*9日(木)園田 第11R『兵庫ダービー』 1870m 16:15発走*
菊水賞を勝ったベルレフォーンVS兵庫ユースカップの勝ち馬バウチェイサーの新子厩舎対決だと考えます。
距離適性で言えばベルレフォーンですが、今回は成長力に期待してバウチェイサーを本命にしました。
門別の新馬戦を勝った後はなかなか勝ち切れないレースが続き、兵庫に移籍。
初戦勝利後に挑戦した兵庫ジュニアグランプリで4着に健闘し、続く全日本2歳優駿で強豪に揉まれて10着に敗れましたが、ゴールドジュニア、兵庫ユースカップと2連勝して覚醒しました。
菊水賞では最後差されて3着でしたが、兵庫チャンピオンシップで果敢に逃げる厳しい競馬を経験。ここでもう一段階成長してくれるのではないかと思いますし、前走よりは緩いペースになると予想。
2度目の距離で展開も楽になるとなれば、先行して粘り込んでくれるのではないでしょうか。
対抗はベルレフォーン。
菊水賞の時には3番人気でバウチェイサーの陰に隠れていた感じでしたが、距離適性の高さを見せつけて直線突き抜けました。
兵庫チャンピオンシップでも6着に頑張りましたし、確かな末脚で今回も確実に伸びて来ると思います。
3番手評価は菊水賞で2着に健闘したエイシンクエーサー。
先行してしぶとく粘りましたし、父ネオユニヴァースということで距離延長も歓迎でしょう。
スタミナ勝負の消耗戦になったら力を発揮してくれそうです。
ローグネイションは兵庫チャンピオンシップで地方馬最先着の5着。
中央馬にはかなり離されましたが、この経験は大きいでしょう。
ベラジオボッキーニは距離が課題だと思いますが、力のある馬。2度目の1870mで巻き返しがあるかもしれません。
◎5、バウチェイサー
〇2、ベルレフォーン
▲7、エイシンクエーサー
△1、ローグネイション
△11、ベラジオボッキーニ
*7日(火)名古屋 第11R『東海ダービー』 2000m 16:30発走*
駿蹄賞の勝ち馬タニノタビトが中心だとは思いますが、今回はちょっとひねって、堅実な走りを見せているイイネイイネイイネに注目しています!
門別デビューで初勝利を挙げられずに笠松に移籍して来ましたが、2戦目で勝利を挙げるとその後はゴールドウィング賞以外すべて馬券圏内という安定ぶり。
末脚が武器の馬で勝ち切れないことが多いのですが、必ず最後に伸びて来る馬です。
前走は勝負所で内々を抜けたタニノタビトに大差をつけられましたが、あそこまでの力差はないのではないかと考え、東海ダービーでの逆転を期待します。
対抗はタニノタビト。
ここに来て3連勝と、一気に強くなりましたね。
前走の駿蹄賞は岡部誠騎手の好判断で、開いた内を突き抜けてぶっちぎりました。
あんなレースが出来るのかと唖然としましたが、初の2000mであの強さですから、一躍ダービーの本命候補に躍り出ました。
馬場読みが難しい今の名古屋競馬場ですが、当日の馬場状態を瞬時に味方につけるのが岡部誠騎手。圧倒的人気になるのも納得です。
3番手評価はレイジーウォリアー。
この世代は重賞を勝つたびに勝ち馬が変わる混戦模様のイメージでしたが、駿蹄賞でタニノタビトが突き抜ける前は、この馬が一番強いと思っていました。
新春ペガサスカップの勝ちっぷりが素晴らしく、逃げた時のインパクトが強いので。
最近は距離が延びて影が薄くなっていますが、いつ巻き返してもおかしくない実力があると思います。
ゴールドウィング賞の勝ち馬ドミニクにも注目。
長くいい脚を使う馬で、駿蹄賞でもロングスパートで3着。
2度目の2000mでさらなる前進もあるかもしれません。
先行して粘り込みがありそうな、リンクスターツとシャローナまで。
◎12、イイネイイネイイネ
〇11、タニノタビト
▲9、レイジーウォリアー
△6、ドミニク
△4、リンクスターツ
△8、シャローナ
*2日(木)園田 第11R『六甲盃』 2400m 17:55発走*
地元のジンギVS昨年の覇者トーセンブルの戦いですが、今年はジンギに軍配が上がるのではないかと期待しています。
昨年の六甲盃は初めての2400m戦で、逃げるホーリーブレイズを自ら動いて捉えに行ったところを最後半馬身差されての2着でした。
内容的には負けて強しでしたし、距離をこなせたことも大きいです。
6歳になった今年はさらにパワーアップした印象。
今回は押し切ってくれるのではないでしょうか。
対抗は長距離戦に強いトーセンブル。
昨年の六甲盃は道中からジンギをマークして、ゴール前きっちり差し切りました。
長い距離の重賞で何度も上位争いをしていたので、これが初重賞制覇というのは意外でしたが、前走のオグリキャップ記念も勝って、重賞2勝目。
末脚勝負の馬ですが、小回りでも上手に加速出来る器用さもあります。
連覇を目指してここに挑んで来たでしょうし、今年も好走必至でしょう。
3番手評価はホーリーブレイズ。
