レース前にくつろいでいる、山口騎手&内田騎手をキャッチ☆
2人が揃うと、まるで宇都宮にいるみたい。とっても懐かしかったです。
さて、開幕した「ゴールデンジョッキーカップ」。第1戦は、福山の鋤田騎手が外枠から果敢にハナへ。
後ろは2コーナー過ぎから追ってましたが、差はつまる事なく逃げ切り勝ち!
勝った鋤田騎手は、
「前に行くつもりだった。4コーナーでは余裕あったよ。」とコメント。
2着、吉田騎手
3着、鮫島騎手
という結果。
第2戦目は山口騎手がハナ、押して武騎手が2番手で落ち着いた展開。3コーナーから内田博騎手がしかけて先頭。そこから直線のたたき合いで吉田騎手が勝利☆
「出たなりの位置取り。馬に勝たせてもらったね。」と吉田騎手。
2戦終わったところでそれぞれのコメント。
【内田利雄騎手】
次は頑張るよ!ファンタスティックな騎乗を期待して。
【山口竜一騎手】
2レース目は楽にハナ行けたんだけど・・残念・・
【内田博幸騎手】
園田は乗りやすいね。こういうレースは乗ってて楽しいよ。
現在は吉田騎手が総合1位。さぁ、最終戦は誰が勝つでしょう。
もう一人の地元出場者、川原騎手。
・・園田に移籍して1年、いかがですか?
「園田のレースは予期せぬ出来事が多いから・・2コーナーからマクられたりね。だから、ものすごく集中してないとダメだね。」
・・明日のレースに対しては?
「こういうレースは、すごくキレイなんだよ。とんでもない事をする乗り役はいないし。みんな、自分の馬のリズムを1番大切にしているから、妙な駆け引きもない。相手がどうこうより、自分の馬の能力を出す事に集中してる。
例えば地元だと、アノ馬はこうだから先に行っておこうとか、先入観があるじゃない?それがない分、素直に馬の力が出せるんだ。」
・・なるほど。馬のリズムを大切にする事が、一流たる由縁ですね。
「そうそう。俺は1番それを大切にして乗ってる。」
・・ダートと芝で乗り方を変えてます?
「基本的には全部一緒。」
・・数少ないお休みの日は、どう過ごすんですか?
「女房と2人で日帰り温泉。ドライブがてらね。」
・・仲良しですねぇ、羨ましい!
「別に仲良くないよ。」と照れる川原騎手。
インタビュー中も近くにいる後輩たちに、「俺のコーラ飲んでいいよ。」と優しい。どこのジョッキーも、コーラやサイダーが好きなのは一緒だわ・・と不思議な共通点を発見したのでした。
私が川原騎手にインタビューしてるのに、
「何年乗ってた?」
・・6年ちょっとです。
「おぉ、立派立派!笠松に移籍すれば良かったのに。どこかに所属して仕事してるの?」
と、逆インタビュー。最後にお礼を言うと、
「頑張ってね!頑張ってよ!」と、逆応援まで・・なんて優しい方♪
とっても渋くてカッコいい♪益々好きになりました!
明日は誰を応援すればいいのだろう・・
初の園田競馬場!すごくキレイな雰囲気にちょっとビックリしつつ・・
まずは明日のレースへ向けて、調整ルームで休憩中の有馬騎手にインタビュー。
・・有馬騎手にとって、ゴールデンジョッキーカップはどんな存在ですか?
「長年騎乗を続けている仲間に会えるのが楽しみだね。それに毎年顔ぶれが違うし、同じ人でも去年と今年じゃ乗り方が微妙に違う。それぞれのジョッキーの騎乗を見て、見習ってるよ。」
・・え?!有馬騎手ほどの方でもですか?
「そりゃそうだよ。まだまだ勉強だよ。」
・・2000勝以上のジョッキーたちのレースは、普段のレースとどこが違います?
「地元のジョッキーならそれぞれの癖がわかってるから読めるけど、他場のジョッキーたちはわからないからね、そこは難しいよ。中央でも地方でも、勝ってる騎手ってゆうのは自然に駆け引きが出来るんだ。簡単には勝てないね。」
・・明日のレースに向けて、抱負をお願いします。
「地元のジョッキーとして、勝ってみたいね。昔は他場から乗りに来てたから。」
・・移籍当時と比べていかがですか?
「最初は苦労したよ。とにかく苦労した。でも今は慣れたから。慣れればどこの競馬場でも一緒だよ。わかるでしょ?」
・・打ち解ければ、どこの競馬場も温かいですよね。お休みの日は何してます?
