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レース回顧(4/22~4/24)

2006年4月24日(月)

 22日(土)に行われた卯月特別(3歳以上550万円未満)は、2番人気のスーパークリントンが優勝。2着ナリタボブサップで、4歳馬によるワンツーとなりました。
 道中もこの2頭が馬群を引っ張る展開。第2障害はスーパークリントンが真っ先に動き、ひと腰でゆうゆうとクリア。ナリタボブサップも追ってきましたが、スーパークリントンは終始余裕の手ごたえで、そのまま先頭でゴールしました。ナリタボブサップは残り20メートル付近から脚取りが重くなったものの、プリティブライトの追い込みを振り切りました。
 23日(日)のメインレースはシルバーカップ(3歳以上オープン)。このレースにはサダエリコやミサキスーパーなど一線級が集いましたが、勝ったのは5歳馬のタケタカラニシキでした。
 スタート前にグレートサンデーがゲートに突進してしまい、いったんコース側に出てから再度ゲートに誘導されるハプニング。その影響もあったのか、グレートサンデーはスタートで大きく出遅れてしまいました。道中はトカチプリティーとシンエイキンカイが引っ張る流れで、タケタカラニシキも好位集団。第2障害も先行2頭がすんなり越えましたが、差なくタケタカラニシキもクリア。ここから坂本東一騎手とタケタカラニシキが飛ぶように脚を伸ばし、そのまま先頭でゴールしました。僅差の2着にしぶとく伸びたシンエイキンカイ。ミサキスーパーが3着となりました。なお、1番人気ヨコハマボーイは5着、3番人気サダエリコは6着に敗れています。
 同日の第10レースは3歳以上混合別定800万円未満。このレースは16日スーパージョッキー賞の勝抜戦ということでお伝えしていましたが、勝入戦の誤りでした。そして今回勝ったのもトモエパワー。スーパージョッキー賞に続く2連勝を果たしています。道中は楽な手ごたえで先行し、第2障害もプリンセスサクラコと並んでクリア。残り10メートル付近まで激しい追い比べとなりましたが、最後に突き放して先頭でゴールしました。
 第9レース3歳以上混合別定650万円未満は、1番人気のビホロヤマトが優勝。前走春駒特別4着(2番人気)の雪辱を果たしています。
 24日(月)は爽春特別(勝入混合470万円未満)が行われました。折からの雪で高速決戦となったこのレースは、圧倒的1番人気に推されたエビスオウジャが優勝。オープンから470万クラスまで降級したこともあって、昨季最終戦から3連勝を決めています。
 楽に先行したエビスオウジャは、第2障害も先頭で越えると、一気に後続を突き放す独壇場。有無をいわさぬレースぶりで、実力の違いを見せつけました。2着アローコマンダーは障害後の追い比べを制し、3戦連続2着。昨季最終戦から続く好調を、そのまま維持できているようです。

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 なお、今週で帯広開催は終了し、来週からは旭川開催となりますので、ご注意ください。

レース回顧(4/15~4/17)

2006年4月17日(月)

