*14日(日)水沢 第11R『赤松杯』 1600m 17:40発走*
まずは絶好の1枠1番に入ったロジストームに注目しています。
JRAで新馬戦を勝ち、南関東移籍後にはC1からB2まで4連勝。
岩手移籍初戦だった昨年の赤松杯では先手を奪って逃げる形になり、ベンテンコゾウに早めに抜かれたものの、その後もよく粘って2着を確保しました。
年末の白嶺賞では、逃げて後続を突き放す強い勝ち方で重賞初制覇。
休み明けの馬もいる中で、シーズンオフを南関東で戦ってきたというアドバンテージもあるし、
ここはメンバー的にも負けられない戦いではないでしょうか。
対抗は迷った末にチェリーピッカーにしました。
JRA未勝利から岩手に移籍すると、破竹の12連勝を飾った馬。
2017年の青藍賞で初重賞制覇。
昨年の赤松杯は6着でしたが、その後も重賞戦線で活躍し、みちのく大賞典、北上川大賞典と2着に食い込んでいます。
今回は休み明け、マイルという距離がカギになりますが、力は上位だと思っています。
スカイロックゲートは門別で戦って来て、昨年末に岩手へ移籍。
初戦の白嶺賞は不良馬場の中で後方から追い込んで3着、
休み明けだった前走は雪が降りしきる厳しい天候の中、中団から上手く外に出して直線突き抜けました。
ここは移籍3戦目で環境への慣れも見込めるし、叩き2戦目で体調的な上積みもあるのでは。
白嶺賞では歯が立たなかったロジストームに、どのくらい食い下がれるか楽しみです。
ミスティカルは休み明けの前走1番人気7着。
レースぶりにらしさがなく残念でしたが、一度使って巻き返しを期待します。
南関東からの移籍初戦となるパーフェクトデイまで。
◎1、ロジストーム
○4、チェリーピッカー
▲9、スカイロックゲート
△3、ミスティカル
△6、パーフェクトデイ
*11日(木)園田 第11R『菊水賞』 1700m 16:05発走*
兵庫の3歳クラシック戦線の一冠目、菊水賞。
めちゃくちゃいいメンバーが揃ってわくわくします!
本命にしたのはジンギ。
デビューから4戦3勝2着1回とパーフェクト連対中。
前走の園田ユースCでは、逃げるボルドープラージュをゴール前きっちり捉えて初重賞制覇を果たしました。
デビュー2戦目で唯一2着に負けた相手、アイオブザタイガーも今回出走して来ますが、
そこは3走目でしっかりリベンジ済み。
このレースは初の1700mでしたが、ポンと好スタートを決めると逃げるアイオブザタイガーをマークして2番手。
上手に折り合って、勝負所から2頭のマッチレースになりました。
どちらも譲らず、熱いレースが繰り広げられましたが、最後の最後で競り勝ってゴール。
重賞ではなかったけれど、痺れるようなレースを見せていただきました。
今回もその時と同じ1700m。
競馬が上手だし、ここも崩れる印象はありません。
対抗は唯一ジンギを負かしているアイオブザタイガー。
2走前に2着に負けたとはいえ、ジンギとはクビ差。しかも3着は大差突き放してのものですから、力差は感じません。
前走で1700mを勝ったし、金沢時代には重賞2勝を挙げた実績馬。
ジンギに負けた時には逃げて目標にされましたが、前走で中団から差し切っているように、いろいろなレースができる馬。
どんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
初の重賞挑戦となるベルリーフ。
門別時代は未勝利でしたが、ここに来て3連勝中。
しかも3連勝の内容がすべて圧巻で、好位からの楽勝続きで、完全に一皮むけた印象です。
今回はさらに相手が強くなり、距離1700mがカギ。
前走1400mでも折り合いをつけるのに苦労しているように見えたので、距離延長を上手くこなせるかがポイントになりそうです。
笠松ゴールドジュニアを制したオオエフォーチュン、移籍初戦のエナキョウまで。
◎7、ジンギ
○10、アイオブザタイガー
▲9、ベルリーフ
△11、オオエフォーチュン
△1、エナキョウ
*4月7日(日)水沢 第11R『あやめ賞』 1400m 17:40発走*
移籍初戦となるボルドープラージュVS岩手生え抜きで4連勝中のエムワンピーコの2強対決と考えます。
どちらを本命にしようか迷いましたが、
休み明けのエムワンピーコに対して、使っているボルドープラージュの方が分がいいかなと。
ボルドープラージュは門別デビュー組で、笠松移籍後ラブミーチャン記念を制覇。
ライデンリーダー記念では、デビュー以来9連勝中のエムエスクイーンにクビ差まで迫り、価値ある2着でした。
