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2016年8月 アーカイブ

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ばんえいグランプリ 予想結果

2016年8月15日(月)

矢野:3連複6-7-8 2000円的中! 収支+3,000円
目黒:3連複6-7-8 600円的中! 収支-3,300円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
荘司:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円


【集計】投資額 6,000円×6R=36,000円

矢野  -11,500円
須田  -25,650円
山崎  -30,800円
目黒  -31,080円
荘司  -31,920円
斎藤  -36,000円

紅組 -93,800円
白組 -73,150円

8/14ばんえいグランプリ回顧

オレノココロが実力を見せつける!

 14日(日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のオレノココロが優勝。旭川記念、北斗賞(ともに3着)の雪辱を果たし、重賞11勝目を飾りました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.フジダイビクトリー 3.2
  2.カイシンゲキ 69.1
  3.サクラリュウ 67.3
  4.キタノタイショウ 41.6
  5.キサラキク 63.0
  6.ニュータカラコマ 3.5
  7.オレノココロ 4.8
  8.コウシュハウンカイ 3.4
  9.アオノレクサス 24.7
 10.オイドン 18.5

 このレースを連覇中のフジダイビクトリーが1番人気に推されましたが、コウシュハウンカイ、ニュータカラコマも差のないオッズ。オレノココロも4.8倍で続き、この4頭の争いと見られました。馬場水分は0.8%と、乾いた馬場でゲートが切られました。

 重い馬場もあってか、第1障害を越えたあたりから各馬が刻みはじめます。キタノタイショウ、ニュータカラコマなどが交互に先頭に立ち、馬群をリード。幾度も脚を止めながら、ようやく第2障害にたどり着きました。
 息を整えたのち、最初に動いたのはコウシュハウンカイ。さらにひと呼吸入れて、フジダイビクトリー、ニュータカラコマ、サクラリュウが仕掛けます。そしてカイシンゲキやオレノココロも登坂を開始したあたりで、コウシュハウンカイが荷物を天板まで曳き上げ、難関を突破します。さらにニュータカラコマもクリア。そして3番手で越えたのが、ひと腰で登り切ったオレノココロ。フジダイビクトリーも4番手で障害を下りました。
 先頭を行く2頭は激しいデッドヒートを展開。やや鈍った脚いろながらも、しぶとく脚を前に出します。しかし、それを上回る脚いろでオレノココロが差を詰めにかかり、残り20メートル付近でニュータカラコマを、そして残り10メートルでコウシュハウンカイを捕らえます。あとは、ゴールまで突き進むのみ。結局2着に8秒5差をつけ、夏のばんえい王者に輝きました。コウシュハウンカイは残り5メートルで脚が止まり、その隙にニュータカラコマが交わして2着。立て直したコウシュハウンカイが3着で、1番人気のフジダイビクトリーは僅差の4着となりました。

 ばんえい十勝オッズパーク杯こそ制したものの、その後は今ひとつだったオレノココロ。しかし、この大一番を制し、昨シーズン終盤に見せた強さが本物であることを証明しました。障害さえ克服できれば、頂点もうかがえる存在。今後の活躍がさらに楽しみとなりました。
 ニュータカラコマは残り15メートル付近でいったん脚を止めたものの、最後にコウシュハウンカイを交わして2着。連続連対を6に伸ばし、今の充実ぶりを示しました。その堅実なレースぶりからも、目が離せない存在です。
 コウシュハウンカイは積極的に運んだ分で、むしろそのレースぶりに好感が持てました。今後も中心勢力の1頭として、要注目です。

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鈴木恵介騎手「ニュータカラコマとコウシュハウンカイが先頭にいたので、この2頭を見ながらレースを運びました。この2頭が自分の予想より速いペースだったので、慌てないでこの馬のペースで進めました。障害だけが心配でしたが、天板まで一気に登り、ヒザを折らないでくれたのが勝因だと思います」

8/14ばんえいグランプリ予想 山崎エリカ

2016年8月14日(日)

止まらないコウシュハウンカイに期待

 ファン投票1位のセンゴクエースが不在のばんえいグランプリ。1位ならさすがにこちらに出走してくると思っていましたが...ここよりも同世代との対決を選んで10着凡退とは(;´д`)トホホ。砂煙が舞うほどのパサパサ馬場だから、「トップハンデがとっても堪えるだろうなあ」とは思っていましたが、座り込むとはさすがに予想してませんでした。

 本日、日曜日もパサパサ馬場が濃厚。自分が本命にした馬が障害で座り込んだり、転倒したりしたら悲しいので、馬券は障害力があって、最後までしっかり歩ける馬を本命にしたいです。

 そんなこんなで◎は、すぐに決まりました。昨年のこのレースで2着、今年のばんえい記念で3着というように、大一番ではなかなか勝てませんが障害確かのコウシュハウンカイです。今シーズンの重賞で全て連対しているように、最後までひたすら歩く強さを評価。馬場水分1.5%で行われた昨年のこのレースでもフジダイビクトリーとこの馬だけが、障害を下ってから最後まで止まらずに歩き続けました。そのフジダイビクトリーが昨年の勢いがなく、コウシュハウンカイがこれまで好調となれば、この馬に本命を託すしか策がありません。

 ○は、このレース2連覇で、今回は3連覇目が懸かるフジダイビクトリー。今年は昨年と比べると楽に前に行けなくなり、今シーズンは未だに重賞未勝利。ただ、パサパサ馬場ならばテンから無理する必要もないし、容易には止まらないこの馬の強さは侮れないものがあります。

