ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2014年12月 | メイン | 2015年2月 »

2015年1月 アーカイブ

<<前へ 12345

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

安定感抜群コウシュハウンカイ

 帯広記念の結果がどうなったかわからない、というタイミングでこの予想を書いています。新年早々、2戦続けて当たったらどうしましょう?

 ではここで問題。今回の天馬賞に出走する馬の中で、2歳時のナナカマド賞、3歳春のイレネー記念、その後のばんえい皐月賞、とかちダービー、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞、ばんえいダービー、4歳になってからの柏林賞、銀河賞(すべて同世代限定重賞・特別)で1度も4着以下に落ちたことがない(必ず馬券圏内に入ってきた)のは、どの馬でしょう?
 正解は、そうコウシュハウンカイです。とにかく安定感抜群。今回はこの馬を軸に買いますよ。そしてもう1頭、去年のドリームエイジカップで同馬より10㎏重い重量で先着したオレノココロは強敵中の強敵。ここは同重量戦ですから、オレノココロを買うべきなのでしょうが、一筋縄ではいかないばんえい重賞なので、2頭軸マルチの3連単を買ってみるのがおもしろいと思います。
 買い方は、ダイコクパワー、セイコークイン相手(計12点)を300円ずつと、クインフェスタ、コウシュハクィーン、ショウチシマシタ、イッキフジ相手(計24点)を100円ずつとしました。

 ◎5コウシュハウンカイ
 ○10オレノココロ
 ▲7ダイコクパワー
 △6セイコークイン
 △1クインフェスタ
 △4コウシュハクィーン
 △8ショウチシマシタ
 △9イッキフジ

 3連単2頭軸マルチ
 5,10→7,6 300円 計3600円
 5,10→1,4,8,9 100円 計2400円

 手堅いようで手堅くもなく、ソコソコの高配当馬券も含まれた予想になっていると思うのですが、いかがでしょう?
 なお、3日も川崎競馬場で場立ち予想会を開催しますので、みなさんお誘い合わせの上、ご来場ください。では、今回はこのへんで。

1/3天馬賞予想 須田鷹雄

実績馬の2頭軸で

 定量ならば◎オレノココロで決まりかと思っていたのだが、引いたのは10番枠。全レース内寄せだった時代の10番枠に比べれば問題は小さいのだが、アタマ鉄板とは言いづらい形になってきたのも事実だ。

 そこで、馬券圏内が望める相手をもう1頭選び、軸2頭マルチで行く。結局◎の1着だったとなると払い戻しを減らすことになるが、◎の3着だとやや高めが望める。
 
 その相手、○はコウシュハウンカイ。実は純然たる世代限定戦ではナナカマド賞にはじまり銀河賞まで、すべて馬券に絡んでいる。大敗したのは3歳時のはまなす賞と4歳時のポプラ賞で、いずれも上の世代と絡んでのもの(当該レースで同世代に負けてはいるのだが)。さらに自身が年長になったはまなす賞で堂々優勝した。ここは◎を逆転するシーンも考えられる。

 ▲以下は6000円にはまりやすいように5頭指名。相手と順番によってはガミリもあるが、できれば3頭目人気薄+順番高めで来てほしいものである。

 ◎10オレノココロ
 ○5コウシュハウンカイ
 ▲4コウシュハクィーン
 ☆9イッキフジ
 △1クインフェスタ
 △6セイコークイン
 △7ダイコクパワー

 3連単軸2頭マルチ
 5,10→1,4,6,7,9 200円 計6000円

帯広記念 予想結果

矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×18R=108,000円

矢野  +23,020円
須田  -85,640円
斎藤  -94,260円
山崎 -104,400円

1/2帯広記念予想 山崎エリカ

高重量戦ならインフィニティーの出番

 ばんえい記念の次に基礎重量が重い帯広記念。最近の重賞は馬場が軽くて決着タイムも速いために、スピードのある馬が活躍することもしばしばですが、さすがに890㎏(牝馬870㎏)の高重量戦ともなると、雪が降ってある程度は馬場が軽かったとしても、スピードだけでは押し切れないはず。

 よって、◎には昨年のばんえい記念の勝ち馬インフィニティーを推します。この馬は昨年11月のドリームエイジカップを勝利しているようにここへ来て調子を上げています。近2走のオープン戦では序盤で置かれて、ドリームエイジカップで破ったオイドンや、ニュータカラコマに先着を許していますが、この2頭はスピードを生かすタイプ。高重量戦なら条件好転でしょう。

