだったが、前々走では準優勝だったし、その前までも好成績を残せている。スタートを含めてレース序盤さえこなせれば、パワーある走りを見せられる。吉田恵輔も前々走は準優勝だった。良走路よりは重走路で好走を見せるケースが多い。
若手で成長が目立っているのは藤川竜。近況は白星こそないものの、2着や3着に残ることが多い。スピード面の強化が図れているし、今はハンデ位置的にも魅力が大きい。今後は徐々にハンデが重くなっていくだろうから、ハンデが軽い今は絶好の狙い時。木山優輝も着実に成長している。前走の準決は重走路で5着だったが、その前後の日は良走路で共に2着だった。スピード戦になるようなら特に存在感を示せる。
B級では稲原瑞穂が健闘している。まだ人を抜くレースではイマイチだが、0ハン単騎に置かれるようなら渋太く乗ることができる。1着の狙いではなくても2、3着には残ることが増えた。エンジンが上々なのは猪熊龍太。稲原と同じく、逃げるレースで残ることが多い。後続車の進み方が甘いようなら、アタマの狙いもある。戸塚茂や野上史豪らも時折り車券絡みがある。穴党には楽しみある選手だ。
※1月26日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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中村 杏亮〔飯塚 S-46(33期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-36(30期)〕
木山 優輝〔飯塚 A-7(33期)〕
上和田 拓海〔川口 A-10(34期)〕
岩見 貴史〔飯塚 A-18(29期)〕
井村 淳一〔飯塚 A-58(28期)〕
吉田 恵輔〔伊勢崎 A-133(29期)〕
藤川 竜〔飯塚 A-167(34期)〕