*24日(火)金沢 第12R『北日本新聞杯』 1700m 18:00発走*
石川ダービーへのトライアル戦。
金沢生え抜きで、現在4連勝中と勢いに乗るスーパーバンタムが本命です。
前走のノトキリシマ賞は、落ち着いた流れを楽に2番手につけて、抜群の手ごたえで先頭に立って快勝しました。
そこからメンバー強化、初の1700m戦になりますが、能力の高さとレースセンスの良さで、重賞連勝を期待しています。
対抗はリュウノガルシアにしました。
岩手デビューで2歳時から重賞戦線で活躍。タイトルこそないものの、芝を使った1戦を除いてすべて馬券圏内に来ている堅実派。
金沢移籍後は初戦でエムティアンジェとタイム差なしの2着。この時エムティアンジェが休み明けだったとはいえ、僅差まで持ち込んだのは実力の証だと感じます。
前走を快勝して金沢3戦目の今回も、上位争いしてくれるのではないでしょうか。
3番手評価はスタイルユアセルフ。
門別で新馬戦を勝ち、川崎で1勝を挙げて金沢へ。移籍初戦の前走は早め先頭から押し切りました。
今回のメンバーならば、重賞でも好レースが出来そうです。
金沢生え抜きのキープクライミングはノトキリシマ賞で3着。
この馬も安定して上位争いに絡んで来るので今回も要注目。
前走中団から勝ち切ったスノーフォックスまで。
◎7、スーパーバンタム
〇3、リュウノガルシア
▲8、スタイルユアセルフ
△6、キープクライミング
△1、スノーフォックス
*22日(日)水沢 第11R『あすなろ賞』 1900m 18:05発走*
登録があったヒガシウィルウィンが回避ということで、混戦模様のメンバー構成です。
その中でも赤松杯を勝ったマイネルアストリアが中心になるでしょう。
前走のシアンモア記念は2番手からいったんは先頭を伺うような場面もありましたが、最後は失速して5着。
先行馬には厳しい展開になりましたから、悲観する内容ではないと考えます。
赤松杯の勝ちっぷりを見ても、ここではトップクラスの能力があることは明らか。
距離延長も問題ないですし、重賞2勝目を挙げるチャンスでしょう。
対抗はマコトガラハッドにしました。
移籍初戦で力の比較が難しいところですが、南関東のA級で戦って来たわけで、メンバー的にもマイネルアストリア以外が最近の重賞実績が薄い面々ですから、いきなりやれてもおかしくありません。
3番手評価にしたのはリリーモントルー。
昨年岩手に移籍後、水沢に限って言えば5戦4勝2着1回とパーフェクト。
唯一負けた相手はゴールデンヒーラーですから、水沢ではまだ底を見せていません。
前走の桜花特別でもまったく危なげない走りで快勝。
安定感は一番でしょう。
休み明け3戦目となるジェイケイブラックまで。
◎3、マイネルアストリア
〇11、マコトガラハッド
▲4、リリーモントルー
△8、ジェイケイブラック
*22日(日)佐賀 第9R『佐賀ヴィーナスカップ』 1400m 18:15発走*
ここはダノンレジーナが圧倒的でしょう。
前走のしらさぎ賞で2着に敗れたとはいえ、一頭だけ57kgを背負って、2番手からレースを主導して行きました。最後アールロッソに差し切られたものの、負けて強しの内容でしたね。
今回は55kgで挑めるのも大きいですし、佐賀への長距離輸送がポイントにはなるものの、以前佐賀に所属していた時期があり5戦5勝しています。
ダノンレジーナが圧倒的に強いと見て、相手探しの様相ではないでしょうか。
対抗は迷った末に地元のアンバラージュにしました。
昨年のこのレースは2番手から攻めの競馬で動いて行き、僅差の2着。そこから長期休養を挟んで、使われつつ良化している印象です。
ここ最近は(3)(3)と勝ち切れませんが、好位から安定して上位争いに絡んで来る馬。
先行馬が多く今年も厳しい展開になりそうですが、地元の利を活かしてどこまで踏ん張れるでしょうか。
鞍上の吉原寛人騎手は、現在開催がある地方競馬場で、重賞を勝っていないのは佐賀と姫路のみ。
新名古屋競馬場では早々に重賞2勝を挙げましたし、そろそろ佐賀でも勝って、完全制覇に王手をかけて欲しいです。
3番手評価は愛知のシーアフェアリー。
昨年の佐賀ヴィーナスカップはロングスパートで僅差の3着に入りました。
