青山周平が連覇へ視界良好!
川口オートで行われているGII川口記念も優勝戦のメンバーが出揃った。準決は永井大介が敗れる波乱があったが、青山周平や中村雅人などは強い勝ち方で白星。優勝戦へ駒を進めた。
ハンデ構成は10Mオープンで内から間中大輔、鈴木清、鈴木宏和、黒川京介、丸山智史、若井友和、中村雅人、青山周平となった。
肝心のスタート争いだが最内の間中は劣勢。準決では最内から枠ナリに切れたが、その時は20Mの位置だった。10Mとなると20Mの時より内枠の恩恵が少なくなる。ここは鈴木清と鈴木宏のスタート争いとみた。単純なスタート力では鈴木宏に分があるが、一つ内枠の分だけ鈴木清に利があるとみて先行。続いて行くのは鈴木宏、黒川、そして7枠から中村、大外の青山か。
逃げる鈴木清のペースだが、今節は上がり40を切るタイムを出せていない。インコースを抑えて必死に粘るが、記念の優勝戦で8周回となると最後まで残れるかは疑問。追って行く一番手の鈴木宏は、3日目に上がり40を切るタイムを出しており、鈴木清を道中で捕まえるかも。黒川や中村にしても、エンジンの仕上がりは悪くないので先頭に立てる可能性はある。
しかし、当ブログでの本命には青山を挙げる。10Mオープンの大外ながら、スタートで5番手までには行けそうで、もしかしたらもっと好位置に付けてくるかも。そうなると展開はグッと楽になる。エンジン、乗り手も十分優勝できる状態にあるので、昨年に続き連覇が見えてくる。昨年はスーパーハンデでの優勝だった事を考えると、今年はそれだけでもレース展開は楽なはず。
対抗には鈴木宏を指名。レース道中で1回は先頭に立てそうであり、その後も自分のペースで走り、更に外枠勢が競り合うような展開になれば記念初優勝を達成できる。次に中村。とにかく青山に先行する事が絶対条件だが、そうなった場合に先手の攻めを見せ、先に先頭に立てるようなら勝機は十分。そして黒川。位置としては悪くない所にいる。鈴木宏のスタートに乗って行き、レース序盤で勝負を決める事ができれば豊かなスピードを披露できる。最後に丸山。現状ではエンジンの仕上がり劣勢だが、優勝戦までに上積みできれば自身3度目の記念制覇もあるか。
◎青山周平
○鈴木宏和
△中村雅人
△黒川京介
▲丸山智史