*29日(木)門別 第12R『リリーカップ』 1200m 20:40発走*
好メンバーが揃って本命迷いましたが、栄冠賞を制したバブルガムダンサーにします。
エーデルワイス賞を制したオノユウの娘で、栄冠賞は母娘制覇でした。
オノユウはリリーカップには出走していませんが、母に似て大きな体でスピードもありますから、この舞台でも上位争いしてくれると思います。
前走は函館2歳ステークスに挑戦して15着。
函館への輸送、初芝という中で、強いメンバーと戦って揉まれて来ました。
距離は1200mよりも延びた方がさらに良さそうですが、この距離でも十分戦えるし、今回は牝馬同士。
前に行きたい馬が複数いて、自在に立ち回れるレースぶりも魅力。2つ目のタイトルを期待しています。
対抗はフルールカップを逃げ切ったコーラルツッキー。
栄冠賞では好位から3着でしたが、差はそれほどなかったし、フルールカップは圧倒的なスピードを見せてくれました。
前走から相手が格段に強くなる上に、距離が1ハロン延びますが、この馬自身も成長しているように感じるし、
ここも自分の形の競馬でスピードを活かせれば、連勝もあるのではないでしょうか。
栄冠賞4着だったエンジェルパイロですが、前走は3番手に控える競馬で直線力強く伸びて勝利。
逃げてこその印象を払拭したし、レースの幅が広がったことも大きいです。
今回も外目の枠に入ったし、他に行きたい馬がいるので、前走のような展開になりそう。
栄冠賞でも最後の最後まで粘っていたし、力差はないと思います。
プリモジョーカーはここ2戦JRAの芝に挑戦して揉まれて来ました。
門別では2戦2勝で、バブルガムダンサーに勝っている実力の持ち主。
強いメンバーと戦ってさらに成長していると思うし、今回どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
先行力のあるテーオーブルベリーまで。
◎9、バブルガムダンサー
○7、コーラルツッキー
▲12、エンジェルパイロ
△4、プリモジョーカー
△3、テーオーブルベリー
*29日(木)笠松 第11R『岐阜金賞』 1900m 16:20発走*
我らがビッグシューターが出走するこのレース。
中心になる馬が不在で、どの馬が勝ってもおかしくないくらい大混戦の様相です。
さらに、どうしても逃げたい馬が見当たらず、好位に行く馬も少ないので、展開も読みづらい状況。
なかなかに難解なメンバー構成です。
ビッグシューターは復帰後2戦ともにこの馬らしい走りがまったく見られず、歯がゆいレースが続いています...
ただし、休み明けを2度叩かれて、攻め馬の動きが良くなってきているというお話。
前走は8月15日のレースを予定していましたが、台風接近のため開催中止になってしまいました。
ただ、その後も順調に乗り込めているということで、ぜひとも初タイトルを獲って欲しいです!!
1900mに距離が延びるのは確実にプラスだし、初めての遠征競馬でいろいろなことが刺激になれば、以前のようなレースが出来るのではないかと期待しています。
対抗は移籍初戦を快勝したニホンピロコレールにしました。
JRA未勝利からの移籍初戦で、ダッシュがつかずに後方から進んだものの、スピードの違いで途中からハナを奪うと、そのまま突き放してゴール。
3歳1組で圧倒的な強さを見せてくれました。
まだまだ未知数の部分はありますが、このメンバーに入っても見劣りしません。
いきなりの重賞制覇もあると思います。
ニューホープは昨年盛岡の若駒賞を勝っており、笠松の新緑賞2着、金沢移籍後も北日本新聞杯2着、石川ダービー3着と、このメンバーに入ったら実績上位です。
ただし、ビッグシューターと同じく末脚に定評がある馬で、先行馬の少ない今回は展開的に難しい面も感じます。
1900mの距離はプラスだし、勝負所でどのくらいの位置に上がって来られるかがカギではないでしょうか。
先行馬が少ない中で、絶好の1枠を引いたのが先行馬ライトリー。
重賞では2度8着と結果を残せていませんが、今回は展開が味方してくれそうです。
ここ2戦は古馬と戦って揉まれているし、距離を克服出来れば粘り込みもあるのではないでしょうか。
兵庫からの移籍初戦を快勝したタイセイスマーティ、安定感のあるリードメロディーまで。
◎4、ビッグシューター
○6、ニホンピロコレール
▲5、ニューホープ
△1、ライトリー
△2、タイセイスマーティ
△8、リードメロディー
*25日(日)高知 第7R『建依別賞』 1400m 18:10発走*
今年はかなりいいメンバーが集まったこのレース。
昨年の覇者で、地元重賞では圧倒的な力を見せているサクラレグナムの連覇か、
JRAからの転入3連勝でトレノ賞を制したケイマか、
それともJRA4勝の実力馬で、現在4連勝中のファドーグか、
というところで本命を迷いましたが、3連勝で一気に重賞制覇を果たしたケイマの勢いを取りました。
移籍2戦はデビュー間もない濱尚美騎手が騎乗して、圧倒的なスピードを発揮して2連勝。
初の重賞挑戦だった前走も、先行争いが激しくなって好位3,4番手になりましたが、勝負所からの手ごたえは力強く、直線も危なげない走りで重賞制覇。
1400mも守備範囲だし、相手はさらに強力になりますが、どのくらい戦えるか楽しみです!