 ○は今シーズンは2度重賞を使われて、着外に敗れていますが、昨シーズンのドリームエイジカップでは1着、チャンピオンカップでは2着のトレジャーハンター。今回は、前走で重量500㎏の軽量戦から一気の重量増という点が嫌われているようですが、昨年のチャンピオンカップは重量500㎏のスピードスター賞4着からの巻き返しでした。この馬はもともと軽量戦で活躍していた馬だけに、スピードタイプのイメージが強くありますが、実は、年齢を重ねて高重量戦向きになったフクドリのような馬と見ています。確かに直線でパッタリ止まってしまうことがあるのが玉に瑕ですが、配当妙味タップリなので狙う価値は十分あるでしょう。

 ▲は昨年のこのレースの勝ち馬でばんえい記念3着のホリセンショウ。近走はひと息でしたが、前走ではオリオン特別で逃げ切り勝ち。逃げ一手のタイプだけに、なるべくなら軽馬場が理想のタイプです。同型インフィニティーよりも10kg軽い重量で障害を先頭でクリアなら、昨年の再現が期待できるでしょう。

 △は昨年のばんえい記念の2着馬フクドリ。今シーズン初めは絶不調でしたが、秋の岩見沢記念で5着と調子を取り戻し、北見記念では初重賞制覇しました。この馬は年齢を重ねてより高重量戦タイプとなっているので、巧みな障害力を生かしての再度の一発を狙います。

 他では今年7月の北斗賞の勝ち馬ニュータカラコマ。この馬は同世代のオイドンの良きライバルで、かつては障害が課題も、抜群の決め手の持ち主でした。しかし、昨年の秋口から障害が上手になり、障害であまり心配をすることが少なくなった反面、かつての決め手が使えなくなってきているのも事実。それが近走の終いの甘さに繋がっているのでしょう。重量910㎏の今回は過大評価できませんが、馬場が軽いことを考えると過小評価もできません。

 あとは4歳シーズンの3冠馬で、昨シーズンのドリームエイジカップ2着、今年は岩見沢記念1着、北見記念2着のホクショウユウキ。今回の重量900㎏は初めてですが、820㎏までは実績があるので特に問題はないでしょう。この馬は北見記念2着以降は下降線でしたが、前走では2~3走前で崩れた障害を修正してきたように良化が見込めます。

 ◎ (4)インフィニティー
 ○ (9)トレジャーハンター
 ▲ (6)ホリセンショウ
 △ (3)フクドリ
 △ (2)ニュータカラコマ
 △ (1)ホクショウユウキ

 馬複
 4-9,3,2,1 1000円 計4000円
 4-6 1200円
 9-6,3,2,1 200円 計800円

1/2帯広記念予想 須田鷹雄

2015年1月 1日(木)

高重量で再度ホリセンショウ

 やるたびに結果が変わる古馬重賞。ここは重賞戦線から一度離脱していたことをむしろ良しとして、◎ホリセンショウから入ってみたい。
 3連単で40万円近い大穴を演出したのがちょうど一年前の帯広記念。続けてばんえい記念でも好走したのだから、この馬はやはり高重量のほうが良いはずで、しかも他馬に対して自身が有利な890キロで出走できるここはいかにも走り頃だ。

 ○にインフィニティー。いまの状況だと近場の重賞を勝った馬をリピートするのは嫌なのだが、この馬は直近4回の重賞が4,4,3,1着で、いまの古馬勢では安定している。しかも今回はオープンに上がってはじめて鈴木恵騎手への乗り替わり。好走の確率は高いと見る。

 馬券は◎○の軸2頭で3連単のマルチ。相手筆頭は▲キタノタイショウ。買うと来ない、買わないと来るタイプだが、それだけに端枠で嫌われそうなここで敢えて買いとしてみる。

 ◎6ホリセンショウ
 ○4インフィニティー
 ▲10キタノタイショウ
 ☆2ニュータカラコマ
 △9トレジャーハンター
 △1ホクショウユウキ
 △3フクドリ

 3連単2頭軸マルチ
 4,6→1,2,3,9,10 200円 計6000円

<<前へ 12345
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.