前走のしらさぎ賞でも猛然と追い込んで4着ですし、前が速くなりそうな今回、展開が向けば差し切りもあると思います。
しらさぎ賞で逃げ粘って3着だったアルコレーヌ、昨年凄まじい末脚で間から差し切ったロカマドールまで。
◎9、ダノンレジーナ
〇6、アンバラージュ
▲10、シーアフェアリー
△7、アルコレーヌ
△4、ロカマドール
*12日(木)園田 第11R『のじぎく賞』 1700m 16:15発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの6戦目、のじぎく賞。
15ポイントを獲得して上位につけているケウが出走して来ました。
ル・プランタン賞は岡村健司騎手の好騎乗もありましたが、初めての長距離遠征&距離延長で、長くいい脚を見せてくれましたね。
今回ももちろん中心的な1頭ですが、ル・プランタン賞で2着だったニフティスマイルの方を本命にしたいと思います。
勝ち星こそ新馬戦の1勝のみですが、兵庫クイーンセレクションではハナ差の2着、そしてル・プランタン賞では0.2秒差の2着と、堅実さが光ります。
距離のメドも立ちましたし、好位中団から自在に競馬が出来る馬。
地元開催となるここは初タイトルのチャンスでしょう。
対抗はニネンビーグミ。
兵庫クイーンセレクションでは、ニフティスマイルを差し返しての重賞制覇で、勝負根性の高さを見せてくれました。
菊水賞は離されての6着でしたが、逃げて厳しい展開になりましたから、こういう経験が積めたことは、大きな成長のきっかけになるのではないでしょうか。
他にも行きたい馬がいるので先行争いがポイントですが、1700mでも勝っている馬なので、ここもしぶとく粘ってくれるのでは。
3番手評価はケウ。
先ほども書きましたが、初ものづくしのル・プランタン賞で勝ち切ったというのは大きいです。
連続で長距離輸送の競馬になりますが、超大型馬なので多少体が減ってもそれほど気になりません。
園田の中距離戦はガクッとペースが落ちるところがあるので、ペースに惑わされずリズム良く走れるかがカギでしょう。
スターオブケリーは東海クイーンカップで逃げ粘って2着。
こちらも長距離輸送を克服してのもので、今回も展開一つで残り目もありそうです。
前走JRAの芝で揉まれたトウケイラオフェンまで。
◎5、ニフティスマイル
〇8、ニネンビーグミ
▲3、ケウ
△9、スターオブケリー
△12、トウケイラオフェン
*8日(日)水沢 第11R『シアンモア記念』 1600m 18:15発走*
昨年の上位3頭、ヒガシウィルウィン、エンパイアペガサス、チャイヤプーンが揃って不在となり、今年の岩手古馬重賞戦線は混戦模様と考えます。
同じ舞台の赤松杯組が主力だと思いますが、その中でも4着だったマツリダスティールを本命にしました。
赤松杯は古馬として挑む最初の戦いで、古馬戦線でどのくらい戦えるのか試金石の一戦でした。しかし、約5ヵ月の休み明けが影響したのか、逃げてあっさり負けてしまった印象です。ちょっと残念な結果になってしまいましたが、体がプラス13キロと増えていて、成長分もあると思います。肉体的にも精神的にも一度使った効果は大きいですから、叩き2戦目で本来の動きが戻ってくれば、古馬戦線でも十分戦える馬。ここで好走するとまた人気になるでしょうし、勝ち切れなくても2着まではあるのではと期待して、ここは連軸で行きたいと思います。
対抗はヴァケーション。
赤松杯は長期休養明けプラス16キロでしたが、見せ場十分の内容で2着。ここに来てGI馬が復活の兆しを見せました。同世代同父であるインペリシャブルも復活して重賞連勝しましたから、この馬にも完全復活を期待しています。
3番手評価にしたのはマイネルアストリア。
赤松杯は転入初戦、先頭に立ってからソラを使う場面もありながら、いきなり重賞制覇しました。ここも連勝するようならば、混戦ムード一蹴で完全に主役になりますね。
休養明け初戦を圧勝した牝馬ゴールデンヒーラー、再転入のグランコージーまで。
◎8、マツリダスティール
〇6、ヴァケーション
▲7、マイネルアストリア
△4、ゴールデンヒーラー
△5、グランコージー