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2015年9月 アーカイブ

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9/20銀河賞予想 矢野吉彦

あめあめフレフレ♪カイシンゲキ

 まぁ、何と申しましょうか、相変わらず予想が冴えませんねぇ。今後、よほどのまぐれ当たりがないかぎり、福岡ソフトバンクホークスみたいな斎藤修さんの独走を止められるワケがありませんし、ボチボチ後ろについていくしかないでしょうね。

 で、銀河賞。ここは、前走7着だったおかげで重量に恵まれる形となったカイシンゲキの巻き返しに期待します。スピード決着となった前々走の山鳩賞では、2着のカンシャノココロに9秒あまりの差を付けて快勝していますから、軽馬場になりそうな今回はきっと馬券に絡んでくれそうです。
 ほかでは、ホクショウマサルとアサヒメイゲツに穴の期待をかけます。方やハンデ頭で、もう一方は最軽量。どっちも軽い馬場を味方にできそうな馬で、大河原、安部の両騎手に乗り替わったのも魅力。一発があってもおかしくないと思うのですが・・・。
 馬券は今回も、カイシンゲキを軸に印を付けた馬へ3連単マルチ流し。「あめあめフレフレ」と唱えながら応援してみます。では、今回はこのへんで。

 ◎カイシンゲキ
 〇カゲホウトウ
 ▲ホクショウメジャー
 △アサヒメイゲツ
 △ホクショウマサル
 △カンシャノココロ

 3連単1頭軸マルチ
 9→8,5,4,7,10 100円 計6000円

9/20銀河賞予想 斎藤修

山鳩賞を評価してカイシンゲキ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9カイシンゲキ
 ◯10カンシャノココロ
 ▲4アサヒメイゲツ
 △2シンザンボーイ
 △8カゲホウトウ
 △6センゴクイチ

 3連単1頭軸マルチ
 9→2,4,6,8,10 100円 計6000円

今週の見どころ(9/19~9/21)

2015年9月18日(金)

 9月20日(日)のメインには、4歳シーズン二冠目・銀河賞が組まれています。過去5年の勝ち馬で、一冠目・柏林賞、二冠目とも勝ったのは、三冠馬になった2013年のホクショウユウキのみ。11、12年は、一冠目に不出走だった馬が勝利し、10、14年は、一冠目5着以下からの巻き返し。なかなか柏林賞とは直結しにくい重賞といえるかもしれません。
 また、20日(日)、21日(祝・月)の準メイン第9レースには2歳馬による特別戦も組まれており、こちらも見逃せません。

帯広競馬場でのイベントはこちら
名古屋競馬場でのイベント(9/23)はこちら
JRA馬事公苑でのイベント(9/23)はこちら

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【第12回開催4日目】
 9月19日(土)のメイン第10レースは、帯広大正メークインまつり杯(A2級混合・20:10発走予定)。A1級1頭、A2級6頭が争います。
 今季、A2級特別(混合戦含む)で4戦2勝、2着2回というトモエエーカンが中心。特別戦で賞金別定5キロを課されるようになってからも、キリンビール杯(8月10日)1着、前開催のサッポロばんえい缶発売記念2着と力を示しています。今回はA1級馬もいますが、前走から据え置きの705キロなら大崩れは考えられません。
 ホクショウサスケは、サッポロばんえい缶発売記念(A2・B1級決勝混合)で4着。障害に安定感がないのは相変わらずでしたが、決め手を生かして、2着トモエエーカン(勝ち馬と同タイム)と3秒8差なら悪くありません。平場戦を経ずに、続けて700キロの重量で使われる今回、前進があるかもしれません。
 サクラリュウは、8月23日のオーガスト特別(A2級)では第2障害3番手クリアから3着。同じ開催で稲妻賞(3歳以上選抜)が組まれていたため、トモエエーカンは不在でしたが、悪くない結果でした。今回は1開催空けての出走で仕上がり具合がポイントです。