 15日(土)のメインレースに行われたイオンカップ(3歳以上混合650万円未満)は、1番人気のカネサブラックが優勝。昨シーズン終盤の好調を維持して、今季絶好のスタートを切りました。
 道中はキタノスサノオが先手を奪い、ペースを握る展開。しかし第2障害でキタノスサノオは苦戦し、その間にカネサブラックが先頭でクリア。ハマナカキングも続いて、キングシャープがこれを追いかけるかたちとなりました。先頭のカネサブラックは終始楽なレース運びで、そのまま1着でゴールイン。2着はハマナカキングとキングシャープのきわどい争いとなり、結局ハマナカキングがわずかに先着しました。
 16日(日)は雪の中での一戦。高速決戦となったスーパージョッキー賞(3歳以上混合800万円未満)は、4番人気のトモエパワーが制しました。
 道中は各馬ほとんど止まらない展開で、早くも第2障害。ニシキダイジンが一気に仕掛けますが、越えきれずに障害上でストップ。先頭で抜けたのはトモエパワーで、2番手にヤマノミント。馬場が馬場だけに、先行2頭はいっこうに止まる気配がなく、そのままゴール。3着には3番手で障害を越えたプリンセスサクラコ。
 この日の第10レース、混合470万円未満を制したのはエビスオウジャ。オープンから550万クラスまで降級しており、さすがにこのメンバーでは貫禄勝ち。障害4番手のアローコマンダーが最後に差して2着となっています。
 17日(月)に行われた春駒特別(3歳以上混合650万円未満)は、タケノホウシュウが優勝しました。道中はバンゼンらがレースを引っ張る展開で、第2障害はタカラボーイが先頭で通過。1番人気コブラタイガー、バンゼン、タケノホウシュウも差なく続きましたが、タケノホウシュウとバンゼンの脚いろがよく、結局一気に抜けたタケノホウシュウが1着。僅差2着にバンゼン、3着にはタカラボーイが粘りきりました。人気の一角ビホロヤマトがすごい脚で追い込みましたが、届かず4着に敗れています。
 なお2歳戦もスタートし、今週は7鞍が行われました。17日の第2レースで能検1番時計を出したシベチャタイガーが、16日の第1レースでは3番時計のカイセゴールデンが快勝しています。

映像はこちら

レース回顧(3/24~3/27)

2006年3月28日(火)

 24日(金)に行われた沈丁花特別(4歳以上勝入270万円未満)は、6番人気のタケノタイトルが優勝。障害を越えてから確実な末脚を発揮し、追いすがる各馬を振り切ってゴールしました。2着イナノプリンセスで、20日の第9レース1、2着の2頭で決着しています。
 第10レースに行われたのはあせび特別(4歳以上勝入170万円未満)。3番手で障害を越えたブルーストーンが、アラクレライデンとの追い比べを制して優勝しました。
 25日(土)のメインレースは春陽特別(4歳以上勝入320万円未満)。ここはマシュウキングが快勝しました。3番手で障害を下りるとギャロップで一気に差を詰め、その後も脚を伸ばすと先頭でゴールイン。2着に7番人気のエビスオウゴンで、馬連単は万馬券となりました。
 第10レースの春水特別(4歳以上勝入220万円未満)は、好調のフクノカミカゼが勝って、これで4連勝としました。第2障害をグイグイ駆け上がったフクノカミカゼは、そのまま先頭で障害をクリア。ストロングペガサスがしぶとく追ってきましたが、これを抑えて優勝しました。
 26日は「見どころ」同様あとに回して、27日(月)のメインレース、大平原特別(4歳以上800万円未満)。ここは道中最後方を進んでいたキリンオーが、障害をひと腰で上がり、その後も爆発的な末脚を発揮。残り20メートル付近で早くも先頭に立つと、そのまま後続を突き放して優勝しました。2着は先頭で障害をクリアしたユウセイマーチ。