「中央競馬見てるよ。地方から行ったジョッキーたちを応援してる。やっぱり、中央と地方の乗り役は、見てすぐわかるよ。」
・・お酒は召し上がらないんですか?
「ビールが好き。酔ったら陽気になって、口数が多くなるね。」
・・あら、そんな有馬騎手も見てみたい☆最後に、有馬騎手の1番の売りは?
「追い比べじゃ負けないよ。田中騎手や木村騎手といった若手にも、まだまだ負けないね!」
初対面だというのに、有馬騎手の誠実そうな雰囲気に、すっかりやられてしまった私・・明日、応援するジョッキーが、また1人増えたのでした♪
茜ちゃんの独壇場で終了した、名古屋ラウンド。
初のシリーズ化で、みんな仲が良く、本当にこの日が来るのを楽しみにしていた様子☆
それでも、レースで負けたら悔しい・・コレ、ジョッキーの常識。この晴れ舞台でいい成績を上げようと、みんな意気込んでいました。
総合第2位だった別府真衣ちゃんは、暫定1位でこの日を向かえました。8レースが迫るまで、馬場に張り付くようにしてレースを観戦。
「1度でも名古屋のコースを体験出来れば、全然違うんだけどなぁ・・。」と言っていた。
レースが終わり、第2位に決まった後は、
「あれだけポイントを離されて負けたら、悔しいとも思わない。でも、来年は・・覚えてろよ〜!」と、かわゆい顔してリベンジに燃えていた。
シリーズ通して騎乗馬に恵まれなかった美典ちゃんは、久し振りの実戦&初コースにとまどった様子。
8レースが終わり馬から下りると、
「もぅ、足がパンパン・・」と嘆いていた。北海道は休み中ですからね。高知以来のレースだったわけです。レース勘というのは、やっぱり調教で馬に乗っているだけじゃダメ!しょっちゅう乗ってる人と、ほとんど乗ってない人じゃぁ、かなりのハンデ差が生まれますよね。
名古屋ラウンド2位、総合でも3位を獲得した皆川真由美ちゃんは、終始ご機嫌♪
「荒尾の2レースで逃げ切り勝ちしてから、運が向いたんですよ〜!!」と嬉しそう。
確かに、その後地元・盛岡では初の特別を勝ち、LJSでも6戦中1度しか着を外さないという堅実ぶり。
この日名古屋に集まったファンからも、
「皆川ちゃんのファンになった!!」
「皆川、頑張ったなぁ!!」
と声援を受け、新しいファンを獲得。
「このまま行ったら、今年は凄いですよ、私!」とノリノリのコメント☆
名古屋ラウンドではいい馬を引き当て、逆転優勝も期待されていた宮下瞳騎手は、傍目にはサバサバして見えたけど、やっぱり悔しそう・・そりゃそうですよ、私だったら絶対悔しいもの。
女性同士のレースではなかなか成績が上げられず、今回のシリーズの高知で初めて1着を獲り、本当に嬉しそうだった。宮下さんは、優秀女性騎手賞を何度も受賞し、女性騎手の勝利数日本記録を達成して、華やかな報道をされているけれど、騎手の学校時代から、超努力の人。今だってそう。その努力は報われていると考える事も出来るけど、もっともっと報われる日が来てほしい!と、私は思ってしまう。
だって昔から、宮下さんは私の憧れの人・・憧れの人が悔しい思いをしているのは、私だって悔しい・・なーんて、ずいぶん私情をはさんでしまいましたが・・。
そして、優勝した茜ちゃん。
騎乗馬に恵まれた事をしきりに気にしていて、
「みんなの前で、クジ引いたんですよ。公正ですよ。」という。
・・アノ騎乗ぶりを見たら、そんな事みんな気にしないよ!
それに、印がついてた馬は他にもたくさんいるんだから。ねぇ、みなさん?
60万円相当という、優勝商品のダイヤのネックレス。これが、以外に?かなり可愛いんですよ!誰が選んだんだろ?名古屋の人かな?茜ちゃんも、とっても気に入った様子でした!
ここまでの活躍を本人も予想してなかったようで、
「運がいいんですよ!」と言ってたけれど、運だけじゃ、こんなに勝てないのが競馬の世界。現に私だってかなり運がいいけど、勝てなかったもの。
勝っても驕らず、周りにも気を配る・・23歳なのに、出来た娘よのう・・