対抗は王者サクラレグナム。
黒船賞から中9日で挑んだ御厨人窟賞のレースぶりが圧巻で、好位追走から早め先頭で押し切りました。
ここ2戦は遠征が続いていて、かきつばた記念6着、習志野きらっとスプリント8着という成績ですが、
これはかなり強いメンバーと戦ってのもの。
地元重賞ならば常に上位争いをしてくれる馬で、ここも中心的存在でしょう。
ファドーグは今回が高知での初重賞挑戦ですが、JRA時代の経歴を考えても一気に勝ち切っておかしくない存在。
前走のメンバーも相当強かったし、そのメンバー相手にひとマクリで勝ち切ったのは相当な能力を感じました。
ケイマやサクラレグナムの方が前に行くレースをすると思うので、勝負所でどこまで差を詰められるかがカギになりそうです。
安定感のあるチャオ、移籍初戦を快勝したウォーターマーズまで。
◎3、ケイマ
○8、サクラレグナム
▲9、ファドーグ
△10、チャオ
△4、ウォーターマーズ
*25日(日)水沢 第12R『ビューチフルドリーマーカップ』 1900m 17:45発走*
2011年から8年連続で遠征馬が勝っているこのレース。
特にいい成績を残している北海道勢は今年は参戦がないのですが、それでも遠征馬が強い印象です。
本命にしたのはクレイジーアクセル。
前走は初の長距離輸送をものともせず、好メンバーが揃ったノースクイーンカップで逃げ切り勝ち。
道中はアップトゥユーにがっちりマークされながらも、直線突き放す強い競馬でした。
前回が強力なメンバーだっただけに、今回の方が楽になった印象があるし、
水沢の小回りはこの馬のスピードにぴったりのコース。
東京湾カップ以来なかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、前走をいい形で勝ち、ここも連勝を期待しています。
対抗は同じく大井から遠征のグレースレジーナ。
今回が初めての古馬重賞挑戦となります。
2走前、初の長距離輸送で挑んだ園田ののじぎく賞は、自ら動いて早め先頭に立つ積極的なレース展開で、最後はチャービルに差されたものの、強いレースを見せてくれました。
前走は初めて古馬に混じって戦って、差のない4着に健闘。
1戦ごとに力をつけているし、鞍上の藤本現暉騎手も絶好調。
人馬共に初重賞制覇の可能性もあると思っています。
3番手評価にしたのは川崎からの遠征馬アッキー。
タイトルはまだないですが、これまで強い馬たちと戦ってその中で結果を出して来た馬です。
特に前走はオープン特別とはいえ重賞級のメンバーが揃った中で、ヤマノファイト、センチュリオンに続く3着に。
好位から渋太く脚を使える馬で、初めての水沢コースも合いそうです。
フェアリーカップを圧勝した地元岩手のコスモパープル、兵庫からの遠征馬エイシンミノアカまで。
◎9、クレイジーアクセル
○2、グレースレジーナ
▲8、アッキー
△4、コスモパープル
△3、エイシンミノアカ
*25日(日)金沢 第11R『加賀友禅賞』 1400m 17:15発走*
3歳牝馬の戦いであるこのレース、石川ダービーを勝ったロンギングルックを本命にします。
ロンギングルックは金沢デビューの生え抜き馬。
デビューからずっと中島龍也騎手と共に戦って来ました。
北日本新聞杯でスターキャデラックに千切られた時には、「ダービーはスターキャデラックで決まりかな」と思っていましたが、そのダービーで大逆転。
中島騎手の攻めの姿勢にロンギングルックもよく応えて、大差圧勝というびっくりするような勝ち方を見せてくれました。
この時、状態はピークに近いところまでいっていたと思うので、その後どうなるかと思っていましたが、
超強力なメンバーが揃ったMRO金賞では崩れたものの、前走の準重賞もしっかり勝って、引き続き状態は良さそう。
特に強敵も見当たらないし、ここは順当に勝ってくれると思っています。
対抗はボルドープラージュ。
昨年のラブミーチャン記念を制した馬で、タイトルは一つですが、ライデンリーダー記念、園田ユースカップ、あやめ賞、留守杯日高賞と4つの重賞で2着に入る実力の持ち主。
ここ最近の成績だけ見ると金沢移籍後勝ち切れていませんが、3歳同士で戦っている馬たちが多い中、この馬は古馬A級で揉まれて来ました。
3歳戦になったら力上位は確実と考えます。
ミエルミエーレはJRA未勝利から転入してきて、7戦3勝2着2回。
特に初めての重賞挑戦だった笠松のクイーンカップでは、8番人気ながら逃げて2着に粘り込みました。
前走のMRO金賞は逃げて早々に抜かれる厳しい展開になりましたが、今回の相手ならば自分の競馬が出来るのではないでしょうか。
安定感抜群のカトリーヌレーヴにも注目。
金沢生え抜き馬で、これまで大きく崩れたのは3走前のJRA交流戦の一度だけという堅実派。
前走の準重賞でもロンギングルックの2着に頑張っているし、必ず伸びて来る末脚は信頼出来ます。
前がやり合うような展開になれば、さらにこの馬の脚が活きそうです。
前走9馬身差の圧勝だったスターインステルスまで。
◎4、ロンギングルック
○12、ボルドープラージュ
▲11、ミエルミエーレ
△8、カトリーヌレーヴ
△6、スターインステルス