*30日(日)水沢 第12R『栗駒賞』 1400m 18:10発走*
ここは帰って来たラブバレットに期待しています!
JRAに移籍してからはオープンで強いメンバーと戦って来ました。
いいところは見せられなかったけれど、ここで揉まれたことはプラスの試練と考えます。
栗駒賞は3連覇しているレースで、今年は4連覇の偉業が懸かるレース。
昨年はタイセイファントムにクビ差まで迫られましたが、着差以上に余裕のある勝ちっぷりだったし、
菅原勲調教師のお話では、相変わらず元気がいいとのこと。
地元勢同士ということで負けないで欲しい存在です。
しかし!怖いのはサインズストーム。
前走の早池峰スーパースプリントで初の重賞制覇を果たしました。
岩本騎手が外から押して押してハナを取り切ると、3,4コーナーでしっかり息を入れて、直線追い出すとグイグイ伸びて8馬身差の圧勝劇。さらにレコードのおまけつき。
現在の水沢は時計の出る軽い馬場で、さらに雨の影響で馬場が悪ければ、この馬のスピードは相当な脅威です。
2年目の岩本怜騎手も冷静に騎乗しているし、ラブバレット相手でも自分の競馬に徹してくると思います。
ここも連勝...という可能性もありそうです。
この2頭の存在感が大きく、3番手が難しいところですが、安定して上位争いに絡んで来るミスティカルにしました。
この3頭で勝負します。
◎3、ラブバレット
○2、サインズストーム
▲6、ミスティカル
*27日(木)門別 第12R『栄冠賞』 1200m 20:40発走*
今年の2歳最初の重賞です!
本命にしたのはエンジェルパイロ。
デビュー戦のフレッシュチャレンジは二の脚が速くハナへ行きましたが、内のボルドーヴェルチュのスタートが速く、半馬身内に馬を置いて逃げるという難しい形になりました。
それでも、直線に入って追い出すとすんなり後ろを突き放す、強いレースぶり。
まだキャリア1戦ですが、非凡なスピードとレースセンスを感じました。
お母さんは門別デビュー組で、平和賞、東京2歳優駿牝馬を逃げ切ったエンジェルツイート。
お母さん譲りのスピードがあるし、今後さらに成長してくれるのではないかととても楽しみです。
今回は1枠1番で、スピードを活かせる絶好枠。
この世代初の重賞制覇を期待しています。
対抗にしたのはバブルガムダンサー。
こちらは2009年のエーデルワイス賞を武豊騎手鞍上で勝ったオノユウの娘。
オノユウは520キロ~550キロで競馬をした大型馬でしたが、娘のバブルガムダンサーも前走524キロと母譲りの大きな体をしています。
前走のウィナーズチャレンジでは、前半は少しついて行くのが忙しい印象で、途中がっつり砂を被った時には頭を上げようとしているように見えましたが、
勝負所ではすでに慣れて、馬の後ろからしっかりと追走。
直線では馬と馬の間から伸びて来ていたし、実践の中で成長している姿が見られたので、
3着に負けはしたものの、とてもいい内容だったと思います。
大型馬でまだ走り方など体を持て余している部分もあると思いますが、現状でも十分勝負になる器。
栄冠賞母娘制覇もあるかもしれません。
バブルガムダンサー3着だったウィナーズチャレンジで、勝ち馬プリモジョーカーとハナ差の2着だったのがヘイセイメジャー。
道中は最後方でしたが、直線の末脚は素晴らしかったです。
先行して勝ってきた馬が多い中で、この馬の決め手は一番でしょう。
同じウィナーズチャレンジでバブルガムダンサーとクビ差の4着だったヨハネスボーイ、
優秀なタイムでデビュー戦を飾ったコーラルツッキーまで。
◎1、エンジェルパイロ
○5、バブルガムダンサー
▲7、ヘイセイメジャー
△2、ヨハネスボーイ
△11、コーラルツッキー
*23日(日)佐賀 第12R『佐賀がばいダッシュ』 900m 18:00*
ここはセクシーボーイの初重賞制覇に期待しています。
JRA3勝から門別→佐賀へ移籍。
佐賀に来てからも最初のうちは強メン相手に後方から追い込みで3着4着という結果が続きましたが、
A2・B級の平場のレースで早め先頭で勝利を収めると、そこからは怒涛の5連勝。
前走の遠賀川賞は3コーナーでエンジンが掛かると1頭次元の違う走りで8馬身差の圧勝。
佐賀900mも3走前に差し切っているし、メンバー的にも大きな不安材料は見当たりません。
対抗はエイシンビリケン。
佐賀移籍後4連勝で、前走は2着と初めて土がつきました。
この時勝ったレッドゼルクは負かしたことのある相手でしたが、なんせ展開が厳しかった...。
