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12/28ヤングチャンピオンシップ回顧

センゴクエースが力の違いを見せつける!

 28日(日)は重賞・ヤングチャンピオンシップ(2歳産地選抜)が行われ、北見産駒特別を勝ち抜いた単勝1番人気センゴクエースが優勝。デビューから8連勝を果たし、ナナカマド賞に続く重賞2勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.コウリキ 25.5
  2.シリウス 67.6
  3.ワタシハサクランボ 9.7
  4.センゴクエース 1.3
  5.イワキテンショウリ 32.6
  6.サカノメイホウ 71.0
  7.キンメダル 15.2
  8.ホクショウキズナ 8.7
  9.テンカトウイツ 17.1
 10.メムロコマチ 23.0

 破竹の快進撃を続けるセンゴクエースを巡る争い。これに、安定した走りを見せるホクショウキズナ、ナナカマド賞3着のワタシハサクランボがどこまで迫れるかが焦点となりました。

 馬場水分2.5%でスタート。若駒のレースらしく、各馬勢いよく第1障害を突破します。その後も軽く脚を止める程度で推移し、やや縦長の展開で第2障害下にたどり着きました。
 ひと呼吸置いて仕掛けたのはホクショウキズナ。続いてワタシハサクランボ、センゴクエースなど人気どころも登坂を開始します。他馬が障害に苦しむなか、この3頭が早くも第2障害を突破。三つどもえの様相を呈して、ゴールまでの平坦路を迎えました。
 ところが残り30メートルを切ったところで、勝負は早くも終幕へ。ホクショウキズナの脚いろが一瞬鈍ったところでセンゴクエースが敢然と抜け出し、独走態勢を築きます。立て直したホクショウキズナも懸命に食い下がろうとしますが、差はむしろ開く一方。そのまま余力十分の手応えでセンゴクエースが逃げ切り、世代ナンバーワンの実力を見せつけました。ホクショウキズナはゴール前で苦しくなり後続の追撃にさらされますが、何とか粘って2着を確保。障害4番手で下りたキンメダルが3着、テンカトウイツが4着となりました。なお障害を3番手でクリアしたワタシハサクランボは、残り20メートル付近でパッタリと脚が止まってしまい、9着に敗れました。

 良血センゴクエースの勢いはとどまることを知らず、これで8連勝。現2歳世代では圧倒的な力を見せつけています。しまいもきっちり歩けており、1戦ごとにレースぶりが良くなっている印象。今後も順調に成長していけば、父母に並ぶような活躍が期待できそうです。
 2着のホクショウキズナは最後に後続に迫られたものの2着を堅守。センゴクエースに真っ向勝負を挑んでの結果だけに、価値の高い2着と言えます。一時の不振を完全に脱したのは明らかで、今後チャンスが回ってくる可能性も十分です。

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鈴木恵介騎手「ハンデがありましたが、能力のある馬なので自信はありました。無敗での出走ということにはプレッシャーは感じませんでした。レースでは最高のスタートを切ることができ、道中では先行の2頭がペースを速くしていたので、様子をみる感じで進めました。センゴクエースは能力のある馬だし、オープンクラスにも上がると思います。これからのばんえいを引っ張ってくれるスターホースに成長してくれると思います」

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