好調キープの地元主力陣! 外来は山陽勢の層が厚い印象!
前節のナイターからはまた一変して昼間開催となった今節。間隔自体は空いてないので、前節の動きを参考に車券を考慮したい。
地元の主力の近況はと言うと、まず荒尾聡(飯塚)。前節のGⅡはしっかり優出を決めた。本優勝戦は完全な良走路ではなかったので参考にしにくいが、プレ優勝戦ではスタートで大きく出遅れながら強烈な追い上げを見せていた。レースアシは問題なく、本来のスタートが戻れば今節も優勝争いに参加してくる。次に、篠原睦(飯塚)。プレ優勝戦ではいい所がなかったが、本優勝戦では不安定な走路を味方に付けて見事優勝した。抜群のスタート力と絶妙なコース取りが武器で、今のところ飯塚開催は2節連続優勝中と勢いはナンバー1。前節に通算1000勝を決めた浦田信輔(飯塚)も、相変わらずエンジンは良い状態に保てている。雨さえ降らなければ、鋭い差しを連発して最後方からでも追い込んで行く。有吉辰也(飯塚)は前節は優勝戦に乗れなかったが、課題のドドドもだいぶ解消してきた模様。エンジン自体も悪くはないので見せ場を作れる。一方、東小野正道(飯塚)は、ややエンジンが安定しない様子で、当日の試走がかなりカギとなりそうだ。
他にも、前節に優出している久門徹(飯塚)や、スタートが切れに切れている岩見貴史(飯塚)、試走タイムが出ている瀧下隼平(飯塚)の大駆けなど、見所はたくさんある。
外来勢は、イン戦得意な五十嵐一夫(船橋)や好スタートから速攻がある早船歩(船橋)、強引な攻めが魅力の岩科鮮太(浜松)などが来場するが、何と言っても注目の地区は山陽。
スピードに磨きがかかってる藤岡一樹(山陽)や後半追い込み型の角南一如(山陽)。スタート、捌き、雨走路となんでもこなせる佐々木啓(山陽)、混戦になってもレース運びが巧い松尾啓史(山陽)など、タレントが豊富だ。また、長らくスランプに入っていた岡松忠(山陽)が、本来の動きを取り戻してきてる。
また、鐘ヶ江将平(飯塚)、中尾貴志(飯塚)、渡辺篤(浜松)ら、31期の成長ぶりも楽しみだし、今節、特注の1車小里健太(飯塚)は、スタートにやや不安あるが、道中の伸びは素晴らしいので注目してほしい。
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主な出場予定選手
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荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-5(23期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-8(26期)〕
東小野 正道〔飯塚 S-11(25期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-12(25期)〕
角南 一如〔山陽 S-14(27期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-18(29期)〕
岩科 鮮太〔浜松 S-32(29期)〕