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2015年1月 アーカイブ

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1/25ヒロインズC予想 矢野吉彦

2015年1月23日(金)

連覇を目指すダイリンビューティ

 めでたく天馬賞が的中! 年間黒字確保に手が届くところまできました。現時点でプラス2万7000円あまりということは、今回のヒロインズカップで3000円稼いでプラス3万円台に乗せれば、残る重賞が5戦となるので、黒字確定です。何とか当てて、後をラクにしたいですね。

 で、ここは、去年の優勝馬ダイリンビューティを筆頭とする"古馬勢"VSナナノチカラ率いる"明け5歳勢"という図式になりました。おととし、5歳馬のブラックパールが優勝したときは、6歳以上が750~770㎏に対して740㎏と重量面での有利さがありましたが、去年のレースでは5歳馬2頭が750㎏を背負わされ、3、9着に敗れています。今年の5歳勢は760~770㎏と、古馬に対しての有利さは全くなし。そうなると、古馬勢有利かなと思ってしまいます。
 なので、私が期待するのは連覇を目指すダイリンビューティ。去年と同じ760㎏の重量なら、今回も頑張ってくれるでしょう。1着固定の3連単と1頭軸3連複で行きます。
 相手は、単純に重賞優勝経験を持つ馬にしてみました。タケノビジン、ナナノチカラ、タカラハヤヒメ、ニシキエース、コウシュハクィーンの5頭。3連単を100円ずつ(計2000円)と3連複を400円ずつ(計4000円)という配分。穴っぽい馬も入っているので、そういう馬が健闘してくれることを祈りましょう。

 ◎ダイリンビューティ
 ○ニシキエース
 ▲ナナノチカラ
 △コウシュハクィーン
 △タカラハヤヒメ
 △タケノビジン

 3連単
 7→8,3,9,4,1→8,3,9,4,1 100円 計2000円
 3連複
 7-8,3,9,4,1 400円 計4000円

 さぁ、黒字確定なるか?では、今回はこのへんで。

1/25ヒロインズカップ予想 斎藤修

ダイリンビューティの連覇に期待

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7ダイリンビューティ
 ◯5セイコークイン
 ▲8ニシキエース
 △10キュートエンジェル
 △2アアモンドマツカゼ
 △3ナナノチカラ

 3連単1頭軸マルチ
 7→2,3,5,8,10 100円 計6000円

今週の見どころ(1/24~1/26)

 1月25日(日)のメインには、ヒロインズカップが組まれています。4歳以上牝馬による唯一の重賞。近年とは違い今年は5歳馬が4頭というフレッシュなメンバー構成となりました。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第22回開催1日目】
 1月24日(土)のメイン第10レースは、吹雪特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 前開催に行われた山羊座特別(A2級-1組)の勝ち馬イッキフジが次週の5歳限定オープンへ、また同2、3着馬も25日の重賞・ヒロインズカップへ出走予定のため、やや手薄なメンバーとなりました。
 注目は山羊座特別には不出走だったテルシゲでしょう。昨季はA2級特別(混合戦含む)で、1勝、2着1回、3着2回など好走を続け、11月からの始動となった今季も、2戦目の十勝岳特別(11月29日・A2・B1級決勝混合)で第2障害2番手クリアから差し切り勝ちを収めています。前走のA2級-2組混合も同じようなレースで勝ち星をゲット。障害への不安もなく、軸として期待できそうです。
 相手筆頭はアアモンドヤマト。山羊座特別では1番人気で7着でしたが、勝ちにいく積極的な競馬をした結果、障害でのキレを欠いたもの。強力な先行タイプだった上位3頭が不在という今回のメンバーを考えれば、マイペースに運んで巻き返しが見込めそうです。
 山羊座特別が9着だったトモエエーカンも、もともとは障害巧者。流れが落ち着きそうなここは、上位争い必至でしょう。
 サカノテツワンは、山羊座特別で今回のメンバー中最先着の4着。障害次第では、持ち前の決め手が炸裂する場面もありそうです。

