永井大介VS荒尾聡、他にも好調者が続々!
6月は昼間開催が3節あった川口オート。今回は5月のGII川口記念以来のナイターレース。昼間開催よりは試走も上がりも好タイムがマークされやすく、スピードレースになりやすい。レースの時間帯にしっかりとエンジンを合わせられる選手が有利になる。
今回出場する中で地元ランクトップは永井大介。前走は伊勢崎GIIだった。ここでは初日から好成績でまとめ、優勝戦まで進出していた。結果は4着だったが、試走タイムは出ていたので、エンジン自体は悪くない。地元走路にもしっかりと合わせてくるだろう。同期の若井友和も前走は伊勢崎GIIだった。優勝戦までは進めなかったが、シリーズ中は大崩れする事なく随所に好走を見せていた。今回も主力選手としてシリーズを盛り上げる。
地元S級で好調なのは山田達也と五十嵐一夫。どちらも3節連続で優出中。山田達は直近の優勝戦で試走28。エンジン自体は高いレベルにあるので、あとは夜の時間帯に合わせるだけ。スピードが乗りやすいナイターの方が山田達には合っているか。五十嵐も勝負どころを逃さない走りで結果を出し続けている。エンジンも中堅上位で安定している。佐藤裕二はエンジン状態が並より少し上といったあたり。差しを主体にした攻めが決まっている。
外来S級では荒尾聡と浦田信輔が有力。どちらも前走は伊勢崎GIIだった。荒尾は準決3着で優出はできなかったが、シリーズを通して悪くはない動きだった。その前は地元で準優勝、更にその前は地元GIで優勝。良い流れできている。浦田は3日目にフライングがあり勝ち上がり権利を喪失。ただ、シリーズは2勝を含む、4回車券に貢献できていた。しばらくスタートは無理できないが、元々スタートに頼るレーススタイルではないので、そこまで影響はないか。
他には伊勢崎から新井恵匠と内山高秀が参戦。新井は3節前に飯塚GIで優出したが、その後は好リズムを保てないでいる。再び良くなるきっかけを掴みたい。内山は大崩れしている訳ではないが、今年はまだ優出がないようにエンジンが上向いてはきていない。
地元A級では上和田拓海と川原剛が前走で優出していた。上和田は同期ナンバー1の評判どおりの成長を見せている。まだ、レース運びに粗さはあるが、これは一流選手になるための登竜門でもある。走りが洗練されればS級シングルになる日も遠くない。優勝戦は6着だった川原だが、近10走中8回は車券に絡めている。最重ハンの30M前に置かれ続いている限りは好成績を残せるだろう。
外来A級では山中充智が地元のGIIで優出していた。結果は6着だったが、予選準決の4走はオール連対。直線はかなり伸びている印象だった。そのGIIでは佐久間健光、鈴木清市、笠原三義なども奮闘していた。
※6月30日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-8(25期)〕
若井 友和〔川口 S-14(25期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-19(24期)〕
山田 達也〔川口 S-27(28期)〕
五十嵐 一夫〔川口 S-39(21期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-7(27期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-18(23期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-20(30期)〕