ゴールデンウィークに入って、全国各地で連日重賞が行われています。
明日1日からは、名古屋競馬場で3日連続の重賞、さらに4日目にはダートグレード『かきつばた記念』です。
まず1発目。
グランダム・ジャパン3歳シーズン5戦目の『東海クイーンカップ』。
*1日名古屋 11R『東海クイーンカップ』1600m 16:20発走*
注目は佐賀から遠征して来た【レコパン】。
門別でデビューして、昨年末佐賀に移籍してから2連勝。
前走の『ル・プランタン賞』では、中団内から追い上げて、逃げる【メイレディ】を捉えにかかる競馬をしましたが、最後は脚が止まって3着。
着順以上に、自分から動くタフなレース内容を評価しています。
遠征競馬がどうかという部分もありますが、今回も積極的なレースをしてくれると期待しています。
【スズカウインダー】はここ2戦逃げて快勝。
やはり、前に行けると強いですね。
『ゴールドジュニア』では惨敗といっていい負け方ですが、先手を取れなかったことが大きかったようですね。
1枠に入って外から行った馬の砂を被ったし、すんなり先手を取れるような展開ならば重賞でも勝ち負け出来ることは証明済み。
今回は特に逃げたい馬もいませんから、展開的にもチャンスです。
◎8、レコパン
〇6、スズカウインダー
▲3、マーメイドジャンプ
△4、オリオンローザ
続く2発目は、古馬重賞『尾張名古屋杯』。
*2日名古屋 11R『尾張名古屋杯』1600m 16:45発走*
ここはこれまでの成績からいっても【ミサキティンバー】に期待したいです。
前走はいつもよりも積極的に前目の位置に付けて、【キングスゾーン】には離されたものの、2着を確保。
ここ最近はこの馬らしい脚が見れませんでしたから、久々に好内容のレースをしてくれました。
古馬重賞ではまだ力を発揮出来ずにいますが、持っている能力は上位だと思います。
【エーシンサンダー】は現在7連勝中と勢いがあります。
好位につけるスピードと器用さを持っているし、連勝内容が圧倒的な強さです。
初めての重賞挑戦、さらに初めての名古屋となりますが、一気にタイトル獲りの可能性も☆
◎3、ミサキティンバー
〇2、エーシンサンダー
▲9、デジタルゴールド
△7、セイピーシーズ
3発目の3日『駿蹄賞』は、『東海ダービー』を占う上で大事な一戦、4日『かきつばた記念』はまだ出走表確定前ですが、【セイクリムズン】【サマーウインド】といった馬たちが登録していてかなりハイレベルな戦いが期待出来そうです。
名古屋競馬場4連発の重賞開催、ぜひ馬券を当てて!楽しんで下さいね♪
明日はグランダム・ジャパン3歳シーズンの4戦目、『留守杯日高賞』です!
*30日水沢 10R『留守杯日高賞』1600m 16:20発走*
全国交流戦ということで遠征馬が6頭、対する地元馬は6頭で迎え撃ちます。
まず注目しているのは、岩手【サブリナラッシュ】。
門別→兵庫と来て、岩手にやって来たこの馬は、新馬戦を勝って早くから活躍。
ここまで戦って来た相手や経験を考えると、実力上位の存在だと思います。
岩手移籍後初戦だった前走の『あやめ賞』は、好ダッシュから先手を奪うと、道中は2番手馬にマークされる展開も、勝負所も楽な手ごたえで直線突き放すという強い内容でした。
レースも上手だし、距離も問題なし。
1枠に入ったので、今回も逃げてレースを引っ張る存在になるんじゃないでしょうか。
この時期の3歳牝馬は輸送による影響もあると思うので、地元で競馬出来るアドバンテージは大きいですね。
遠征組は比較が難しいですが、川崎の【ミスシナノ】は後方から追い上げる強力な末脚を持っている馬。
前走は牡馬に混じっての重賞でさすがに荷が重かったですが、今回はペース的にいつもより前めに付けられるのでは...という読み。
そうなれば頭まであると思ってます。
大井の【ラブミーアゴー】は岩手の村上忍騎手が騎乗。
早くにデビューして経験豊富だし、ここ3戦は牡馬に混じって戦っていますが、4走前の3歳選抜牝馬は強い競馬でした。
ここに入っても引けは取りません。
◎1、サブリナラッシュ
〇11、ミスシナノ
▲3、ラブミーアゴー
△9、タッチデュール
8戦のポイントで争うグランダム・ジャパン3歳シーズンの折り返し。
どの馬が3歳女王に名乗りを上げるでしょうか。
昨日笠松競馬場で行われた、地方全国交流戦『オグリキャップ記念』。
金沢から遠征した【ジャングルスマイル】が逃げ切り勝ちでした☆
写真は今お願いしているので、送っていただいたら追加掲載しますね。
【ジャングルスマイル】にとっては、遠征での初重賞V。
気性的な面から、遠征で結果を出すのがなかなか難しかったわけですが、今回はあまり強い追い切りはかけず、少し大きめのキャンターで仕上げたことが良かったようです。
金田一昌調教師
「いつもは追い切りをかけてきっちりと仕上げて行くんですが、そうすると馬も競馬だってわかるからカリカリしてしまって、それで結果が出なかったんです。
今回はそういう面を考えて強い負荷をかけなかったので、馬運車に乗っても競馬だということを感じなかったみたいですね。
大人しかったし、ずっと落ち着いていました。
笠松までの輸送時間が短かったこともプラスでしたね。
今まではなかなか遠征で結果が出せなかったけど、この馬に合う調整方法を見つけられたので、これからも色々と挑戦したいです。
まずは少し休ませて、6月の『百万石賞』3連覇を目指します。
僕自身も地元以外の競馬場で重賞を勝ったのは初めてだったので、すごく嬉しいですね。
地元とはまた違って、アウェーで勝つのはさらに大変なことだし、輸送が苦手だった馬で結果を出せたことも大きいです。
金沢に帰ってきたら、周りから「おめでとう」って声かけてもらって。
なんか気恥ずかしいですね。
これからさらに頑張って行きますので、金沢競馬をよろしくお願いします!」
中央の未勝利から移籍して来て、金沢で結果を出し続けて来た【ジャングルスマイル】。
その能力は全国区だと思っていましたが、輸送という課題を克服した今、さらなる飛躍を期待したいです。
ゴールデンウィークは怒涛の重賞ラッシュです☆
明日は笠松で『オグリキャップ記念』!!