ハナに行こうとしたところを外からエリザベスセーラに来られ、早めにレッドゼルクにも来られる形で勝負所は3頭ががっつり並ぶという、先行馬にとってはかなり厳しい形。
それでも最後まで踏ん張っていたところはさすがだと思います。
先行力があるので佐賀900mはもってこい。
レッドゼルクがその後セクシーボーイに千切られているのは気になりますが、単純比較は出来ませんから、
リズムよく先行出来ればこの馬にもチャンスがあると思います。
除外明けというのが気になりますが、状態さえ良ければハクユウスターダムの安定感は軽視出来ません。
距離短縮で復活を期待したいオウノミチまで。
◎10、セクシーボーイ
○7、エイシンビリケン
▲11、ハクユウスターダム
△9、オウノミチ
*20日(木)園田 第11R『園田FCスプリント』 820m 16:05発走*
電撃のワンターン、園田FCスプリント。
短距離だからといって先行有利とは限らないのが面白いところで、昨年は高知のカイロスと地元兵庫のエイシンテキサスの同着という珍しい決着となりました。
今年のメンバーは地元の連勝馬3頭が強そうなのですが、本命は高知から参戦のコスタアレグレにします。
福永洋一記念では逃げて驚異の粘り込みを見せ重賞2勝目を挙げました。
前走は浦和遠征でさきたま杯に参戦。
強豪と戦って揉まれたことで、今回の超距離短縮もそこまでペースに戸惑わないのではないかと想像しています。
園田は初めてですが、門別、船橋、浦和と、もっと遠くに遠征しているので特に問題はないでしょう。
しかも絶好の1枠1番。
好スタートを決めて、そのまま粘り込みを期待しています。
対抗はタガノカピート。昨年から11勝と勢いがあります。
唯一の重賞挑戦だった園田ウィンターCは、ちょっと掛かり気味に2番手を追走するも、3コーナー手前で失速して11着という結果でした。
しかしここ2戦も強い勝ち方をしているし、初めての820mもむしろ掛からなくていいのではないかと感じます。
追い切りもきっちりいっているし、仕上げは好調と見ていいのではないでしょうか。
兵庫移籍後3連勝中のエイシンエンジョイにも注目。
前走は逃げてハタノキセキを破っているし、初の重賞挑戦ですがいきなり好勝負出来そうです。
連勝中のエイシンセレブ、前走アタマ差で差し切ったタラニスまで。
◎1、コスタアレグレ
〇7、タガノカピート
▲8、エイシンエンジョイ
△12、エイシンセレブ
△2、タラニス
*16日(日)高知 第7R『高知優駿』 1900m 18:10発走*
スーパージンガとナンヨーオボロヅキで悩みましたが、1900mの距離ということでスーパージンガにします。
前走の九州ダービー栄城賞ではこれまでで一番強い競馬を披露。
好位集団の後ろを追走して、前半は馬の後ろに入れてしっかり折り合い、向正面で加速すると一気に先頭へ。
4コーナーで肩ムチを入れると後ろを突き放し、直線では真島正徳騎手が後ろを見る余裕の手ごたえ。最後は手綱を持ったままで、5馬身差のゴールでした。
前はダッシュがあまりつかずに中団後方からの競馬が多かったですが、今はスタートも上手になって、ダッシュもすぐにつくようになり、楽にいい位置が取れるようになりましたね。
レースぶりにまったく不安はありません。
唯一気になるのは初めての遠征競馬。
渡辺博文調教師のお話では、食道が細めでカイ食いが細いということで、食べさせることにとても工夫されていましたから、
環境が変わる遠征競馬ではより難しい対応になると思います。
その辺りを克服して、ぜひ高知のダービーも獲って欲しいです。
対抗にはナンヨーオボロヅキ。
この馬もとても強い馬で、ル・プランタン賞は負けたものの、スタートで後手を踏んだ上にかなり厳しいペースになったことも大きな敗因だったと思います。
ただ、やはり1900mというのが少々気になりまして。
前走1800mを逃げ切っているのですが、スタートダッシュにしても勝負所での追い方にしても、腕でがっつり追う、というよりかは騎座で押している感じだったので、だからこそ距離も持ったのかなと。
赤岡騎手の騎乗技術で距離適性がカバーされたのかなと感じたので、とても強い馬ですが対抗にしました。
今回は大井から御神本騎手が駆け付けるということで、これまた技術の高いジョッキーですから距離不安を払拭してくれるかもしれません。
高知移籍後すべて馬券圏内のコスモアニモーソ、兵庫から遠征のリリコ、永森騎手騎乗のアポロンまで。
◎11、スーパージンガ
○12、ナンヨーオボロヅキ
▲1、コスモアニモーソ
△7、リリコ
△2、アポロン