昨年の六甲盃はあわや逃げ切りか?!というところをジンギに交わされ、トーセンブルにも交わされましたが、やはり自分の形に持ち込めたらしぶとい馬です。
前走のオグリキャップ記念はチグハグな競馬になってしまい、完全燃焼ではないと思っているので、今回は先手を取り切って自分の形に持ち込んで欲しいです。
2020年の東京ダービー馬エメリミットも長距離路線にシフトして来ました。
前走の皐月盃では勝ち馬に離されたものの、2番手からしぶとく粘っての2着。先行して息の長い脚が使える馬で、小回りの長距離も合いそうです。
昨年の金盃で9馬身差の圧勝を演じたマンガンは休み明けがカギでしょう。
安定感抜群のエイシンニシパまで。
◎6、ジンギ
〇9、トーセンブル
▲3、ホーリーブレイズ
△11、エメリミット
△2、マンガン
△8、エイシンニシパ
*31日(火)高知 第11R『福永洋一記念』 1600m 20:10発走*
高知競馬の大切な重賞である福永洋一記念。
今年もそうそうたるメンバーが集まりました。
その中でも本命にしたのはララメダイユドール。
高知移籍後3連勝と勢いがあります。
前走の二十四万石賞ではマークされて速い流れになりましたが、相手の方が先にバテて圧勝しました。
今回も他にも前に行きたい馬がいるのでけっこうなハイペースになるでしょうが、スピードで押し切ってくれるのではないかと期待しています。
高知の3戦は稍重、重、重で勝っていますから、出来れば馬場はしぶって欲しいところですね。
明日の天気予報は晴れ。今日午後に少し雨予報が出ていますから、どのくらいの馬場状態になるかも注目です。
対抗は10歳になっても進化を続けるダノングッド。
前走の東海桜花賞はスタートですべったような形でダッシュがつかず、終始外々を回る競馬でしたから、6着というのも仕方ないかなと。
マイルはだるま夕日賞で勝っているし、最近は地元でもしっかり結果を出しています。
内目の枠なので、揉まれずスムーズに立ち回れるかがカギですが、黒船賞3着の実力を見せつけて欲しいです。
3番手評価にしたのはリワードアンヴァル。
JRA時代はアンタレスステークスで4着という実績の持ち主。
約2年の長期休養明けを3戦して、徐々に体も引き締まって来た印象です。
逃げなくても競馬が出来る馬ですし、本来の走りを取り戻せばあっさりもあるかもしれません。
アメージングランは高知移籍後、吉原騎手と共に5連勝を飾り、御厨人窟賞4着を挟んでまた2連勝。
好位中団から競馬が出来る馬で、今回はララメダイユドールを巡って前が速くなると想像していますから、展開も向きそうです。
二十四万石賞で2着だったグランデラムジー、安定感抜群のエイシンピストンまで。
◎8、ララメダイユドール
〇3、ダノングッド
▲1、リワードアンヴァル
△10、アメージングラン
△2、グランデラムジー
△11、エイシンピストン
*29日(日)佐賀 第9R『九州ダービー栄城賞』 2000m 18:15発走*
いよいよダービーシリーズの開幕です!
本命にしたのはザビッグレディー。
今年に入ってから別馬のように成長し、距離が延びてどんどん強さを発揮して来ました。
当初はロングスパートが武器でしたが、現在はかなりいい位置に付けられるようになり、レースぶりも大きく進化しましたね。
パートナーの飛田愛斗騎手と共に歩んで来て、この大舞台に挑みます。
デビューからまだ2年が経過していない、若干19歳の飛田愛斗騎手ですが、数々の新人記録を塗り替えた逸材ですから、1番人気でダービー制覇を期待しています。
対抗は飛田愛斗騎手のお手馬だったタケノサイコウ。
21年ぶりに佐賀勢としてたんぽぽ賞を勝った馬で、勝負根性抜群です。
たんぽぽ賞後に骨折が判明し、今回は休養明け。
初めての2000mになりますが、佐賀では負けなしの9連勝を誇り、中距離戦も危なげなく勝っていますから、距離は問題ないと考えます。
飛田愛斗騎手が、「自分が2人いて欲しかった」とツイートしていましたが、この馬にも乗りたかっただろうなと想像。
ザビッグレディー×飛田愛斗騎手の最大のライバルがタケノサイコウというのは...、本当にドラマですね。
騎乗する山下裕貴騎手にとってもビッグチャンス。どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
3番手評価は迷いましたが、山口勲騎手騎乗のシウラグランデにしました。
佐賀移籍後5戦すべて連対中。
前走の佐賀皐月賞ではザビッグレディーとクビ差の2着でしたから、この大舞台で逆転することも出来そうな位置に付けています。
岡部誠騎手騎乗のオリベは、佐賀皐月賞でスタートダッシュが付かずに後方から追い上げて5着。
しかし前走は間を抜けての差し切り勝ちで、最後はすごい脚でしたから、距離が延びるのは好材料でしょう。
移籍初戦となるミヤノトウショウまで。
◎7、ザビッグレディー
〇4、タケノサイコウ
▲8、シウラグランデ
△3、オリベ
△2、ミヤノトウショウ