 それでは26日(日)。メインレースは、今シーズンの掉尾を飾るばんえい記念(4歳以上オープン)でした。このレースについてはばんえい記念回顧をご覧ください。
 第3レースに行われたあざみ特別(3歳牝馬オープン)は、最低人気のヒメカワキタが優勝して、6番人気キョウワプリンセスが2着。馬連単4万4030円の大波乱となりました。ヒメカワキタは、人気のキタノパワーと並んで障害を下りると、これを突き放すレースぶり。これまでの苦戦がウソのような、鮮やかな勝ちっぷりでした。3歳牝馬2強のキタノパワーとエメラルドは、それぞれ3、7着に敗れています。
 第4レース若草特別(3歳牡馬オープン)は、イレネー記念3着のナカゼンスピードが優勝して実力をアピールしました。第2障害を先頭で下りたのは、ホクレン賞馬ニシキセンプー。しかし残り20メートル付近で脚いろが鈍り、後続が強襲。ナカゼンスピードとホクショウダイヤがこれを交わして、1、2着となりました。
 第5レースの早春特別(4歳以上470万円未満)は、近走調子を落としていたバンゼンが優勝。一呼吸おいて障害に挑むとひと腰でクリアして、そのままゴールしました。混戦の2着争いは、1番人気のマルミギムレットが制しました。
 第6レース春暖特別(4歳以上550万円未満)は、断然人気のコブラタイガーが快勝しました。真っ先に障害に挑むと、問答無用のトップ抜け。そのまま後続との差を保ってゴールしました。2着は道中後方をじっくり進んだアローコマンダー。僅差の3着にヨコハマイサム。
 第7レースに行われた春風特別(4歳以上650万円未満)は、ハマナカキングが優勝。好ダッシュから終始先行、第2障害でじっくりためるとひと腰で上がり、先に抜けたイケダガッツをゆうゆう交わしてゴール、という圧巻のレースを見せました。2着のイケダガッツはそつのないレースでしたが、相手が悪すぎた印象。1番人気クメノビューティーは3着。
 第8レースのクリスタル特別(4歳オープン)は、7番人気の伏兵キタノカイザーが優勝。ナリタボブサップ、スーパークリントン、カネサブラックなどの強豪を抑える、見事なレースを見せました。4番手で障害を下りると、残り10メートル付近でナリタボブサップに並び掛けて追い比べに。勢いそのまま、ゴール手前で完全に抜け出しました。
 第9レースに行われたスターライト特別(5歳オープン)は、フクイズミが優勝。今季の快進撃を物語る見事な勝利で、シーズン最終出走を締めくくりました。第2障害は6頭がほぼ同時にクリアする大混戦。その中からホクトキング、タケタカラニシキが抜け出しましたが、残り10メートル付近でフクイズミが先頭に立つと、そのままゴールへ。持ち味の末脚を最大限に生かす、この馬らしいレースぶりでした。2着にタケタカラニシキ、3着は追い込んだヤマノミント。1番人気のエンジュオウカンは7着に敗れました。
 第11レース春望特別(4歳以上390万円未満)は、9番人気のサロマボーイが優勝。2番人気のヤマトオーカンが2着で、馬連単は1万2310円の高配当となりました。2番手で障害を下りたサロマボーイは、前を行くユウシテンザンをあっさり捉えてゴールイン。2着に粘るかと思われたユウシテンザンは、ヤマトオーカンの末脚に屈して、3着となりました。

25日以降の映像はこちら

 05年度のばんえい競馬は、無事にシーズンを終了しました。1年間のご愛読、まことにありがとうございました。
 なお、当サイトは来年度も同様の更新を行う予定です。今後ともばんえい競馬情報局をよろしくお願いいたします。

レース回顧(3/18~3/21)

2006年3月22日(水)

