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9/14岩見沢記念回顧

オイドンが久々の重賞制覇!

 14日(月)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のオイドンが優勝。2013年1月の天馬賞以来となる重賞6勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.トレジャーハンター 20.4
 2.コウシュハウンカイ 3.6
 3.オイドン 5.2
 4.オレノココロ 3.4
 5.ホクショウユウキ 12.9
 6.アオノレクサス 28.8
 7.キタノタイショウ 8.1
 8.インフィニティー 4.9
 9.ホリセンショウ 60.6

 勢いのある5歳馬オレノココロとコウシュハウンカイが人気に推され、堅実なレースぶりを見せているインフィニティーとオイドンが続くオッズ。重量を積まれた若駒に対し、古豪が意地を見せるのか、馬場水分2.9%のなかスタートが切られました。

 道中はトレジャーハンターやインフィニティーがペースをコントロール。これにキタノタイショウ、ホリセンショウあたりが加わり、一進一退の攻防を繰り広げます。ただ、他馬も離されることなく続いて第2障害を迎えました。
 先に障害に取りついていたインフィニティーとホリセンショウが最初に仕掛け、ひと呼吸置いてオレノココロ、オイドン、ホクショウユウキも登坂を開始。そのなかからインフィニティー、オレノココロ、オイドンがほぼ並ぶようにして先頭で突破します。ホクショウユウキ、ホリセンショウも少し遅れてクリアし、コウシュハウンカイがその後ろ。勝負のゆくえは、この6頭に絞られました。
 しかし、残り30メートルの手前で抜け出した2頭、オレノココロとオイドンの脚いろは軽快。馬体を併せながら、グングンと他馬を引き離します。その2頭の争いも終始オイドンがアタマ差からクビ差ほど前に出て抜かせず、息の詰まるような叩き合いを展開。そして残り10メートルを切ったあたりで、オレノココロの脚いろが若干鈍って決着。オイドンが先頭でゴールを果たし、伝統の岩見沢記念の勝者として名を刻みました。2着はオレノココロで、さらに8秒8差の3着にインフィニティーが入線しました。

 前述の通り、オイドンは重賞6勝目。ただ、これまでの5勝はすべて世代限定重賞で、古馬重賞は初制覇となりました。5歳馬に比べて重量面で恵まれたのは否めませんが、2歳時から活躍してきた同馬の復活は明るい話題。最後まで抜かせなかったレースぶりも良く、今後の活躍が期待されます。
 2着のオレノココロは北斗賞2着に続く重賞好走。しかも10キロ余計に課せられていただけに、価値のある2着といえます。負担重量がさらに増えてどうか、という不安はありますが、今後も目が離せない存在であることは間違いありません。

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安部憲二騎手「ファンに人気のあるオイドンがなかなか古馬重賞で結果を残せておらず、自分のふがいなさも感じていましたが、今回勝つことができて本当に良かったです。前走で良い走りを見せて今回に臨め、馬場状態にもハンデ面にも後押しされて、思い切ったレースができました。道中は流れを見ながらと思いましたが、オイドンは頑固な性格なので折り合いを大事に騎乗しました」

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