*12日(木)園田 第11R『のじぎく賞』 1700m 16:15発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの6戦目、のじぎく賞。
15ポイントを獲得して上位につけているケウが出走して来ました。
ル・プランタン賞は岡村健司騎手の好騎乗もありましたが、初めての長距離遠征&距離延長で、長くいい脚を見せてくれましたね。
今回ももちろん中心的な1頭ですが、ル・プランタン賞で2着だったニフティスマイルの方を本命にしたいと思います。
勝ち星こそ新馬戦の1勝のみですが、兵庫クイーンセレクションではハナ差の2着、そしてル・プランタン賞では0.2秒差の2着と、堅実さが光ります。
距離のメドも立ちましたし、好位中団から自在に競馬が出来る馬。
地元開催となるここは初タイトルのチャンスでしょう。
対抗はニネンビーグミ。
兵庫クイーンセレクションでは、ニフティスマイルを差し返しての重賞制覇で、勝負根性の高さを見せてくれました。
菊水賞は離されての6着でしたが、逃げて厳しい展開になりましたから、こういう経験が積めたことは、大きな成長のきっかけになるのではないでしょうか。
他にも行きたい馬がいるので先行争いがポイントですが、1700mでも勝っている馬なので、ここもしぶとく粘ってくれるのでは。
3番手評価はケウ。
先ほども書きましたが、初ものづくしのル・プランタン賞で勝ち切ったというのは大きいです。
連続で長距離輸送の競馬になりますが、超大型馬なので多少体が減ってもそれほど気になりません。
園田の中距離戦はガクッとペースが落ちるところがあるので、ペースに惑わされずリズム良く走れるかがカギでしょう。
スターオブケリーは東海クイーンカップで逃げ粘って2着。
こちらも長距離輸送を克服してのもので、今回も展開一つで残り目もありそうです。
前走JRAの芝で揉まれたトウケイラオフェンまで。
◎5、ニフティスマイル
〇8、ニネンビーグミ
▲3、ケウ
△9、スターオブケリー
△12、トウケイラオフェン
*8日(日)水沢 第11R『シアンモア記念』 1600m 18:15発走*
昨年の上位3頭、ヒガシウィルウィン、エンパイアペガサス、チャイヤプーンが揃って不在となり、今年の岩手古馬重賞戦線は混戦模様と考えます。
同じ舞台の赤松杯組が主力だと思いますが、その中でも4着だったマツリダスティールを本命にしました。
赤松杯は古馬として挑む最初の戦いで、古馬戦線でどのくらい戦えるのか試金石の一戦でした。しかし、約5ヵ月の休み明けが影響したのか、逃げてあっさり負けてしまった印象です。ちょっと残念な結果になってしまいましたが、体がプラス13キロと増えていて、成長分もあると思います。肉体的にも精神的にも一度使った効果は大きいですから、叩き2戦目で本来の動きが戻ってくれば、古馬戦線でも十分戦える馬。ここで好走するとまた人気になるでしょうし、勝ち切れなくても2着まではあるのではと期待して、ここは連軸で行きたいと思います。
対抗はヴァケーション。
赤松杯は長期休養明けプラス16キロでしたが、見せ場十分の内容で2着。ここに来てGI馬が復活の兆しを見せました。同世代同父であるインペリシャブルも復活して重賞連勝しましたから、この馬にも完全復活を期待しています。
3番手評価にしたのはマイネルアストリア。
赤松杯は転入初戦、先頭に立ってからソラを使う場面もありながら、いきなり重賞制覇しました。ここも連勝するようならば、混戦ムード一蹴で完全に主役になりますね。
休養明け初戦を圧勝した牝馬ゴールデンヒーラー、再転入のグランコージーまで。
◎8、マツリダスティール
〇6、ヴァケーション
▲7、マイネルアストリア
△4、ゴールデンヒーラー
△5、グランコージー
*5日(木)園田 第11R『兵庫大賞典』 1870m 17:55発走*
ここはジンギで圧倒的でしょう。
前走の名古屋大賞典では逃げて3着に粘り込みました。単純比較は出来ませんが、昨年4着だったことを考えるとさらに強くなっていることは明白です。
地元で負けたのは距離が長かった六甲盃でトーセンブルに差されたレースまで遡らなければならず、この距離ならば鉄板の強さで連覇してくれると思います。
最大のポイントはシェダルがどのくらい強いのか、というところでしょう。
正直ジンギに勝ち切るとまでは思いませんが、エイシンニシパとはいい勝負になるのではないかと考えています。
