*20日(火)金沢 第9R『読売レディス杯』 1500m 16:40発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンの6戦目。
兵庫サマークイーン賞を勝ったエイシンエールと、牝馬重賞で安定して上位争いをしているステップオブダンスの戦いと見ています。
本命にしたのは兵庫のエイシンエール。
前走はスタート後ダッシュがつかずにまさかの最後方からになりましたが、3,4コーナーで間を上がって来ると、直線狭いところを抜けて一気に突き抜けました。
前に行って粘る競馬で勝つことが多かったのに、こんな競馬が出来るのかとびっくり。
もちろんダッシュが決まればこれまでのように前にも行けるし、後方からでも競馬が出来るというのは心強い武器です。
これまで園田でしかレースをしたことがなく、初の遠征がカギになりそうですが、
ここも上位争いをしてくれると思っています。
対抗はステップオブダンス。
なかなか勝ち切れませんが、長期間安定して頑張ってくれている馬。
全国いろいろな競馬場に遠征して崩れないのはすごいと思います。
前走の兵庫サマークイーン賞は4着でしたが、中団から早めのマクリで4コーナー先頭。
自分で動いて行く積極的なレースを見せてくれました。
金沢は初めてになりますが、鞍上吉原騎手のお膝元。まったく心配していません。
2017年のロジータ記念以来の勝利を掴めるか注目です。
3番手評価は迷ったのですが、兵庫のエイシンテースティにしました。
JRA未勝利から兵庫へ移籍して、11戦すべて馬券に絡む活躍をしています。
好位から渋太くいい脚を使う馬で、金沢競馬場は合いそうです。
初めての重賞挑戦になりますが、どんな競馬を見せてくれるか楽しみにしています。
決め手のあるジェッシージェニー、徽軫(ことじ)賞 を勝ったサノラブ、高知からの遠征馬スプリングガールまで。
◎10、エイシンエール
○9、ステップオブダンス
▲5、エイシンテースティ
△2、ジェッシージェニー
△11、サノラブ
△3、スプリングガール
*14日(水)佐賀 第9R『サマーチャンピオン』 1400m 16:30発走*
今年は中心になる馬が難しく、本当に難解な一戦です。
本命にしたのはスマートレイチェル。
休み明け初戦は逃げて失速しましたが、ここ2戦は好レースが続きます。
特に前走は逃げて4コーナーで後続を突き放し、最後は大接戦になったもののアタマ差凌いで勝利。
自分の形で流れに乗れれば渋太い脚を使ってくれるし、早め早めに仕掛けていく脚質も小回りの佐賀向きでしょう。
馬場の重い内枠に入りましたが、そこは武豊騎手ですから心配していません。
1400mも守備範囲だし、逃げ切りで初タイトル奪取なるか注目です。
対抗は3連勝中のヒザクリゲ。
前走はじわっと好位内につけると、3,4コーナーの勝負所で外に切り返し、2着だったアスタースウィングと共に伸びて来て、半馬身差で勝利。
先行出来るスピード、内で我慢する忍耐力、勝負所で外に出す器用さを持ち合わせていて、こちらも佐賀コースとは相性が良さそうです。
初めての1400m、初めての重賞など簡単な条件ではないですが、引き続き横山典弘騎手騎乗ということで、佐賀での名手対決が楽しみです!
JRA勢に実績馬がいないので、地方馬からなんとか...と思ったのですが、さすがに今回のメンバーでは力が違うかと。
昨年勝ったエイシンバランサーが出走出来なかったのはとても残念です。
3番手評価にしたのはグランドボヌール。
前走は芝の中京記念で、5着とはいえ直線半ばまで踏ん張る好内容でした。
力はある馬なので、カギはダート適性でしょう。
未勝利時代に2度ダート経験があり、6着13着ということを考えると疑問符もつきますが、当時とは力量が違っているし、積極的に乗ってくれる和田竜二騎手鞍上なので、なんとかこなして欲しいです。
3走前に好位から渋太くいい脚を使って勝ち切ったシャインヴィットゥ。
こちらは田中勝春騎手鞍上で、ベテラン勢が揃い踏み!!
古豪ナンチンノンには若手の松若風馬騎手が騎乗ということで、馬同士はもちろんジョッキーたちの騎乗ぶりにも注目したいレースです。
◎1、スマートレイチェル
○2、ヒザクリゲ
▲10、グランドボヌール
△9、シャインヴィットゥ
△6、ナンチンノン
*12日(月)盛岡 第10R『クラスターカップ』 1200m 16:50発走*
今年のクラスターカップは例年以上に豪華メンバーが集まりました!