【第12回開催5日目】
 9月20日(日)のメイン第10レースは、4歳シーズン三冠の第2弾・第23回銀河賞(20:10発走予定)。重量格による別定重量で争われ、ハンデ差は最大50キロです。
 一冠目・柏林賞4着のホクショウメジャー(710キロ)に注目。3番手のまま粘り込むかと思われましたが、末脚切れるカイシンゲキにゴール前で差されてしまいました。その後6戦して、1勝を含む4着以内5回とB1級で善戦続き。すんなり先手を奪えれば侮れません。
 アアモンドセブン(700キロ)は、柏林賞では障害2番手クリアから2着。逃げ切り勝ちを収めたカゲホウトウには完敗でしたが、力をつけているのは間違いありません。
 そのカゲホウトウ(730キロ)は、前走の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)でも逃げて、3歳馬コウリキの2秒0差2着に好走。柏林賞時はB2格付で、今回はA1へ昇級してハンデはきつくなりますが、どこまでやれるでしょうか。
 アサヒメイゲツは最軽量690キロが魅力。柏林賞は7着でしたが、その後は7戦して3勝、2着1回など好調キープ。障害さえ無難にこなせれば、鋭い決め手に警戒が必要でしょう。
 柏林賞3着馬で、前哨戦の山鳩賞(4歳オープン)を楽勝したカイシンゲキ(720キロ)も楽しみ。柏林賞、山鳩賞とも不出走ながら鈴木恵介騎手が手綱のシンザンボーイ(710キロ)、同じく両レースとも不出走ながら前走のB2級-1組特別を逃げ切ったゴールデンフジ(710キロ)も侮れません。

 この日の第9レースは、いちい賞(2歳牝馬オープン・19:30発走予定)。1着馬に重賞・ナナカマド賞(10月12日)への優先出走権が与えられます。
 8月9日に実施された白菊賞(2歳牝馬オープン)を1番人気で制したグレースゴールドに引き続き期待。第2障害を先頭で越えたものの、ゴール前で一杯に。3番手から追ってきたヒカルナナヒメが先頭に立ちましたが、すぐに立て直されると、コンマ3秒先着しています。今回も唯一、賞金別定5キロ増となりますが、特別戦を勝っている実績を信頼したいです。
 相手筆頭はもちろん白菊賞2着のヒカルナナヒメ。2連勝中のダンツァーレドンナは初の一線級相手でどこまでやれるでしょうか。

【第12回開催6日目】
 9月21日(祝・月)のメイン第10レースは、野分特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(9月13日)、B2級-2組(12日)の両予選上位馬による一戦です。
 期待したいのはB2級-2組予選の勝ち馬コサカコブラ。第2障害ひと腰先頭で越えるとあっさり逃げ切っています。今回、相手はやや骨っぽくなりますが、前々走のオッズパーク杯ベガ特別(B2級-2組)2着という実績をを考えれば、好走はほぼ間違いないところでしょう。
 B2級-1組予選は、センゴクイチ(今回は回避)が障害2番手から抜け出して快勝しましたが、注目は離れた障害クリアから2着に追い込んだフェアリードール。前々走の不知火特別(B2級-1組)でも2着でしたが、逃げ切り勝ちを収めたゴールデンフジをコンマ1秒差まで追い詰めての惜敗でした。引き続き賞金別定5キロ増ですが、決め手を生かして上位争いできそうです。
 不知火特別6着のチェイスアドリームは、続くB2級-1組予選では5着でしたが、障害は立て直されており、好ムードで臨めそう。
 B2級-2組予選5着のライデンティダは特別戦に替わって警戒が必要。ベガ特別4着で、B2級-2組予選3着コウコサンネンセイは障害力を生かしての前残りがあるかもしれません。