園田では負けなしの4戦4勝。しかもすべてのレースがワンサイドの強さです。
今回いよいよ地元重賞に登場ということでとても楽しみですが、気になるのは梅見月杯の敗戦で、トミケンシャイリが逃げ切ったスピード競馬についていけずに離された3着でした。
ここ最近のレースを見ても前半はかなり落ち着いた流れから横綱相撲の競馬をしているので、この「前半ゆったりペース」というのがポイントになりそうです。
前半ゆったりで自分から押し上げていくような競馬が理想と考えると、今回はジンギが先行しますから、まあまあペースは流れて追走にも脚を使う。
となると、エイシンニシパVSシェダルの戦いは、百戦錬磨の古豪エイシンニシパが上に来るのではないかと。
どんな展開でも地力で押し上げて行ける勝負根性がある馬で、9歳の今年も衰えは感じません。
馬券的にはかなりしぼりたいので、ジンギ1着、エイシンニシパ2着で、シェダルと末脚が武器のアワジノサクラを3着にした3連単2点で勝負したいと思います。
◎8、ジンギ
〇6、エイシンニシパ
▲10、シェダル
△9、アワジノサクラ
*4日(水)園田 第8R『兵庫チャンピオンシップ』 1870m 16:20発走*
勢いのある馬がたくさんいますが、3戦無敗のドライスタウトを本命にします。
初めての地方挑戦だった全日本2歳優駿は、2番手から直線突き放す横綱相撲で勝利。
川崎のきついコーナーもまったく苦にしませんでしたし、能力の高さとレースの上手さが光りました。
今回一番のポイントは初の右回りというところでしょう。
520kg超えの大型馬なので小回りの園田は課題ではありますが、器用な走りをする馬なのでこなしてくれると期待しています。
対抗はノットゥルノにしました。
伏竜ステークスでは接戦の末2着でしたが、ロングスパートでいい脚を見せました。
小回りの園田なのでスタートが決まるかは気になるところですが、まだまだ成長の余地はあるとはいえ、相当なポテンシャルの持ち主。
長くいい脚を使えるので、ひとまくりもあるのではないかと考えます。
3番手評価にしたのは地元期待のバウチェイサー。
菊水賞では差されて3着でしたが、好位追走から勝負所では自ら早めに動いて行きました。
1番人気でマークされる立場でしたし、初の1700mというところも大きかったと思います。
距離が長いというよりは経験値の差ではないかと感じたので、さらに距離が延びる今回ですが、続けて中距離を使うことで巻き返しもあると思います。
菊水賞では華麗な差し切り勝ちだったベルレフォーン。
さらに距離が延びるのもプラス材料で、前がやり合う展開になればこの馬の決め手が活きそうです。
サウジ帰りのコンシリエーレ、先行力のあるブリッツファングまで。
◎12、ドライスタウト
〇3、ノットゥルノ
▲8、バウチェイサー
△4、ベルレフォーン
△9、コンシリエーレ
△7、ブリッツファング
3連単フォーメーション
3,12→3,4,8,12→3,4,7,8,9,12 24点
*3日(火)名古屋 第11R『かきつばた記念』 1500m 16:35発走*
新競馬場に移転して最初のダートグレード競走です。
これまでの1400mから1500mに距離が延び、さらに現状傾向を掴むのがかなり難しい名古屋の馬場...。
難解な一戦ですが、ここは連勝中のイグナイターの力を信じます。
黒潮スプリンターズカップは長距離輸送&57キロというハードルをクリアして勝利。続く黒船賞では高知史上でもかなりタフな馬場で、圧巻の走りを見せました。
最内枠ですから逃げてもいいし、主張する馬がいれば黒船賞の時のように好位内からも競馬が出来ます。
JRA勢は強敵ですが、ここは頭で勝負します。
相手筆頭はヘリオス。
根岸ステークス、黒船賞と2着が続いていますが、地方の深いダートをこなせたのは収穫。
大外枠からのスタートで、競馬もしやすいのではないかと考えます。
3番手評価は昨年の勝ち馬ラプタス。
前走の黒船賞はタフな馬場に泣いた印象です。59キロは楽ではないですが、力のある馬なので軽視できません。
ピンシャンの前走はスタートダッシュがすべて。砂を被ってしまったことも大きいですから、スタートを決めて自分の競馬が出来れば巻き返しも可能でしょう。
重賞連勝中と完全復活したインペリシャブルまで。
◎1、イグナイター
〇12、ヘリオス
▲3、ラプタス
△10、ピンシャン
△4、インペリシャブル
3連単1頭軸ながし
1-3,4,10,12 12点