前回飯塚の優出者が今回も全員参戦!
飯塚オートは前回に続いてナイターレース。その時に活躍していた選手が多く参戦し、今回も好走を見せてくれそう。注目の選手を挙げていく。
前回の飯塚ナイターで優勝したのは高宗良次。10Mオープンの最内からの競争だったが、4枠から辻大樹が内枠勢を抑え気味にスタート飛び出した。しかし、高宗はなんとかバックストレッチで内から突っ張り、先頭の座を死守。そのまま軽快に逃げ切ってみせた。試走32の上がり395は上々の数字。このリズムを保てれば今回も楽しみ。
そこで準優勝だったのは篠原睦。大外からの競争だったが、2周目に入る頃には3番手に付けていた。そこからは辻を交わし、高宗を追ったが2着止まり。連続優勝はならなかったが、エンジンは変わらず高い位置にある。優勝戦3着は辻。持ち味のスタート力を発揮して一瞬は先頭に立ったが、高宗に抵抗され追走態勢。そこからは篠原にやられて3着入線だった。しかし、その前の節では準優勝だったので、やはりエンジン面は良さそうだ。
他に優勝戦に乗っていたのは岩見貴史、長田稚也、木山優輝、久門徹。岩見は好スタートを決めたが、1周バックストレッチで外を回る展開になり、内から何車かに潜り込まれて後退。その後は再浮上できず5着だった。長田も同じような感じで、序盤に付けた位置から変動なく4番手入線。木山は序盤の競り合いに負けて一気に後方へ。6着だった。試走タイムから足りていなかったので、もう少しエンジンの底上げが必要。久門はスタートでダッシュが付かず最後方からの競争で、そこから車を押し上げることができず7着だった。もう少しスタートが切れれば展開は変わっただろうし、その前の節のGIでも優出していたのでエンジン面は問題ない。
GIダイヤモンドレースで1着を量産していた越智尚寿と川口裕司は変わらずエンジン良好。丹村司や竹中修二は今のハンデ位置なら十分通用するだけの仕上がりになっている。藤岡一樹は前走の最終日に白星締め。その前の地元では優出3着と、セッティングが折り合えば上位着が取れる状態にある。
B級では新村嘉之が前走の初日に白星。準決に進んだが、悪天候のため中止になり、準決から優勝戦へはランク上位者が進出となったため、優勝戦には進めなかった。ただし、最終日もしっかりと白星を挙げていたように、現在はB級にランクされているが、実力的にはA級上位のモノを持っている。その同期の城戸徹も近況は好調。前走では2回の2着があった。不安視されているスタートはある程度改善できているし、序盤2周でリズムを掴めばペースも上がる。
※9月8日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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岩見 貴史〔飯塚 S-7(29期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-16(26期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-27(28期)〕
久門 徹〔飯塚 S-30(26期)〕
辻 大樹〔飯塚 A-11(28期)〕
木山 優輝〔飯塚 A-20(33期)〕
長田 稚也〔飯塚 A-41(34期)〕
高宗 良次〔飯塚 A-80(32期)〕