*27日笠松 10R『オグリキャップ記念』2500m 15:50発走*
地方全国交流戦ということで、船橋・金沢・高知から5頭の遠征馬がやってきて、迎え撃つ東海勢5頭と併せて10頭で戦います。
その中で注目しているのは、金沢の【ジャングルスマイル】。
この馬は気性的に難しい面があって、調教も常に併せ馬で行っています。
今回は使って間もないので、特に速い時計は出していませんが、きっちり攻め馬しているので状態面は問題ないでしょう。
唯一といってもいい課題は輸送。
やはり気性的な部分が大きいのか、地元以外ではなかなか結果が出せずにいます。
今回は少し視点を変えて、輸送だからと力むのではなく、地元の競馬と同じような雰囲気のまま競馬に向かうそう。
能力を発揮してくれたら、全国でも十分通用するだけに、なんとか殻を破って欲しいです。
対抗は、高知の刺客【タンゴノセック】。
前走の『二十四万国賞』は白熱したレースを見せてくれましたね。
道中は馬群の中、3,4コーナーは外から追い上げましたが、展開的には逃げる【チュニジアンブルー】がハマった感じでした。
直線を向いた時には【チュニジアンブルー】の逃げ切りか...と思われましたが、ゴール前【タンゴノセック】がアタマ差きっちり交わして勝利。
道中の負荷や展開を考えると、着差以上に強かったと思います。
笠松は初めてですが、すでに色々な競馬場で走っていて経験豊富。
厩舎も鞍上も遠征慣れしていますから、2008年【スペシャリスト】以来の高知勢の勝利を期待しています。
船橋からの遠征馬【タートルベイ】は、ここまで戦って来た相手が違います。
前走の『ダイオライト記念』では、【フリオーソ】から3馬身差の6着に頑張っていたし、対戦比較で言っても【ジャングルスマイル】に負けたことがありません。
特に今年に入ってからは強敵相手に好走を続けているし、注目の一頭でしょう。
◎6、ジャングルスマイル
〇7、タンゴノセック
▲9、タートルベイ
△2、リワードレブロン
☆1、エイシンフレンチ
いよいよ今週の水曜日から、ホッカイドウ競馬が開幕します!
初日は3歳重賞『北斗盃』。
6月のダービーウイーク『北海優駿』の前哨戦でもあるこのレース、シーズン初戦ということもあり、各馬の状態を見極めるのが難しい一戦です。
*25日門別 第11R『北斗盃』1200m 20:35発走 14頭立て*
南関東で走っていた【エクランナクレ】と【ビービールヴァン】以外は、どの馬たちも今年初戦で4か月以上の休み明け。
久しぶりの実戦ですから、当日の馬体重やパドックの様子に注意したいと思います。
注目しているのは牝馬の【ロクイチスマイル】。
1勝馬ですが、交流重賞でも掲示板に乗る堅実な活躍を見せてくれています。
門別1200mは、『エーデルワイス賞』で大接戦の3着に追い込んだ舞台。
年末の『東京2歳優駿牝馬』はもう少し走れると思っていたけど...
今回のメンバーに入ったら、格上の存在でしょう。
新馬戦から勝利しているように、仕上がりも早そう。
久しぶりのレースで、どんな走りを見せてくれるでしょうか。
対抗は【ゲンキ】。
ここまで6戦して、崩れたのはJRA遠征と交流重賞『北海道2歳優駿』のみ。
地元馬同士では、安定したレースをしています。
デビューから少しずつ体が減って来ているので、出来ればプラス体重で出て来て欲しいですね。
どんな風に成長したのか...パドックの様子が楽しみです。
9月以来のレースとなる【ハイタッチ】、使っている強みを生かして【ビービールヴァン】、デビューから掲示板を外していない【キョウノカガヤキ】まで。
◎5、ロクイチスマイル
〇11、ゲンキ
▲4、ハイタッチ
△10、ビービールヴァン
☆9、キョウノカガヤキ
一昨年の覇者【クラキンコ】は、連勝で『北海優駿』を制しているように、ダービーウイークに直結するレースです。
久しぶりの馬たちが多いので、結果だけでなく各馬の成長ぶりにも注目しています。
そして、6レースでは日本一早い新馬戦も行われます!
もう新馬戦の季節なんですねぇ~。
北海道は2歳馬のレベルがかなり高いですから、こちらも注目です☆