【第22回開催2日目】
 1月25日(日)のメイン第10レースは、重賞・第25回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:10発走予定)。クラス別定重量戦で争われる、ばんえいの古馬女王決定戦です。
 このレース連覇を目指すダイリンビューティ(760キロ)に注目。前哨戦のレディースカップ(12月14日)は、逃げ切り寸前で、ニシキエースに差されてコンマ4秒差の2着惜敗。その後も2、2、4、3着と障害巧者らしい安定したレースを披露しています。今回の760キロは、9秒4差の圧勝だった昨年と同じ負担重量。近況の充実度を考えても女王にいちばん近いのはこの馬といえそうです。
 4頭参戦している5歳馬にとって、今回の負担重量は未経験ですが、クインフェスタ(760キロ)に注目できそう。4歳シーズン女王決定戦・クインカップ(11月9日)では同重量ナナノチカラの1秒6差2着でしたが、10キロ差がついたレディースカップでは3着と、先着を果たしています。その後、天馬賞で740キロ(5着)と今回に近い負担重量も経験しており、見せ場以上が見込めるでしょう。
 ナナノチカラ(770キロ)は、これまで、クインカップ(1着)、レディースカップ(4着)などでの710キロを超える重量経験がありません。ですが、いざ障害を越えてしまえば、世代屈指の決め手で差し切るシーンも一考できます。
 天馬賞で牝馬最先着の3着セイコークイン(760キロ)は、前走のA1級戦では見せ場なしの10着でしたが、10コースに入った不運もあったかもしれません。
 アアモンドマツカゼ(770キロ)は、レディースカップが7着。障害で苦戦したのが響きましたが、前走のオープン・A1級決勝混合特別では、一転、抜群のカカリ。障害を先頭で越えると、決め手上位のオープン馬ホッカイヒカルにこそ捕まったものの、コンマ6秒差2着と大健闘しています。昨年のこのレース(4着)以来の770キロですが、勢いをつけて臨めそうです。

 【第22回開催3日目】
 1月26日(月)のメイン第10レースは、六花特別(A1級混合・18:05発走予定)。オープンの4頭にA1級の5頭が挑みます。
 前開催のガーネット特別(オープン・A1級決勝混合)を使われていた馬が5頭おり、なかでも2番人気で5着だったホリセンショウに注目。障害のキレも悪くなく、好位で越えたものの、1~5着が3秒6差以内という決め手比べになったのが不運でした。今回は前走の1、2着馬が不在と戦いやすいメンバーでもあり、力どおりなら順当に巻き返してくるでしょう。
 アサヒリュウセイは、前開催ではオープン-2組に出走して2着で、2走使いのガーネット特別は回避しています。2走前のニューイヤーカップ(オープン・A1級混合)ではオイドンを破る金星を挙げており、調子はよさそうです。障害で置かれなければ決め手を駆使し、ホリセンショウを苦しめそうです。
 オープン-2組、ガーネット特別とも4着だったトレジャーハンターも引き続き上位をうかがう存在。
 2走前のA1級戦を勝ち、ガーネット特別が6着だったスギノハリアーも争覇圏でしょう。

今週の見どころ(1/17~1/19)

2015年1月16日(金)