 ▲は、コウシュハウンカイの同世代のライバルで今シーズンはばんえい十勝オッズパーク杯勝ちのオレノココロ。6歳馬で既に重賞10勝という実績はとても素晴らしく、コウシュハウンカイよりも実績は上。ただ、障害に安定感がないのがネック。最近はひと頃よく見られた障害での膝折りが見られるようになり、その辺りが強く推せない理由ですが、すぐに立て直せてはいるので大幅に割り引く必要もないのかもしれません。

 △に今シーズンは十勝オッズパーク杯こそ4着に崩れたものの、その後は重賞、特別戦を問わずパーフェクト連対のニュータカラコマ。スピードもあるし、障害力もあり、取り立てるほどの弱点はありません。それでもあえて弱点を挙げるなら、重馬場の高重量戦が得意ではないということ。この馬が高重量戦で3着以下に負けているときの大半が重馬場なので狙い下げました。確かに今シーズンは重馬場の北斗賞を勝利してはいますが、この馬自身もズブズブで、相手が絶好調なら差されていたような内容でした。

 あとは、今シーズンの十勝オッズパーク杯では、勝ち馬と8.1秒差と地味に好戦したカイシンゲキ。その後はさらに力をつけて、これまで他が仕掛けていくのを待って仕掛ける立場だったこの馬が、前走では積極策で2着と結果を出しました。確かに相手は強くなりますが、今の勢いならば通用しても不思議ないでしょう。

 ◎ (8)コウシュハウンカイ
 ○ (1)フジダイビクトリー
 ▲ (7)オレノココロ
 △ (6)ニュータカラコマ
 △ (2)カイシンゲキ

 馬複
 1-8 2000円
 7-8 2000円
 6-8 1500円
 2-8 500円

8/14ばんえいグランプリ予想 目黒貴子

2016年8月13日(土)

オレノココロが昨年の雪辱

 真夏のビッグレースばんえいグランプリ。不調だった(?)前半に区切りをつけ、ここをきっかけに勢いをつけたいものだ。
 さて、さすがに重賞常連のメンバーだ。しかし、勝馬はレース毎に変わる印象で、今度はどの馬の順番となるのかがポイント。そこで考えた結果◎をオレノココロとしたい。春のオッズパーク杯以来勝星から遠ざかっているが、ここ2戦連続3着。特に2走前は勝ったニュータカラコマからはたったの1.1秒差。少しずつ調子が上がっている印象だ。昨年はゴールをまたいでからの膝折で大幅に着順を落とし6着と残念な結果に。障害の膝折は見るけれど、あの段階での膝折という意外なものを見せてもらった感はあるが、今年はその借りを返してほしいという思いも込めて◎。
 今季出走したレースは常に馬券対象。唯一4着に終わったのが前走だけというコウシュハウンカイに◯としたい。その前走も切れ負けしただけ、安定感は抜群といえる。今回はまた斤量が重くなるが、この馬にはそれがプラス材料ともなる。
 勢いなら▲ニュータカラコマ。こちらは今季初戦のオッズパーク杯4着を除けばオール連対と素晴らしい成績。ここ2戦は快勝してノリに乗っている。馬場と斤量の重さを克服できるかがポイントのようだが、今ならそれも可能。
 3連覇を狙うフジダイビクトリーにも当然印をまわさなければならない。今季はまだ本調子にないのか馬券対象から外れることも多かったが、前走くらいから「お!」と思わせてくれる内容になってきた。ただ端枠も含めて、今季充実の他の馬たちに比べると少し分が悪いと感じ△まで。障害のデキ次第でチャンスもあるオイドン、そしてメンバーも強く斤量にも不安ありでも個人的な応援のアオノレクサスにも注目したい。

 ◎オレノココロ
 ◯コウシュハウンカイ
 ▲ニュータカラコマ
 △フジダイビクトリー
 △オイドン
 △アオノレクサス

 3連複
 7-1,6,8,9,10 600円 計6000円

8/14ばんえいグランプリ予想 須田鷹雄

コウシュハウンカイを軸に絞る

 実質的に定量のここは、前走以前の重量差がどう修正されたかということと、重量の絶対値に対する対応力がポイント。
 北斗賞からの流れでいうと、年上に対しアローワンスを与えていた2頭が有利ではあり、特に旭川記念の時点でハンデを背負わされていたオレノココロに期待したくはなる。
 ただオレノココロは障害の不安がぬぐいきれないのと、今年度に入っての決め脚の無さが気になる。ここで1着を期待するなら◎コウシュハウンカイのほうだろう。昨年の成績を見ても、重量の絶対値に対する対応力は十分だし、少なくともここで荷物を苦にすることはない。
 相手は○オレノココロに加えて、▲フジダイビクトリー、☆ニュータカラコマまでで充分だろう。天気予報を見る限りオイドン向きの馬場にはならなさそうだし、キタノタイショウは近走内容が悪すぎる。いずれ穴を出しそうではあるが、特別戦の内容でその気配を感じさせるまでは手を出しづらい。
 ここは絞ることが肝心のレースと考え、◎1着固定の3連単で。

 ◎8コウシュハウンカイ
 ○7オレノココロ
 ▲1フジダイビクトリー
 ☆6ニュータカラコマ

 3連単
 8→7,1,6→7,1,6 1000円 計6000円

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