A級メインの激しいバトル!
今節は直後に船橋でSGオートレースグランプリが開催される関係でS級選手はほぼ不在。去年のその大会の優勝戦でフライングをしてしまった高橋義弘(川口)は同SGの出場資格がないため、今節の一般開催にあっせんされるという形。
注目の存在は今節唯一のS級、高橋義弘となるのだが調子の方はイマイチ。近況と言うより今年に入ってからずっと良くない印象。今年の優出は3回で優勝はゼロ。川口一番手としては物足りない成績になっている。しかし、この状態がいつまでも続くわけではなく、どこかで立て直しが決まるのは間違いない。その瞬間を狙い撃ちしたいところ。
地元の中で元気がいいのは山田徹(川口)。前節を2着、1着、1着で優出し見事優勝。調子の波が穏やかな選手で、今は好調時なので積極的に狙いたい。他にエンジンがいいのは掛川和人(川口)、金子和裕(川口)といったあたりで、前節残り2日間を1着で締めている。谷島俊行(川口)、塚本浩司(川口)、木村悦教(川口)らもエンジンはマズマズの状態。
新人32期は押田幸夫(川口)、小林瑞季(川口)が近況成長を示している。
外来勢で最も注目すべきは新村嘉之(船橋)。前節は地元の一般開催で、優勝戦は強豪を相手に逃げ切り優勝。ここ何節かはエンジンがいい状態で安定している。川口は2006年に一般開催で完全Vを決めたこともある相性のいい走路。同じ地区からは梅内幹雄(船橋)がエンジン的に戦える状態にある。爆発力秘めてる武藤博臣(船橋)や伸びが安定してる深沢隆(船橋)、成長著しい古木賢(船橋)などタレントが豊富。
伊勢崎は湯浅浩(伊勢崎)が堅調だが、田代祐一(伊勢崎)や柿沼進一(伊勢崎)らはやや迫力を欠いている。
状態が上向いてきた浅田真吾(浜松)が一番手の浜松勢は、鈴木静二(浜松)が長らくエンジン好調だし、須賀学(浜松)も直前の山陽GⅡで優出して3着と流れは良い。
飯塚勢は阿部仁志(飯塚)が伊勢崎のGⅠで優勝戦に乗り5着と健闘しているが、他の参戦者はイマイチ調子が上がっていない。
山陽勢は大量参戦。地元のGⅡで優出した五所淳(山陽)や番田隆弘(山陽)らの動きに注目。また、人見剛志(山陽)もエンジンは上向いてきており争覇圏内にあると言える。
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主な出場予定選手
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高橋 義弘〔川口 S-22(29期)〕
田辺 誠〔川口 A-24(27期)〕
深谷 輝〔川口 A-33(26期)〕
牛沢 和彦〔川口 A-36(20期)〕
梅内 幹雄〔船橋 A-28(19期)〕
湯浅 浩〔伊勢崎 A-16(19期)〕
浅田 真吾〔浜松 A-34(27期)〕
細野 俊介〔飯塚 A-47(29期)〕
緒方 浩一〔山陽 A-18(30期)〕