 2014年に地方競馬で活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ2014」が発表され、ばんえい最優秀馬に、ばんえい記念の勝ち馬インフィニティー(牡・金田勇厩舎)が選出されました。今季は11月のドリームエイジカップを制しており、ばんえい記念(3月22日)2連覇へ向けどのような臨戦過程を歩むのかにも注目です。また、特別賞には、昨年2月に、ばんえい史上3人目となる通算3000勝を達成した大河原和雄騎手が選ばれています。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第21回開催4日目】
 1月17日(土)のメイン第10レースは、プロキオン特別(B1級-2・3組決勝混合・18:05発走予定)。B1級-2組(1月11日)、B1級-3組混合(12日)の両予選上位馬による一戦です。
 注目はB1級-3組混合予選の勝ち馬ショウチシマシタ。2着タカラハヤヒメとコンマ8秒という着差だけ見ると辛勝ですが、スムーズな登坂から押し切った危なげのないレースでした。明け5歳馬は、年明けから平場戦(予選)での減量がなくなりますが、特別戦では引き続き10キロの減量が適用されるのが有利で、連勝が期待できそうです。
 同予選3着スーパーオーサンは今季33戦して1勝、2着5回、3着9回(着外7回)という堅実タイプ。特別戦でも、B2格付時代の昨年9月にB1級混合の千樹橋特別3着や、B1昇級後も4、3着と善戦を続けています。ここも勝ち切るまではどうかですが、大崩れもないでしょう。
 B1級-2組予選組では、3着レインボーライデンに注目。障害巧者ながら詰めに課題がありますが、前走は第2障害やや離れた4番手から差し脚を伸ばしてきました。ライデンロック、ジャングルソング、カツオーカンといったB1級の実績馬が先週の1組特別に出走して不在という相手関係を考えれば、引き続き上位争いできそうです。
 同予選を含め2連勝中のライトアームは障害次第の面はあるので、特別戦では信頼の置きにくいタイプですが、近走のカカリならここでも好勝負必至といえます。

【第21回開催5日目】
 1月18日(日)のメイン第10レースは、睦月特別(オープン-1組・18:05発走予定)。帯広記念(1月2日)が終わると、古馬重賞は、3月1日のチャンピオンカップまでありません。
 直近のオープン特別は、帯広記念の前日に行われたニューイヤーカップ(オープン・A1級混合)。同レースで1番人気・2着のオイドンに注目します。収得賞金順では帯広記念への出走も可能でしたが、見送ったのは負担重量などを考慮してのことでしょう。トップハンデを課せられ、20キロ軽かったアサヒリュウセイの決め手に屈しましたが、コンマ3秒差であれば負けて強しといえます。今回はオープン馬の限定戦ですが、ハンデ面では有利な立場。3走前の師走特別、2走前のホワイトクリスマス賞の両オープン特別で、今回の出走全馬を破って連勝している実績を考えれば、主役は譲れません。
 師走特別、ホワイトクリスマス賞とも2着だったニュータカラコマが相手筆頭。前走帯広記念は7着でしたが、実績ある重量に戻れば、決め手が生かせそうです。
 師走特別、ホワイトクリスマス賞が連続3着だったインフィニティーや、師走特別4着などオープン特別で善戦を続けるコウシュハウンカイも争覇圏でしょう。

 【第21回開催6日目】
 1月19日(月)のメイン第10レースは、ガーネット特別(オープン・A1級決勝混合・18:05発走予定)。オープン-2組(1月11日)、A1級(10日)の両予選上位馬による一戦です。
 A1級予選の勝ち馬スギノハリアーに注目。逃げ切りを狙う1番人気ハクタイホウを、第2障害3番手クリアから早々に捕えると6秒9突き放す完勝でした。今回はその2着馬ハクタイホウが回避。着差を考えると3着以下の馬にも先着されるシーンは想像しにくいものがあります。今回はオープン馬も相手ですが、オープン・A1級混合特別で、何度も好走している実績を考えれば中心として期待が持てそうです。
 オープン-2組予選は、ホッカイヒカルが障害2番手から抜け出して完勝。障害を5番手で越えたアサヒリュウセイが2着に追い込んで、決め手ある馬同士の決着となりました。今回はA1級混合で流れも速くなりそうなので、逃げて4着だったトレジャーハンター、一旦は2番手に上がる場面を作って3着ホリセンショウの巻き返しもありそうです。

今週の見どころ(1/10~1/12)

2015年1月 9日(金)

 ばんえい十勝は年始の連続開催を終え、今週から土曜・日曜・月曜の通常日程へと戻ります。なお、3月16日(月)までの期間は薄暮開催として実施され、発走予定時刻が、第1レース・13:00、メイン第10レース・18:05となります。なお、スカパー!プレミアムサービス(701~703ch)での実況中継の放送時間も12:00~18:00へと変更になりますのでご注意ください。