その中で本命にしたのはヤマニンアンプリメ。
現在地方ダートグレードで3戦連続連対中。
久しぶりの地方コースだった黒船賞では中団から長くいい脚を使ってサクセスエナジーにあと一歩のところまで迫って2着。
かきつばた記念は好位から逃げるゴールドクイーンに続いての2着。
そして前走の北海道スプリントカップでは、3番手から早めに前を捉えるという強い競馬で重賞制覇を果たしました。
ここ最近は楽にいい位置が取れるようになり、レースぶりの成長が伺えます。
好位に行けて最後までしっかり走れるので、大きく崩れることも考えづらく、今回は相手が揃いましたが連勝を期待しています。
対抗はコパノキッキング。本命にするかとても悩みましたが、最近の順調度でヤマニンアンプリメを上に取りました。
でもこの馬も力があるし、まだまだ不器用な部分がありながらも、デビューから一度も大きく崩れていないというのはすごいこと。
ワンターンの1200mというのは現状この馬にベストだと考えます。
藤田菜七子騎手にとっても初重賞制覇がかかる大事な一戦。
フェブラリーステークスからコンビを組みましたが、この短期間に藤田騎手自身がかなりステップアップしてくれました。
最後に必ず脚を使ってくれる馬。どんな展開になるのかがポイントですが、前走以上を期待しています。
地方勢も粒ぞろいの中、3番手評価にしたのはメイショウアイアン。
北海道スプリントカップは素晴らしい伸び脚で2着に入り、前走でも強敵ショコラブランを退けての勝利。
この馬の決め手はJRA勢にも匹敵すると思うし、落合玄太騎手とのコンビで一泡吹かせて欲しいです。
地元期待のラブバレットも外せない存在。
岩手に戻ってから調子を上げていて、レースぶりにらしさが戻って来ました。
このレースは4年連続馬券に絡む活躍をしているし、今年も自分の競馬が出来れば。
このコースのレコードホルダーであるブルドッグボス、ヒロシゲゴールドの逃げ粘りまで。
◎10、ヤマニンアンプリメ
○9、コパノキッキング
▲13、メイショウアイアン
△12、ラブバレット
△2、ブルドッグボス
△6、ヒロシゲゴールド
*11日(日)盛岡 第12R『若鮎賞』 1600m 18:10発走*
毎年難解なレースですが、今年はデビュー戦を圧勝したサンエイシャトルに期待しています。
7月14日のデビュー戦は芝1000m。
少し押して先手を奪うと道中は2~3馬身離した逃げ、
勝負所も持ったままで、直線に入って気合をつけると後続をグングン突き放して大差勝ちでした。
まだところどころに若さも見られましたが、その状態でもぶっちぎってしまうんですから相当な能力です。
今回はキャリア2戦目で、距離は3ハロン延長。
血統面からもマイルは合うと思うし、前走以上の走りを期待しています。
対抗は迷いましたが、大井からの移籍初戦となるフェリスウイングに注目しました。
デビュー戦は好位から4着という結果でしたが、2戦目の前走は逃げ切り勝ち。
内容もすごく良くて、激しい先行争いを制して逃げ、直線は後続を突き放すという強いレースを見せてくれました。
今回は移籍初戦、初の芝という条件になりますが、デビュー戦からの成長度を見るとこなしてくれるのではないかと思っています。
前走の新馬戦で逃げ切り勝ちしたリックポコーも気になる存在。
好スタートを切って外からハナを奪うと、コンバットファストとの一騎打ちを制して勝利。
内枠に入ったし、先手を取って自分の競馬が出来れば。
リックポコーに食い下がったコンバットファストまで。
◎2、サンエイシャトル
○7、フェリスウイング
▲1、リックポコー
△5、コンバットファスト
*4日(日)盛岡 第12R『ひまわり賞』 2000m 18:10発走*
ここはなんといってもエムワンピーコでしょう。
デビュー戦こそ勝ち馬のスピードに屈しましたが、そこから破竹の6連勝。
今年初戦だったあやめ賞は、休み明け&初の重賞挑戦だったにも関わらず、中団から長くいい脚を使って差し切り勝ち。
2着だったボルドープラージュもタイトルホースであり、牡馬相手の重賞でも僅差の2着がある実力馬。
その馬を相手に休み明けで勝ち切ったことは、改めて力の証明になりました。
東北優駿では3着に敗れましたが、パンプキンズ、グレートアラカーという牡馬タイトルホースを相手に3着に頑張ったし、
前走は中団から長くいい脚を使って圧巻の勝利。
地元牝馬同士ならば、1頭抜けた存在です。
対抗は悩みましたが、すでにエムワンピーコと対戦している馬はかなり分が悪いように思います。
JRA未勝利から転厩して来て2連勝中のエバーフレイムにしました。
転厩初戦は2番手から早め先頭で8馬身差の勝利、2戦目は好位からの差し切り勝ちで、どちらも危なげないレースぶりでした。
今回は一気の相手強化になりますが、まだまだ上を目指せそうなレースぶりだし、2連勝中で未知数というところに期待しています。
エムワンピーコにどのくらいくらいついて行けるか楽しみです。
ニシノライリーもJRA未勝利からやって来て、ここまで5戦パーフェクト連対中。
前走勝ち切ったクラスはエバーフレイムより上だし、安定感、信頼性は高い馬。
好位から上手にレースが出来る馬で、今回の鞍上は愛知の加藤聡一騎手。
どんな戦いを見せてくれるでしょうか。
力を付けて来たダイセンホマレ、東北優駿で4着に健闘したラフレシアオジョーまで。
◎3、エムワンピーコ
○8、エバーフレイム
▲9、ニシノライリー
△12、ダイセンホマレ
△11、ラフレシアオジョー