 20日(月)、21日(火)の「今週の見どころ」は原稿制作側の都合により、更新することができませんでした。深くお詫び申し上げます。
 18日(土)の木蓮特別(4歳以上、勝入470万円未満)は、1番人気スーパーロイヤルが完勝しました。第2障害を越えたところでナリタボブサップ、スーパーロイヤルの2頭が横並びで、一騎打ちの様相。しかし残り20メートル付近でナリタボブサップが遅れ出すと、残り10メートルでマルミギムレットが2番手に浮上しました。その態勢のままゴール。ナリタボブサップはゴール線上でも止まりましたが、後続の追撃をしのいで3着を確保しました。
 第9レースに行われた4歳以上混合別定800万円未満は、2番人気のフクイズミが優勝。5番手で障害を下りながら、いつものように怒濤の末脚を発揮しました。接戦の2着争いは、先頭で障害をクリアしたプリンセスサクラコ。エンジュダイヤが3着で、牝馬が上位を占めました。
 19日(日)のメインレース、イレネー記念(3歳)については、別掲のイレネー記念回顧をご覧ください。
 第10レースに行われた乙女椿特別(4歳以上550万円未満)を制したのはコブラタイガー。積極的な先行策から、障害も先頭でクリア。そのまま最後まで歩き続けて完勝しました。ハマナカキングは障害を越えてから一気に追い込みましたが、2回止まったところで万事休す。その間にスーパークリントンが交わし、2着を確保しています。
 20日(月)に行われたのは士幌高原特別(4歳以上オープン)シンザンウィークが着実に脚を伸ばして優勝しました。第2障害はシンザンウィーク、ミスターセンプー、キタノコクホーがほぼ同時にクリアしましたが、そこからシンザンウィークの独壇場となりました。2着はしぶとく脚を伸ばしたキタノコクホー。3着にミスターセンプー。
 翌21日(火)の十勝川特別(4歳以上オープン)は、エビスオウジャが優勝しました。各馬第2障害で苦戦する展開となりましたが、ツルマキシンザン、サンデーブライアンを先頭に続々クリア。ところが7番手で障害を越えたエビスオウジャが猛チャージをかけ、残り5メートル付近で先頭へ。そのままゴールして、圧巻のレースを見せました。2着サンデーブライアンで、3着にツルマキシンザン。1番人気のスターエンジェルも豪快に追い込みましたが、ゴール線上でストップ。5着に敗れました。

19日以降の映像はこちら

レース回顧(3/10~3/13)

2006年3月13日(月)

 10日(金)に行われた雪柳特別(4歳以上800万円未満)は、昇級初戦のヤマノミントが快勝。混戦の2着争いを尻目に、後続との差を保ったままゴールしました。これで3連勝と波に乗った印象で、今後もこのクラスで活躍することでしょう。2着は混戦の末、ヨシノウンリュウとタカラボーイが同着。1番人気のプリンセスサクラコは追い込み届かず4着に敗れています。
 翌11日(土)のメインレースは春蘭特別(4歳以上オープン)。障害を3番手でクリアしたスターエンジェルが脚を伸ばし、1着でゴールしました。近走は安定した成績を残しており、一段と力をつけた印象です。先頭で障害を越えたミサキスーパーもよく粘りましたが、結局2着に敗れました。
 12日(日)に行われたのは螢の光賞(引退馬)。今シーズンで競走生活を終える馬たちによる一戦です。勝ったのは550万クラスのクメノビューティー。3番手で障害を下りると、前を行くエビスコマチ、スピードカザンを楽に差し切りました。今後は繁殖牝馬としての活躍を期待したいところ。
 その前第10レースに行われたのは4歳以上オープンによる寒緋桜特別。ゴール前の混戦を制したのは8番人気のトモエパワーでした。第2障害はエンジュオウカンが先頭でクリアし、差なくタケタカラニシキ、スーパーペガサスが3番手で続く展開。そこからスーパーペガサスが一気に交わす勢いも、残り20メートル付近で止まってしまいました。完全にタケタカラニシキが抜け、そして勝利を手中に収めたと思われたその時、ゴール線上で痛恨のストップ。その隙に、休むことなく歩き続けたトモエパワーがひと足先にゴールイン。立て直したスーパーペガサスが2着で、障害でヒザを折ったシンエイキンカイが、しぶとく追い込んで3着となりました。
 13日(月)はあんず特別(4歳以上650万円未満)が行われました。これを制したのはホクショウファイト。一呼吸おいて仕掛けた第2障害をひと腰で上がると、しぶとく粘りきってゴールしました。2着には脚を伸ばしたオホーツクブルー。2番人気のフクイズミが飛ぶように追い込みましたが、3着までが精一杯でした。
 またこの日の第10レースに行われた4歳以上オープントカチプリティーが人気にこたえて優勝。2着には最低人気のホクリュウイチが入り、好配当を演出しました。

11日以降の映像はこちら

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