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【第21回開催1日目】
 1月10日(土)のメイン第10レースは、カシオペア特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 1月4日に行われた新雪特別(B1級-1組)のほぼ再戦。第2障害を先頭で越え2着だったカツオーカンに期待します。これで3走前のおおいぬ座特別(B1級-1組)、2走前のB1級-1組(12月21日)から3戦連続2着と好勝負を続けています。前走は決め手のあるジャングルソングにしてやられましたが、同馬は障害次第の面があるのに加え、今回はハンデが厳しくなっているため、今度こそカツオーカンが逃げ切ってくれそうです。
 コサカコブラは、新雪特別では離れた障害クリアながら3着に追い込みました。2走前のB1級-1組(12月21日)は9着と惨敗していましたが、実績ある特別戦で巻き返しに成功しています。引き続いての特別戦であれば、注目が必要でしょう。
 ライデンロックは、1番人気に推された新雪特別が5着。近3走では1戦ごとに負担重量が増えてきた影響もあったのか、障害で苦戦し末脚のキレが見られませんでした。しかし、今回は前走から据え置きの735キロで慣れが見込めるため、巻き返しがあるかもしれません。
 同じく新雪特別では末脚不発で4着だったキタノサムライや、もともとは障害巧者である同7着ピカイチの浮上にも期待したいです。

【第21回開催2日目】
 1月11日(日)のメイン第10レースは、山羊座特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 10頭中8頭が、ばんえい十勝金杯(1月5日・A2級-1組)を使われていましたが、注目したいのは不出走だった5歳馬2頭からダイコクパワー。前開催は明け5歳重賞・天馬賞に出走し8着でしたが、A2級特別(A1級との混合を含む)では5戦して2着2回、3着1回と善戦も多い成績。3走前の初雪特別(A2級-1組)では、逃げ切り勝ちを収めたアアモンドヤマトの2着に追い上げています。明け5歳馬には、引き続き特別戦では10キロ減の特典があるのも有利。大きく障害で置かれなければ、差し切るシーンが期待できそうです。
 もう1頭のばんえい十勝金杯不出走馬イッキフジは、天馬賞でダイコクパワーに先着しての6着。今回がA2昇級後、初の自己条件戦ですが、B1級ではオープン経験馬ライデンロックと互角に渡り合っており、格負けしません。
 ばんえい十勝金杯は、アアモンドヤマトらほぼ同時に先頭で障害を越えた4頭の叩き合いとなり、なかでも決め手に勝るトモエエーカンが1着でしたが、同馬は今回ハンデが5キロ増。2着グランドペガサスが昇級したこともあり、負担重量が据え置きの3着アアモンドヤマト、4着ダイリンビューティに逆転のチャンスもありそうです。

 【第21回開催3日目】
 1月12日(祝・月)のメイン第10レースは、ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:05発走予定)。11月30日に行われた3歳牝馬限定重賞・ばんえいオークスの8着馬を除く9頭と、B4級-2組を勝ち上がってきたワイルドヒメによる争いです。
 定量戦のばんえいオークスは、断然人気のキサラキクが逃げ切って力の違いを見せつけましたが、今回はトップハンデを背負います。2番人気で5着に敗れたアサヒメイゲツの巻き返しがありそう。世代屈指の決め手を駆使して、突き抜ける場面が見込めます。
 ばんえいオークスが4着だったアアモンドセブンは、その後6戦して3勝、3着1回、5着2回と好調。連勝を収めた近2走で、今回も出走しているB3級の4頭すべてを破っています。B4級も3頭いるというメンバーに入っては、格を考えても大崩れは考えにくいところでしょう。
 実力上位のキサラキクは、ばんえいオークスのように勝ちにいけば「あっさり」もありそうですが、ハンデを考え慎重な競馬をすると、先行する軽量馬たちを捕えらきれずに終わる可能性も否定できません。

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