 この日の第9レースは、青雲賞(2歳牡馬オープン・19:30発走予定)。前日のいちい賞と同様、1着馬に重賞・ナナカマド賞(10月12日)への優先出走権が与えられます。
 今年の2歳牡馬は粒ぞろいで、どの馬が勝っても驚けませんが、ひとまず中心はメンバー中、最多の4勝を挙げているアラワシキングでしょう。1開催空けての実戦だった前走の2歳A級-1組(9月6日)では終いの伸びがいまひとつで6着。しかし、ここが目標であれば評価を下げる必要はなさそうです。
 前走でアラワシキングを破っているフウジンライデン、1組戦で2度の2着があるサクラダイチ、勝ちっぷりのよさが目立つムサシブラザーらも接戦に持ち込める力があります。

岩見沢記念 予想結果

2015年9月15日(火)

斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×8R=48,000円

斎藤 +274,460円
須田  +54,780円
山崎  -20,520円
矢野  -22,440円

9/14岩見沢記念回顧

2015年9月14日(月)

オイドンが久々の重賞制覇!

 14日(月)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のオイドンが優勝。2013年1月の天馬賞以来となる重賞6勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.トレジャーハンター 20.4
 2.コウシュハウンカイ 3.6
 3.オイドン 5.2
 4.オレノココロ 3.4
 5.ホクショウユウキ 12.9
 6.アオノレクサス 28.8
 7.キタノタイショウ 8.1
 8.インフィニティー 4.9
 9.ホリセンショウ 60.6

 勢いのある5歳馬オレノココロとコウシュハウンカイが人気に推され、堅実なレースぶりを見せているインフィニティーとオイドンが続くオッズ。重量を積まれた若駒に対し、古豪が意地を見せるのか、馬場水分2.9%のなかスタートが切られました。

 道中はトレジャーハンターやインフィニティーがペースをコントロール。これにキタノタイショウ、ホリセンショウあたりが加わり、一進一退の攻防を繰り広げます。ただ、他馬も離されることなく続いて第2障害を迎えました。
 先に障害に取りついていたインフィニティーとホリセンショウが最初に仕掛け、ひと呼吸置いてオレノココロ、オイドン、ホクショウユウキも登坂を開始。そのなかからインフィニティー、オレノココロ、オイドンがほぼ並ぶようにして先頭で突破します。ホクショウユウキ、ホリセンショウも少し遅れてクリアし、コウシュハウンカイがその後ろ。勝負のゆくえは、この6頭に絞られました。
 しかし、残り30メートルの手前で抜け出した2頭、オレノココロとオイドンの脚いろは軽快。馬体を併せながら、グングンと他馬を引き離します。その2頭の争いも終始オイドンがアタマ差からクビ差ほど前に出て抜かせず、息の詰まるような叩き合いを展開。そして残り10メートルを切ったあたりで、オレノココロの脚いろが若干鈍って決着。オイドンが先頭でゴールを果たし、伝統の岩見沢記念の勝者として名を刻みました。2着はオレノココロで、さらに8秒8差の3着にインフィニティーが入線しました。

 前述の通り、オイドンは重賞6勝目。ただ、これまでの5勝はすべて世代限定重賞で、古馬重賞は初制覇となりました。5歳馬に比べて重量面で恵まれたのは否めませんが、2歳時から活躍してきた同馬の復活は明るい話題。最後まで抜かせなかったレースぶりも良く、今後の活躍が期待されます。
 2着のオレノココロは北斗賞2着に続く重賞好走。しかも10キロ余計に課せられていただけに、価値のある2着といえます。負担重量がさらに増えてどうか、という不安はありますが、今後も目が離せない存在であることは間違いありません。

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安部憲二騎手「ファンに人気のあるオイドンがなかなか古馬重賞で結果を残せておらず、自分のふがいなさも感じていましたが、今回勝つことができて本当に良かったです。前走で良い走りを見せて今回に臨め、馬場状態にもハンデ面にも後押しされて、思い切ったレースができました。道中は流れを見ながらと思いましたが、オイドンは頑固な性格なので折り合いを大事に騎乗しました」

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