さらに、前走の園田ユースCでは逃げる形になり、向正面からガンガン競りかけられる厳しい展開になりましたが、
最後の最後まで粘って2着。
人気薄ながら力のあるところを見せてくれましたね。
ここでは戦ってきた相手が上だし、重賞戦線を使って来た強みもあります。
岡部誠騎手鞍上で万全の態勢ではないでしょうか。
対抗はエムワンピーコ。
デビュー戦こそ2着だったものの、そこから4連勝。
前走は2歳のA級クラス相手でしたが、向正面からエンジンが掛かると、外々を押し上げて突き抜けました。
地元勢はこれまで下して来た相手がほとんど。
約3ヵ月半の休み明けではありますが、地元の利もあるし、力が出せれば十分いい勝負ができると思います。
3番手にしたのはウィズジョイ。
約5か月の休み明けは気になりますが、水沢の1400mで好走しているし、重賞でも上位に食い込む力の持ち主。
前走は崩れてしまったけれど、そこからじっくり休養して立て直し。
2012年にエーデルワイス賞を勝ったハニーパイの娘ということもあり、お母さんのような活躍を期待しています。
大崩れがないミラクルフーガまで。
◎2、ボルドープラージュ
○3、エムワンピーコ
▲8、ウィズジョイ
△10、ミラクルフーガ
*7日(日)佐賀 第12R『ル・プランタン賞』 1800m 18:10発走*
ここは地元のスーパージンガと、高知から遠征のナンヨーオボロヅキの対決と考えます。
力の比較が難しいところですが、高知から重賞勝ち馬が参戦となると、ちょっと侮れません。
ナンヨーオボロヅキはJRA未勝利から高知に移籍して3連勝。
特に前走の土佐春花賞は、初の重賞挑戦だったにもかかわらず、
楽にハナを奪うと、3コーナーで並ばれそうになる場面もありましたが、そこは慌てず騒がずじっくりと息を入れて、
永森騎手がゴーサインを出すと力強く加速。
そのまま後続を7馬身突き放す圧勝劇でした。
今回は遠征競馬、初の1800mと課題はありますが、前走の走りっぷりから距離が延びても問題ないと判断。
まだまだ底を見せていないし、ここも重賞連勝を期待しています。
地元勢の中ではスーパージンガが圧倒的。
花吹雪賞は余裕の手ごたえで完勝し、松井伸也騎手×渡辺博文調教師という元福山コンビでの重賞制覇を果たしました。
飛燕賞ではニュールックのスピードに屈したけれど、前走は古馬B級に混じってしっかり差し切り勝ち。
1800mの花吹雪賞を勝っていることも大きいし、地元の利を活かして武器であるロングスパートをさく裂させて欲しいです。
この2頭が抜けていると感じる分、3番手以下の評価が難しいところ。
笠松からの遠征馬ワイエススカイ、強豪と戦ってきたナラまで。
◎10、ナンヨーオボロヅキ
○9、スーパージンガ
▲1、ワイエススカイ
△8、ナラ
修了供覧は角馬場でのカドリールからスタート。
昨年引退し、春から教官となった江川信幸元騎手も、教官として馬場の中から生徒たちを見守ります。
音楽に合わせた演技と、耳目社の大川充夫アナウンサーが生徒たちのメッセージを代読し、厳粛でしんみりとした雰囲気に。
10名息の合ったカドリールを披露し、いよいよ最後の訓練はレース形式で行われます。
第1R『職員に感謝特別』
1枠1番サクシード 多田羅誠也(高知)
2枠2番セリトスガッテン 東川慎(笠松)
3枠3番デイジーデイズ 木本直(園田)
4枠4番ヨザクラオシチ 小野楓馬(門別)
5枠5番ヴェリタスフェスタ 濱尚美(高知)
レースは好スタートを切った木本騎手がハナ、最後まで勢い衰えずそのままゴール。
2着は濱騎手で、後方からロングスパートで追い上げました。
第2R『馬に感謝特別』
1枠1番テンカイチ 大木天翔(大井)
2枠2番モンデスタン 妹尾将充(高知)
3枠3番タイセイマックス 兼子千央(金沢)
4枠4番ノブレジェンド 福原杏(浦和)
5枠5番ペプチドパール
こちらも好スタートを決めた福原騎手が逃げ切り勝ち。
2着は大木騎手が後方から追い込みました。
これで2年間の訓練がすべて終了。
晴れやかな笑顔で集合写真に納まりました♪
みんな明るくてフレッシュ!
教官も交えてパチリ。
そして、超特急で制服に着替え、スーツケースなど荷物をすべて持って、修了式へ。
塚田理事長から修了証書を授与されました。
皆勤賞は塚本くんと多田羅くんの2名。
2年間一日も休まず、怪我もなく、すべての訓練と授業をこなしたというのは立派です。
無事に修了式を終え、全国の競馬場へ帰って行った97期たち。
4月から順次デビューしていくのが楽しみだし、それぞれの初勝利や、ヤングジョッキーズシリーズでの活躍も楽しみです!